平成12年度第2回アナログ3種 基礎科目 【解説】



第1問

(1) R1に加わる電圧V1はオームの法則により、
    V1=3×6=18[V]
    R2に流れる電流I2はオームの法則により
    I2=18/18=1[A]
    R3に流れる電流I3はキルヒホッフの第1法則により
    I3=3+1=4[A]
    R3に加わる電圧V3はオームの法則により、
    V3=4×5=20[V]
    電池Eの電圧は、
    E=V1+V3=18+20=38[V]


(2) 端子a−b間の合成インピーダンスZは、
    Z=|XL−Xc|=|24−32|=8[Ω]
    この回路に流れる電流Iは、
    I=V/Z=32/8=4.0[A]

第2問

(4)エミッタ電流Ieは
  Ie=Ic+Ib=2.87+0.03=2.90[mA]


第3問

(1)10進数を2進数に変換する場合は、10進数を2で割りその余りを下から順に並べることにより求めることができます。
   
  38を2進数に変換すると100110になります。


(2)論理関数Xをブール代数の公式等を利用して簡単にすると次のようになります。
   


(3)NOT回路の出力は入力0,1,0,1より、1,0,1,0になります。
  OR回路の出力は入力0,0,1,1と1,0,1,0より1,0,1,1になります。
  入力1,0,1,1と1,0,1,0より出力が0,1,0,0になる論理素子は、否定論理積です。
   


(4)論理回路の入力aに0,0,1,1、入力bに0,1,0,1を入力すると出力cは次のようになります。
   
出力cが0,0,0,1より論理積に置き換えることができます。


第4問

(1)発振器の入力をV1、電圧計の読みをV2、減衰器の減衰量をLとすると、次のようになります。
   






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