平成13年度第2回アナログ3種 基礎科目



第1問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。           (小計20点)

(1)図−1に示す回路において、端子c−d間の電圧が48ボルトのとき、抵抗R3は、( ア )オームである。 (5点)
   @4 A8 B12 C16 D24
   


(2)図−2に示す回路において、交流電流が4アンペア流れているとき、この回路の端子a−b間に現れる電圧は、( イ )ボルトである。 (5点)
   @13 A26 B28 C52 D68
   


(3)抵抗RとインダクタンスLの直列回路における電圧の位相は、電流に対して( ウ )。 (5点)
   @同じになる A進む B遅れる


(4)一般に、交流回路における電圧及び電流は、( エ )で表した値を用いる。 (5点)
   @最大値 A平均値 B期待値 C中央値 D実効値


第2問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。           (小計20点)

(1)サーミスタは、電気回路の( ア )補償等に利用される。 (4点)
   @線形 A整流 B定電圧 C温度


(2)図に示すトランジスタ増幅回路において、R4が断線すると、エミッタ電流が流れなくなり、コレクタ電圧は( イ )。 (4点)
   @上昇する A低下する B変わらない C振動する
   


(3)定電圧ダイオードは、逆方向に加えた電圧がある値を超えると急激に電流が増加する( ウ )現象を生じ、広い電流範囲で電圧を一定に保つ特性を持つ。 (4点)
   @発光 A飽和 B降伏 Cドリフト


(4)トランジスタは、エミッタとベース間に注入される( エ )による電流によって、出力のコレクタ電流を制御する。 (4点)
   @少数キャリア A自由電子 B正孔 C 多数キャリア


(5)PN接合に順方向のバイアス電圧を加えると発光するダイオードは、( オ )といわれる。 (4点)
   @APD ALED B光電池 Cツェナーダイオード


第3問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。           (小計20点)

(1)10進数の85を2進数に変換すると( ア )になる。 (4点)
   @1010011 A1110011 B1000111 C1110101 D1010101


(2)次の論理関数Xは、ブール代数の公式等を利用して変形し、簡単にすると、( イ )になる。 (4点)
   



(3)図−1の論理回路において、Mの論理素子が( ウ )であるとき、入力a及び入力bの論理レベルと出力cの論理レベルの関係は、右の真理値表で表示される。
   

   


(4)図−2に示すベン図において、A、B及びCは、それぞれの円の内部を表すとき、塗りつぶした部分を示す論理式は、( エ )で表すことができる。 (4点)
  
   


第4問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。            (小計20点)

(1)図において、発振器の出力電流が180ミリアンペア、減衰器の減衰量が( ア )デシベルのとき、電流計の読みは、1.8ミリアンペアである。ただし、入出力各部のインピーダンスはすべて同一値で整合しているものとする。 (5点)
   @40 A60 B80 C100
   


(2)誘導回線の信号が被誘導回線に現れる漏話のうち、誘導回線の信号伝送方向を正とするとき、負の方向に現れるものは、( イ )漏話といわれる。 (5点)
   @間接 A近端 B遠端 C直接


(3)特性インピーダンスの異なるケーブルを接続する場合、接続点での反射による損失を防ぐため、一般に、接続点に( ウ )を挿入してインピーダンスの整合を測る方法が取られる。 (5点)
   @分派器 A変成器 B高抵抗 C変調器


(4)回線の信号対雑音比が大きいとき、通話品質は、( エ )なる。 (5点)
   @一定に A良く B悪く


第5問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。           (小計20点)

(1)一般に、搬送波を音声信号で変調する場合、振幅変調の変調後の周波数スペクトラムの広がりは、周波数変調の場合と比較して、( ア )。 (5点)
   @広い A狭い B変わらない


(2)6メガビット/秒の伝送が可能な回線を利用すると、4,800ビット/秒の信号を最大( イ )チャンネルまで多重化することができる。 (5点)
   @1,250 A2,500 B5,000


(3)伝搬路の状態により電波の受信( ウ )が時間的に変動することをフェージングという。 (5点)
   @雑音電圧 A電界強度 B帯域幅 C周波数


(4)光ファイバ伝送方式では、主に、コアとクラッドの境界面における光の( エ )を利用して光信号を伝送する。 (5点)
   @全反射 A散乱 B乱反射


Ans.


第1問(ア)D (イ)C (ウ)A (エ)D
第2問(ア)C (イ)A (ウ)B (エ)@ (オ)A
第3問(ア)D (イ)B (ウ)@ (エ)C
第4問(ア)@ (イ)A (ウ)A (エ)A
第5問(ア)A (イ)@ (ウ)A (エ)@




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