日暮れ前の羽束山     


巻き道から布見ヶ岳 (中央手前)
■目的地:羽束山(524m)
■2.5万図:武田尾・木津            <山域:北摂・三田市>
■日にち:2007年10月20日(土)
■天気:曇りのち晴れ
■同行者:嫁さん
■コースタイム:
   香下寺 発(15:15)〜六丁峠(15:35)〜羽束山山頂(15:55-16:20)〜香下寺 着(17:00)

 暑かった日々も一雨毎に涼しくなり、最近は夕焼けのきれいな日が続いている。
出遅れを逆手にとって山頂から夕日を見るのもいいかもしれない。山頂めの夕日。
 香下寺への道は黄色いセイタカアワダチソウが茂り、さんしお山がすくっと聳える。
駐車場は2台あり、この時間も登っている人がいるようだ。

 参道は以前よりだいぶ浸食されて荒れてきたように思う。いきなりどんぐりが落ちている。
マテバシイ。今年は豊作かもしれない。石段で徐々に疲れがたまり、音を上げる嫁さん。
コウヤボウキが咲いている。暗い参道では花はこれくらい。
写真を撮っていたら先に六丁峠まで行っていた。
 巻き道からは大峰山や古宝山の展望。西日に照らされた姿は新鮮な眺め。
葛籠折れの登りに入るとまた薄暗くなる。調子よく山頂まで辿り着く。

山頂から さんしお山 (右手前)
 展望台の方へ行くと三田の丘陵が広がる。さんしお山の斜面が夕日で黄葉したように見える。
遙か先にはオレンジ色に瀬戸内海の光の帯が横たわる。
この景色を眺めながら草餅とお茶。嫁さんもいくらかは気分転換になったようだ。
露岩に行くと、まだ生い茂った木々の葉の向こうに六甲の山並み。
すぐ横にマテの実がなっていて、ススキが光る。お堂の方に行ってみた。銀杏の葉はまだ青い。

 来た道を下りていく。巻き道からの展望は、登りの時からさらに日が傾いてほのぼのとした里山が
きなこ団子のように並んで見える。山の影が里にかかる。
 西日は六丁峠の下にも射して、黄緑のシャワーの中。
かたや植林の登山口手前は薄暗さが一段と増す。駐車場から一瞬、夕日が見えた。

六丁峠の夕日 


  羽束山について   

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2007.11.11. BY M.KANE