大盛況・秋晴れ金剛山オフ    

お寺の萩  
 山頂・転法輪寺境内の萩   
■目的地:金剛山(1125m)   <山域:金剛山地・千早赤坂村・御所市>
■日にち:2001年9月24日(月)
■天気:晴れ
■同行者:納城さんご一家、のりかさん、フェアレディさん、ペンギンさん夫妻、
     たぬきさん夫妻、貴公子さん、笹倉さん、しまださん、杉崎さん、
     大加茂さん、えびたさん、田中さん、みーとさん、萌木さん (合計20名)

■コースタイム:妙見谷口 発(9:10)〜妙見滝(9:40-9:50)〜山頂(国見城趾)(11:05)〜
         展望台(12:10-12:20)〜植物園内で昼食(12:25-13:50)〜
        「星と自然のミュージアム」(13:55-14:10)〜カタクリ尾根へ(14:20)〜
        細尾谷道に合流(14:50)〜車道 着(15:20)

【秋晴れと彼岸花】 一昨日からのお彼岸三連休の最終日もいい天気。絶好のオフ日和。
肌寒くなってきた朝の陽を背にR309から望む金剛の山裾が黒い斜線を描く。
千早の地に入るとたわわに実った稲穂と盛りの彼岸花が賑やか。
 登山口バス停で貴公子さんを見つけたのでそばの駐車場に停める(\600)。間髪を入れずに
えびちゃんとお杉さんが到着。集合場所の喫茶店「ウッディハート」へ歩く。次々と顔ぶ
れがそろって簡単な自己紹介の後、出発。今日は幹事ののりかさんやフェアレディさんに加
えて「金剛山のHP」管理人さんである納城さんご一家にもご同行頂いて心強い限り。
R309から望む金剛山  
 R309から金剛山 
【渋い谷】 ゲートの脇から妙見谷へ入っていく。素朴な山道が沢沿いの細い道に変わる。
ロープを伝っての道もある。私にとって初めての金剛山だが、いきなり渋いルートで嬉しい。
野菊やツリフネソウ、アキチョウジなど花は多い。皆思い思いに写真を撮りながら進む。
妙見の滝では先行水遊び隊の三人と合流して小休止。沢の歩きはさらに続く。ゴミ一つない
きれいな沢。ナメもある。時折見上げると木漏れ日に光る緑がきれい。だんだんと傾斜が急
になり、ガレてきた。沢は源頭で枯れた先にササの茂る道を抜けるといよいよ稜線に近い。
大きなブナの木が現れ、幹の間から何処とも知れぬ展望がかいま見える。
妙見谷  
 谷を登る 
【賑わい】 ゲートをくぐって千早本道に合流。かわいい幼児が遊ぶ姿が微笑ましい。
転法輪寺の方へ近づいていくと妙見谷とは一転して人混みの中。国見城趾で大阪湾の眺めと
記念写真。眺めを肴に話が盛り上がる。転法輪寺の境内を左に入り萩の紅を横に見て、ブナの
林を通る。ここはなかなかいい感じの山道である。一の鳥居へ向かう途中で予定にはなかった
が芳村さんの提案で、私も含めたこの山初めて組はちょっと葛城神社へ寄っていく。最高所は
この神域で立入禁止となっている。神社から下ると大和葛城山が大きく見えた。一の鳥居手前
でのりかさんが花の先生に出会う。ダイトレルートを展望台へ下る途中、三角点のある湧出岳
の脇を歩いていると大加茂さんが山ネットの方と出会う。世間は狭い。
巻き道  
 山頂北面の巻き道 (しまださん提供)
【森の宴】 しまちゃんと腹減ったねと言いつつも、みんなに付いて展望台に登る。しかし、
登ってびっくり、大峰・台高のスカイラインがくっきり。紀泉の山並みも清々しい。山の話に
花が咲く。芝生広場の先に移って昼食。差し入れがおびただし。「一献」、二献。食後はのり
かさん企画のクイズで盛り上がり、しまださん・たぬきさんのオカリナが木々にしみ入る。
 星のミュージアムに移って望遠鏡で太陽黒点を見せてもらった。その下の階ではこの山の生
き物についても解説してある。ミュージアム前で小休止の後、ロープウェイ駅の方へ少し登る。
この間、街中の公園のようでとても1000mの地とは思えぬ人出である。
紀泉の山並み  
 展望台から紀泉の山並み 
【静かな林】 広い遊歩道が少し静かになった頃、脇に「山頂まで1.4km」という道標が立つ。
ここからササの茂る細い山道が下りている。納城さんの案内でバリエーションルートでの
ショートカット下山。判り難い入口だが、庭のように歩く人たちとの同行は心強い。
 急な傾斜が徐々に緩やかになると自然林から植林に変わる。植林の向こうでロープウェイの
箱が下りていった。水場で小休止。やがて倒木をまたぎ、沢を渡るとシルバーコースの別名が
あるという細尾谷に出あう。山道は林道伏見峠線に合流し、府道に出ると日射し眩しい。
 後日地図で確認したが、当日は話ながらの歩きでほとんどルートが頭に入っていない。(^^;
カタクリ尾根  
 カタクリ尾根を下る 
【帰路】 納城さんご一家とはロープウェイ前バス停でお別れ。ありがとうございました。少
し下った駐車場でたぬきさんから黒豆パンが振る舞われた。通りかかった結城さんにも手渡し
できて無事解散。フェアレディさんの車で登山口バス停まで載せていただく。最初から最後ま
でありがとうございました。
 行楽日和の夕刻は、R309の美原町域まで渋滞気味。しまださんや貴公子さんの車と相前
後しながら阪神高速に入るとあとは川西までノンストップでした。

  金剛山について   

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2001.10.14. BY M.KANE