暮れは、羽束山散歩     

山頂にあるお堂
暮れを待つお堂 
■目的地:羽束山(524m)<山域:北摂・兵庫県三田市>
■日にち:1999年12月19日(日)
■天気:曇り後晴れ
■同行者:家族
■コースタイム:
  香下寺 発 [280m](11:05)〜六丁峠(11:20)〜羽束山(11:35-12:10)〜
  六丁峠(12:25)〜香下寺 着(12:45)

【羽束山】 山頂にりっぱな鐘があるので、我が家では「ゴン山」で通っています。
三田市の整備などで手軽に登れ、北摂・大峰山から裏六甲や丹生山塊が一望できる。
 今日は、運動不足気味で外に出てみたいという嫁さんの希望でお手軽散歩。とは
いっても昨日あたりから寒気が押し寄せて寒い。雪が降るほどではないが。
丁石  
落ち葉に丁石 
【掃除された参道】 みんなよく判っている香下寺の横から登る。参道が明るい。
枝打ちしたような感じである。石段もよく掃除がしてあり、落ち葉があまりない。
林の中や道脇にはふわふわと落ち葉が積もり、いつもの丁石も枯れ葉に囲まれている。
 一家5人分のお湯を保温水筒4本に詰めて担いでいるためか、石段を登ると、はぁ
はぁと息が弾む。

【150万画素】 六丁峠から山頂方向の雑木林へ青いテープが新しい。直登ルートであ
ろうが、今日はファミリーハイクなのでパス。
 切り開きから千刈水源池や布見ヶ岳、古宝山などが良く見える。早速、買ったばか
りのFinePix1700zで写真を撮る。光学ズームと画素数アップで今までの写りとずいぶ
ん違う。丁度おじさんおばさんの団体さんが下りてきた。デジカメを見て、いろんな
ものがあるんやねと珍しげな顔。
 ここから先の巻き道も落ち葉が掃除してある。大変な作業であったろうと、その労
に思いを馳せながら歩かせていただく。
八幡神社から南の展望所  
八幡神社から展望所へ 
【暮れを待つ】 子ども達は先に山頂の鐘楼で勝手に鐘を突いている。あんまり突き
すぎたらまずいのであわてて登り出すが、ちゃんと1、2回でおさまった。
 お堂の前は、銀杏の葉が掃除した後からも少し積もり、晦日の薪に使うと思われる
丸太が用意してあった。静かに暮れを待つという絵である。
 八幡神社から南の展望所にいくと、この辺も妙に明るい。葉が落ちただけではない
ような感じである。展望盤のあるところからさらに少し下って露岩の空き地に着く。
子ども達は腹減ったとうるさい。
有馬富士  
有馬富士を見下ろす 
【熱いつゆ】 風が少しあって寒いが、青空の下での飯は良いものである。まぁ、
何を好んでこの寒空の下...と言う人もあろうが。(^^)
 ラーメンの温かさが嬉しい。つゆの熱が身にしみわたる。六甲や有馬富士、三田の
街並みを眺める。今日は北の方に青空が広がっている。張りつめた空気の空である。
 食べ終わると景色もそこそこに楽しんで下りる。


  羽束山について   

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1999.12.29. BY M.KANE