平成13年度第2回デジタル3種 基礎科目



第1問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。  (小計20点)

(1)図−1に示す回路において、抵抗R1に加わる電圧が15ボルトのとき、抵抗R3で消費する電力は、( ア )ワットである。   (5点)
@18 A20 B24 C30 D36
   


(2)図−2に示す回路において、端子a−b間に交流電圧60ボルトを加えたとき、この回路に流れる電流は、( イ )アンペアである。    (5点)
 @1.3 A1.5 B4 C6.7 D15
   


(3)Xボルトに充電したCファラドのコンデンサをCアンペアで放電すると、電圧が低下しX秒で0ボルトになる。したがって、蓄えられていた静電エネルギーは、( ウ )ジュール(ワット秒)である。     (5点)
   


(4)絶縁電線に過大な電流が流れたとき、( エ )が上昇し、機械的強度や絶縁の低下が生じる。  (5点)
   @ブレーカ動作電圧 A温度 B誘電率 C導電率


第2問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。   (小計20点)

(1)半導体に、適量の不純物を含ませることにより、( ア )、光電効果、熱電効果の大きいものが得られる。 (4点)
   @反射効果 A圧電効果 B充電効果 C整流効果


(2)図のトランジスタ増幅回路の電圧増幅度は、( イ )で求められる。    (4点)
   
   


(3)P形半導体の多数キャリアである正孔を作る不純物は、( ウ )といわれる。     (4点)
   @ドナー A分子 Bアクセプタ Cイオン


(4)トランジスタ増幅回路では、入力波形を忠実に増幅するために、あらかじめ一定の( エ )電流をベースとエミッタ間に流しておく必要がある。        (4点)
   @正帰還 A信号 B直流 C交流


(5)ゲルマニウムダイオードの順方向動作電圧は、シリコンダイオードに比例して、一般に、( オ )。  (4点)
   @小さい A大小がある B大きい C変わらない


第3問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。  (小計20点)

(1)10進数の137を2進数に変換すると( ア )になる。                             (5点)
   @10010011 A01110011 B11100110 C10001001 D01110110


(2)次の論理関数Xは、ブール代数の公式等を利用して変形し、簡単にすると、( イ )になる。     (5点)
   
   


(3)図−1の論理回路において、Mの論理素子が( ウ )であるとき、入力a及び入力bの論理レベルと出力cの論理レベルとの関係は、右の真理値表で示される。          (5点)
   
   


(4)図−2に示すベン図において、AとBは、それぞれの円の内部を表すとき、塗りつぶした部分を示す論理式は、( エ )で表すことができる。         (5点)
   
   


第4問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。   (小計20点)

(1)図−1において、電気通信回線への入力電圧が12ミリボルト、その伝送損失が1キロメートル当たり0.8デシベル、増幅器の利得が12デシベルのとき、電圧計の読みは、( ア )ミリボルトである。ただし、入出力各部のインピーダンスはすべて同一値で整合しているものとする      (5点)。
   @1.2 A12 B60 C120
   


(2)通信線路における漏話のうち、図−2の----->で示す方向に現れる漏話は、( イ )漏話といわれる。  (5点)
   @間接 A近端 B遠端 C直接
   


(3)図−3において、電気通信回線のインピーダンスをZ1、負荷インピーダンスをZ2、変成器の一次側、2次側の巻き線数をそれぞれN1、N2とすると、Z1/Z2=( ウ )のときにインピーダンスが整合する。ただし、変成器は理想的なものとする。   (5点)
   
   


(4)特性インピーダンスが同じで、伝送損失がそれぞれAデシベル及びBデシベルのケーブルを接続すると、接続したケーブル全体の伝送損失は、( エ )デシベルである。      (5点)
   


第5問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。   (小計20点)
(1)FM方式は、搬送波の( ア )を信号の振幅に応じて変化させるものである。   (5点)
   @位相 A振幅 B周波数


(2)PCM伝送方式では、アナログ信号は( イ )の過程により、デジタル信号に変換される。     (5点)
   @量子化→標本化→符号化 A標本化→符号化→量子化 B標本化→量子化→符号化 C符号化→標本化→量子化


(3)振幅変調と周波数変調を比較した場合、変調速度が同じならば伝送に必要な占有帯域幅は、( ウ )。   (5点)
   @周波数変調の方が広い A同じである B振幅変調の方が広い


(4)光ファイバ伝送方式では、搬送波のスペクトラムに幅があるので、光を( エ )変調することにより信号を伝送するのが一般的である。     (5点)
@ 周波数 A強度 B位相


Ans.


第1問(ア)D (イ)B (ウ)C (エ)A
第2問(ア)C (イ)A (ウ)B (エ)B (オ)@
第3問(ア)C (イ)D (ウ)A (エ)A
第4問(ア)@ (イ)B (ウ)C (エ)C
第5問(ア)B (イ)B (ウ)@ (エ)A




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