北摂初冬・雨上がりの布見ヶ岳 

 
布見ヶ岳 (地図にないため池辺りから)
■目的地:布見ヶ岳(366.2m) <山域:北摂・宝塚市>
■日にち:2008年12月14日(日)
■天気:曇り
■同行者:単独
■コースタイム:
  西谷の森公園 第1P 発(9:00)〜西の尾根みち〜六角東屋(9:35)〜遊歩道行き止まり(9:40)〜
  布見ヶ岳山頂(9:55-10:00)〜南東鞍部(10:15)〜地図にないため池(10:25)〜西谷の森公園 第1P 着(10:40)

 雨の予報が曇りになった。しかし、昨晩は小雨。ヤブ山では水滴が落ちてくるので
公園のような広い道のある所にしようかなぁ。西谷の森公園で、外周の道が気になっていた。

 黄葉の季節もいつしか過ぎて、駐車場はがらんとしている。静かな里の中を歩いて西の尾根みちに
取り付く。しっとりとした落ち葉の道。整備された遊歩道が落ち葉に覆われている。
ため池に下りると水面静か。分岐を示す道標のひとつに「行き止まり」とある。布見ヶ岳がすぐ横に
聳えるので地図は持っていなくても、ほぼ予感できる。
 
「行き止まり」
 幸か不幸か、ぬかるみの上の落ち葉を踏んで、水しぶきが膝頭にかかってしまた。この瞬間、
スイッチが入ってしまったようです。ヤブでも行ってみようか。丸山湿原と同じような沢を左に見ると
程なく行き止まりの柵。2、3の行き先表示が布見ヶ岳と清之瀬橋を示す。
西の斜面には落ち葉に覆われた細い踏み後が上っています。

 落ち葉で滑りそうなので細い雑木に捕まりつつ登ると尾根に出る。千刈水源地が枝越しに見える。
南に採る。山頂手前の短い急登を過ぎると、10年前よりも賑やかな山名板に囲まれて、静かに
三等三角点が埋まっている。南の尾根はさらに明瞭な道となっている。

 水平尾根道は落ち葉の道。すぐに急降下。軍手を付けて木に掴まりながら下りる。小さな木は
揺らすと水滴が落ちてくる。再び短い水平尾根から下りると眼下に鞍部あり。右手は水源地への道。
誘われるように様子を見に行ってみると左右に踏み跡あり。特に北は明瞭。
 
地図にないため池
 鞍部に戻って、山桜の脇を通り、緩やかになると藪の先にため池が見えてきた。西の尾根みちの
西側に出たようだ。朝より陽射しが射すようになってきた。この週末は休み1日のため長居できない、
家路に就くことにする。短時間ながらも懐かしい静かな山に辿りつけて満足な散歩でした。

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2008.12.27. BY M.KANE