加賀白山、紅葉めぐり     

南竜道 南竜道からエコーラインを見上げる

■目的地:白山・南竜ヶ馬場(約2070m)
■日にち:2000年10月8日(日)
■天気:薄曇り(暑くもなく寒くもなく)
■同行者:かいさん、佐竹さん、Tさん
■アクセス:
  10月7日 自宅 発(18:40)=(名神・北陸 道)=福井北IC(22:30)=市ノ瀬(0:00)
  10月8日 市ノ瀬(6:05)=臨時バス=別当出合(6:30)     (↑マイカーはここまで)

■概略コース:砂防新道〜南竜ヶ馬場〜展望歩道〜室堂〜エコーライン〜砂防新道
■コースタイム:
  別当出合 発(6:35)〜中飯場(7:15-7:20)〜別当覗き(7:50)〜
  甚之助避難小屋下100m(8:20-8:30)〜南竜分岐(8:50-9:00)〜南竜山荘(9:40-10:05)〜
  アルプス展望台(11:05-11:25)〜大白川分岐(12:00)〜室堂(12:15-12:25)〜
  弥陀ヶ原(12:40-13:00)〜エコーライン〜南竜道合流(13:50)〜甚之助避難小屋(14:15)〜
  別当覗き(14:40)〜中飯場(15:05)〜別当出合 着(15:40)

【登山口】 深夜の市ノ瀬はきれいな星空。
駐車場は着いたとき半分ほどの入りだったが、朝起きると満車状態。
薄暗い朝もやがて明るくなってきた。天気は曇り。
 別当出合には観光新道側の崖にススキの穂が広がる。木の葉は薄い黄色。
 
観光新道の馬のたてがみを見上げる
【登り】 吊橋を渡って濃い紫の野菊。高度を上げると少しずつ色づく木の葉。
別当覗きから観光新道の馬のたてがみのピークが見える。黄緑を混ぜた紅葉。
道脇にウスユキソウの枯れかけた花が咲き並ぶ。
甚之助避難小屋に近づくと別山が見えてきた。トリカブトの青紫の花。

【絶句】 南竜分岐に着くといつものようにすばらしい眺めが広がり、紅葉全開。
ここから南竜山荘(9月から休業)までは目に鮮やかな紅や黄が緑の笹原に点在した中
写真モードでゆっくりと進む。特に室堂からの斜面から県境尾根西斜面、油坂の頭、
不動の滝上の台地へと広がる一面に敷き詰められる風景は筆舌の表現不可。(^^;
テン場は数張りほど見えました。
 晴れたらどんなにか素晴らしかろうと思う半面、雨にならなかったことに感謝。
 
南竜ヶ馬場
【誘い】 岐阜県側から雲が湧き県境尾根西斜面にガスが入り込んできた。この分では
アルプス展望台からの眺めは諦めざるをえない。しかし、室堂からの斜面は展望歩道から
もすばらしい色合いが続き、誘われるように登って行く。
展望歩道の紅  
錦秋
【展望】 いつしか展望台着。なんと雲海の上に北アルプスが浮かんでいる。剣岳から
御岳まで雄々と横たわる。南に別山もくっきりと居座る。この眺めを肴におにぎり。
ガスの切れ間に出てくる大白川周辺の黄葉も実にいい。
 同席のご夫婦によると朝はもっと晴れていたという。
アルプス展望台  
雲上の御岳山
【御前峰】 さらに室堂へ向う。ハイマツ帯の中にナナカマドや草紅葉。
御前峰がくっきりと聳え立つ。今までガスの山行ばかりだったのでこんな姿は初めて見た。
昼食の人でごった返す室堂を過ごして弥陀ヶ原の分岐点で昼食休憩。弥陀ヶ原を前景に
別山を眺める。

【パノラマ】 エコーラインからは、御前峰へ向うダイナミックな地形に紅葉ちりばめ
ての贅沢な眺めと、南竜へ落ち込む谷の紅葉を俯瞰しながら天国のような気分で歩く。
白山の大きな懐に包み込まれて行くのを感じた。
 デジカメのメモリーが残り少なくなってしまったのが残念。まなこへ収める。
御前峰を見上げる。右上はトンビ岩。  
エコーラインで山の懐に入る
【下り】 南竜道に合流してから次の分岐までは、この風景から去るのが惜しい。
別山が雲に隠れてきたり、風が強く吹いたりと下り坂の天気を感じつつ下山。
 定番、勝山温泉「水芭蕉」で汗を流す。


  白山について   

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2000.10.09. BY M.KANE