法規科目 練習問題(第9回)



次の記述のうち、正しいものは、( ア )である。
@ 電気通信とは、有線、無線その他の電気的方式により、符号、音声又は画像を送り、伝えること及びそれらの情報の処理を行うことをいう。
A 電気通信設備とは、電気通信を行うための機械、器具、線路その他の電気的設備をいう。
B 電気通信回線設備とは、送信の場所と受信の場所との間を接続する伝送路設備をいい、交換設備及びこれらの附属設備は含まない。
C 端末設備とは、電気通信回線設備の一端に接続される自営電気通信設備であって、一の部分の設置の場所が他の部分の設置場所と同一の建物内又は同一の室内であるもののみをいう。


端末設備の接続の技術基準は、これにより電気通信事業法に規定する事項が確保されるものとしてさだめなければならないが、これらの事項のうち、二つについて述べた記述は、( イ )。
A 他の端末設備と正常な通信が可能なようにすること。
B 通信の品質が適正であるようにすること。
@Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


技術基準適合認定を受けた端末機器には、その旨を表示する必要がある。記号Aは、( ウ )である。
@ 電話用設備に接続される端末機器
A 無線呼出用設備に接続される端末機器
B 総合デジタル通信用設備に接続される端末機器
C 専用通信回線設備又はデジタルデータ伝送用に接続される端末機器


次の二つの記述は、( エ )。
A 船舶に設置する端末設備(総務大臣が別に告示するものに限る。)を電気通信回線設備に接続するときは、工事担任者を要しない。
B 技術基準適合認定を受けた端末機器を電気通信回線設備に接続するときは、すべての場合、工事担任者を要しない。
@Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


次の二つの記述は、( オ )
A アナログ電話用設備とは、電話用設備であって、端末設備又は自営電気通信設備を接続する点においてアナログ信号を入出力とするものをいう。
B 移動電話端末とは、端末設備であって、第1種電気通信事業者の電話用設備に2線式で接続し、その端末設備内において電波を使用するものをいう。
@Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


端末設備は、( カ )との間で鳴音(電気的又は音響的結合により生ずる発振状態をいう。)を発生することを防止するために総務大臣が別に告示する条件を満たすものでなければならない。
@ 他の端末設備 A事業用電気通信設備 B伝送路設備 C配線設備


アナログ電話端末の直流回路は、( キ )ものでなければならない。
@ 発信を行うとき開き、応答又は通信が終了したとき閉じる
A 発信を行うとき閉じ、応答又は通信が終了したとき開く
B 発信又応答を行うとき開き、通信が終了したとき閉じる
C 発信又応答を行うとき閉じ、通信が終了したとき開く


選択信号が20パルス毎秒方式のアナログ電話端末のダイヤルパルスについて測定した次の記述は、( ク )である。
A ダイヤルパルス速度は、23.0パルス毎秒であった。
B ミニマムポーズは、400ミリ秒であった。
@Aのみ規定内 ABのみ規定内 BAもBも規定内 CAもBも規定外


次の二つの記述は、( ケ )。
A 強電流電線 強電流電気の伝送を行うための導体(絶縁物又は保護物で被覆されている場合は、これらの物を含む。)をいう。
B 線路とは、送信の場所と受信の場所との間に設置されている電線及びこれらを支持し、又は保蔵するための工作物をいい、中継器などを含まない。
@Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


通信回線(光ファイバを除く。)の電力は、絶対レベルで表わした値で、その周波数が音声周波であるときは、プラス( コ )デシベル以下、高周波であるときは、プラス( サ )デシベル以下でなければならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
@35 A30 B25 C20 D15 E10


  Ans.

(ア)A 電気通信事業法第2条、第6条、第49条
(イ)C 電気通信事業法49条第2項
(ウ)@ 端末機器の技術基準適合認定に関する規則第7条に基づく別表第5号
(エ)@ 工事担任者規則第3条第ニ号、第三号
(オ)@ 端末等設備等規則第2条第2項第一号、第五号
(カ)A 端末等設備等規則第5条
(キ)C 端末等設備等規則第10条
(ク)C 端末等設備等規則第12条第一号に基づく別表第1号
(ケ)@ 有線電気通信設備令第1条第四号、第五号
(コ)E (サ)C 有線電気通信設備令第4条2項




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