平成12年度第2回アナログ3種 基礎科目



第1問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

(1)図−1に示す回路において、抵抗R1に流れる電流が3アンペアのとき、この回路に接続されている電池Eの電圧は、( ア )ボルトである。ただし、電池の内部抵抗は無視するものである。
@ 12 A15 B22 C38 D45
   


(2)図−2に示す回路において、端子a−b間に32ボルトの交流電圧を加えたとき、この回路に流れる電流は、( イ )アンペアである。
@0.6 A1.3 B2.0 C4.0 D8.0
   


(3)コイルを貫く磁束を変化させると、その変化を妨げるような方向に( ウ )が発生する。
@起電力 A磁器ひずみ B磁器抵抗


(4)交流回路における皮相電力は、「電圧の実効値×電流の実効値」で表され、その単位記号は( エ )である。
@C Avar BJ CW DVA


第2問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

(1)ホトトランジスタは、( ア )の変化を( イ )の変化に変換する素子である。
@光 A電気 B磁束 C温度 D抵抗 E逆方向 F順方向 G静電容量


(2)図−1に示す回路に、図−2に示す波形の入力電圧VIを加えると、出力電圧Voは、( ウ )の波形となる。ただし、ダイオード
は理想的な特性を持ち、|V|>|E|とする。
   
   
    
     


(3)ICメモリには、随時書き込み・読み出しが可能な( エ )がある。
@RAM AROM BPROM


(4)トランジスタに電圧を加えて、ベース電流が30マイクロアンペア、コレクタ電流が2.87ミリアンペア流れているとき、エミッタ電流は( オ )ミリアンペアとなる。
@2.30 A2.57 B2.84 C2.90 D3.17


第3問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

(1)10進数の38を2進数に変換すると( ア )になる。
@010011 A110101 B100110 C011001 D101101


(2)次の論理関数Xは、ブール代数の公式等を利用して変形し、簡単にすると、( イ )になる。
   
   


(3)図−1の論理回路において、Mの論理素子が( ウ )であるとき、入力a及び入力bの論理レベルと出力cの論理レベルとの関係は、右の真理値表で示される。
   
   


(4)図−2の論理回路において、入力a及び入力bの論理レベルと出力cの論理レベルとの関係から、( エ )の回路に置き換えることができる。
@否定論理和 A論理和 B否定論理積 C論理積
   


第4問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

(1)図において、発振器の出力電圧が120ミリボルト、減衰器の減衰量が( ア )デシベルのとき、電圧計の読みは、0.12ミリボ
ルトである。ただし、入出力各部のインピーダンスは等しく、整合しているものとする。
@20 A30 B40 C60
   


(2)平衡対ケーブルにおける静電的な結合による漏話は、回線を構成する心線間の幾何学的位置の( イ )によって生じる。
@平衡 A正方形配列 Bインタフェース C不平衡


(3)線路の接続点に向かって進行する信号波の接続点での電圧をVFとし、接続点で反射される信号波の電圧をVRとしたとき、接続点における電圧反射係数は( ウ )で表される。
   


(4)特性インピーダンスが同じで、伝送損失がそれぞれAデシベル及びBデシベルのケーブルを接続すると、接続したケーブル全体の伝送損失は、( エ )デシベルである。
   


第5問

次の各文章の(   )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び、その番号を記せ。

(1)端末からアナログ方式の電気通信回線へ送出する信号電力が過大であるとき、伝送路において他の電気通信回線に( ア )等の妨害を与える。
@漏話・雑音 Aレベル変動 B鳴音 C電位上昇


(2)電話回線において、送話者の通話電流が受信端で反射し、時間的に遅れて送信端に戻り、通話に妨害を与える現象を( イ )という。
@干渉 A共振 B鳴音 C反響


(3)使用中の電気通信回線になるべく影響を与えないように電圧レベルを測定するには、計測器のインピーダンスを被測定回路のインピーダンス( ウ )する必要がある。
@と同じに Aより十分高く Bより十分低く


(4)光ファイバは、その中を通る光の( エ )により、単一モード形と多モード形とに分けられ、一般に、コア径は単一モード形の方が小さい。
@波長 A強度 B伝搬モード C反射モード



Ans.


第1問(ア)C (イ)C (ウ)@ (エ)D
第2問(ア)@ (イ)A (ウ)B (エ)@ (オ)C
第3問(ア)B (イ)@ (ウ)@ (エ)C
第4問(ア)C (イ)C (ウ)A (エ)C
第5問(ア)@ (イ)C (ウ)A (エ)B



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