基礎科目

作成:下村氏
編集:カメ


 1.基本理論回路


(1)論理積(AND)

  2個以上の入力端子と1個の出力端子をもち、すべての入力端子に「1」が入力され
  た場合に出力端子に「1」を出力し、入力端子の少なくとも1個に「0」が入力され

  た場合は、「0」を出力する素子です。

 


(2)論理和(OR)

  2個以上の入力端子と1個の出力端子をもち、入力端子の少なくとも1個に「1」個入
  力された場合に出力端子に「1」を出力し、すべての入力端子に「0」が入力され場

  合は、「0」を出力する素子です。

 


(3)否定論理(NOT)

  1個の入力端子と1個の出力端子をもち、入力端子に「0」が入力として加えられ場合に
出力端子に「1」を、入力端子に「1」が加えられた場合に出力端子に「0」を出力する素子です。

 


(4)否定論理積(NAND)

  2個以上の入力端子と1個の出力端子をもち、すべての入力端子に「1」が入力された
  場合に出力端子に「0」を出力し、入力端子の少なくとも1個に「0」が入力された

  場合は、「1」を出力する素子です。

 


(5)否定論理和(NOR)

  2個以上の入力端子と1個の出力端子をもち、すべての入力端子に「0」が入力さた
  場合に出力端子に「1」を出力し、入力端子の少なくとも1個に「1」が入力された

  場合は、「0」を出力する素子である。
   


(6)排他的論理和(EOR)

  2個の入力端子と1個の出力端子をもち、一方の入力端子に「1」が入力として加られ、もう一方の入力端子に「0」が入力として加えられた場合のみ出力端子に「1」を出力し、両方の入力端子の入力が同じ場合に「0」を出力する素子である。この結果から不一致回路といわれます。 

2.論理代数(ブール代数)

 論理代数は、普通の計算と違いますから、ベン図で理解し覚えた方が良いでしょう。


(1)交換の法則


(2)結合の法則


(3)恒等の法則



(4)同一の法則



(5)補元の法則



(6)復元の法則



(7)ド・モルガンの法則



(8)分配の法則


(9)吸収の法則





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