北摂・中山 ツツジとウグイス縦走    


天宮塚辺りから甲山
■目的地:中山(478.2m)<山域:北摂・宝塚市>
■2.5万図:広根・武田尾・伊丹・宝塚
■日にち:2005年4月29日(金)
■天気:晴れ
■同行者:嫁さん、裕太
■コースタイム:
  湯山台バス停 発(12:45)〜満願寺(13:05)〜中山縦走路東端分岐(13:40)〜
  最初の鉄塔(14:00-14:05)〜361.7m三角点(14:25)〜基準点No.4(14:55)〜
  中山最高峰(15:35-15:40)〜天宮塚(15:55)〜天王子川の谷道〜中山寺 着(16:55)

 HPに投稿して頂いているくまさんからメール。中山から大峰山へのレポート。
先々週はミツバツツジが満開間近との様子。今日は少し遅いかもしれないなぁ。でも
中山のツツジは見たことがないので、ひょっとしたらを期待して行ってみましょう。
 出遅れついでに早めに昼食を済ませて出発。珍しく家族3人での歩きとなる。
外は夏を思わせるような陽気。山は黄緑、薄緑で埋め尽くされている。

 湯山台から満願寺へ抜けて井植山荘の前を通る。春もしっとりとした庭園である。
この下からの山道は冬には何度も歩くが春は初めて。山火事の跡を覆い隠すほどに
緑に囲まれて、見まがうほどだ。Tシャツ一枚になる。
     
縦走路東端南の林
 さて縦走路東端に着いた。ここから少し露岩の登り。裕太はすいすいと登ってしまった。
嫁さんは不得意。一時引き返すと言い出すが裕太が先に登っていったので心配で観念した。
鉄塔の下は良い眺め。少し霞んでいる。暑い。裕太はペットボトルの半分を飲んでしまった。
     
第2鉄塔を振り返る
 山道は展望は良いものの陽射しが強いのは応える。山道はからからに乾いています。
ツツジはあまり残っていません。361.7m三角点の周りもそうですが、阪急不動産の
立入禁止看板が南側のあちこちに立てられています。ただでさえ浸食されている山が
またまた削り取られていくようで残念です。

 一旦、ゴルフ場の淵まで下りて登り返す。日陰は救い。コバノガマズミの白い花が涼しげ。
基準点の路地に着くと景色を楽しむよりも暑いなぁというのが先に来る。この辺りの
縦走路にはミツバツツジが未だ残っていて、頭上のピンクと落花の赤で華やかである。
ウグイスの声にも心なしか力がある。緑とピンクのトンネルが続く。長い。暑い。
文句も言わず歩く二人。嫁さんからは私の方が疲れている顔に見えると指摘されてしまった。
     
最高峰からの検見山
 やっと最高峰の三角点に到着。誰もいない。北の眺めは鳥脇山も大峰山もすっかり緑に
衣替え。足下の崩壊地にはツツジがまだ少し咲いている。
さて、あとは下るだけ。山頂展望所は寄らずに東尾根ルートを採る。少し登り返して天宮塚。
急斜面を下りると谷に出た。尾根より谷の方が涼しげ。沢音を聞きながら長い谷歩き。
なかなか良い感じである。堰堤が出てきた。ここからがまた長い。薄桃の淀みは桜の花弁。
     
涼しい沢沿いの道
 夫婦岩園地の道が合流する頃になると歩きやすい道になる。散歩の人や今からリュックで
登る人もいる。キャンプだろうか。裕太も今から登ってるよとささやく。
ツクバネウツギの白とコバノガマズミの白が緑にアクセント。
やっと着いた中山寺でお茶を買って飲み干す。冬と違い十分な水が必要な季節になりました。
嫁さんからは鳥の声がたくさん聞けて良かったよという感想でした。

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2005.5.1. BY M.KANE