アナログ技術 100題 その2



次の各問の(  )内に、それぞれの解答群の中から最も適したものを選び番号を記せ。


PBXが有するサービス機能のうち、外線からの着信を複数の内線に順次接続したい場合、中継台の操作により、通話の終了した内線が送受器をかけても、外線を復旧させずに自動的に中継台に戻す機能を( 1 )という。
 @内線リセットコール Aコールピックアップ Bコールバック 
 C扱者リセットコール Dシリーズコール


デジタルPBXの数字分析プログラムは、一般に、PBXがダイヤル信号受信の処理に入り、内線電話機から( 2 )が送られてきたときに起動される。また、受信したダイヤル信号に従って、内線通話、局線への発信、特殊な( 3 )などの呼の種類を識別する。
 @課金情報 Aデータ Bリンク情報 C状態 Dダイヤル数字 
 Eサービス要求 Fレバース信号 G呼出し信号


デジタルPBXの通話路系は、一般に、電話機等の端末や中継線等とのインタフェースの役割をするライントランク系と、ライントランク系の任意の端子間を接続する( 4 )系から構成されている。
 @多段スイッチ Aクロスバスイッチ B時分割スイッチ 
 C空間分割スイッチ Dリモートスイッチ


デジタルPBXのボイスメール装置では、音声信号はデジタル形式で蓄積され、要求に応じて読み出され音声信号に再生される。通常、デジタル式PBXで使用している64キロビット/秒のPCMで符号化された音声信号をそのまま蓄積すると、蓄積容量が大きくなるため、蓄積時に音声処理部で( 5 )に変換するとともに、無音区間を圧縮する。
 @高能率符号化信号 Aフレーム内符号化信号 B高多重符号化信号 C一次元符号化信号


デジタルPBXにおける内線代表サービス機能のうち、( 6 )機能は、グループ内の任意の内線番号の電話機が使用中に更に別の着信があった場合に、グループ内の他の空いている内線を選び、呼び出す機能である。
 @サーキュラ Aクラス Bパイロット Cロック Dテナント


図に示すデジタルPBXの内線回路について述べた次の二つの記述は、( 7 )。
A 図中のWは過電圧保護回路、Xは符号器を表す。
B 図中のYは通話電流供給回路、Zは復号器を表す。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない

  


デジタルPBXの交換プログラムは、処理内容により分類されており、一般に、実行管理プログラム、呼処理プログラム、( 8 )プログラム、運用保守プログラムに分類される。
 @再開処理 A初期設定 B状態遷移 C試験 D料金管理


デジタル式PBXの制御系構成の一つに分散制御方式があり、この方式は負荷分散制御方式と機能分散制御方式の二つの方式に分けられる。負荷分散制御方式は、複数のマイクロプロセッサに制御の負荷を分担させる方式であり、一般に、この方式を採用し( 9 )のデジタル式PBXを実現している。
 @マルチメディア Aネットワーク B小規模 C多機能 D大容量


デジタルPBXのプログラムでは、一般に、プログラム同士の情報の引き渡しに、トランザクションというデータの固まりを使用しており、トランザクションが順番に並んでいる行列のことを、通常( 10 )という。
 @キュー Aリスト Bバッファ Cスタッフ Dメール


PBXが有するサービス機能のうち、被呼内線が話中のとき、その内線を監視し、通話が終了後、自動的に呼び出す機能を( 11 )という。
 @自動アッドオン A内線リセットコール Bコールピックアップ 
 C自動キャンプオン Dページング


デジタル式PBXの空間スイッチでは、音声情報ビット列は多重化されたまま、( 12 )の時間位置を変えないで、( 12 )単位に( 13 )の開閉に従い、入ハイウェイから出ハイウェイへ乗り換える。
 @時分割ゲートスイッチ A時間スイッチ B順番読み出しカウンタ C多重・分離回路 
 D制御メモリ E集線段通話路 Fタイムスロット Gゲート H出ハイウェイ I入ハイウェイ 


デジタルPBXの空間スイッチは、一般に、複数本の入・出ハイウェイ、時分割ゲートスイッチ及び( 14 )から構成されている。
 @バッファメモリ A書き込み制御メモリ B制御メモリ C順番呼出しカウンタ 通話メモリ


電話は、一般に、オンラインリアルタイムの通信に利用され、相手不在、相手話中等の場合には通信が成立しない。これらの不便を解消するために実用化されたのが、音声をいったん蓄積しておき後から配送したり、取り出してもらう( 15 )である。
 @ボイスメール Aテキストメール Bデータメール Cメッセージメール D電子メール


PBXが有するサービス機能に関する次の二つの記述は、( 16 )。
A 外線からの着信を複数の内線に順次接続したい場合、中継台の操作により、通話の終了した内線が送受器をかけても、外線を復旧させずに自動的に中継台に戻す機能を内線リセットコールという。
B 通話中の内線電話機をフッキングなどの所定の操作を行うことにより、通話中の相手を第三者に対して転送できる機能をページングトランスファという。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタルPBXは、メモリに蓄えられたソフトウェアに従って通話路系を駆動し、通話路の( 17 )等を行っている。
 @2線−4線変換 A調整 B極性反転  C設定や開放 D分割


デジタル化された音声の記録媒体は、磁器ディスクなどが使用されるが、記録密度の向上のため、高能率音声符号化や無音圧縮処理など、ADPCM(適応差分PCM)ADM(適応デジタル変調)等の冗長度圧縮技術が応用されている。デジタル式PBXにおいても、音声、ファクシミリ、テキストなどの各種( 18 )サービスにおける蓄積交換処理過程で、これらの技術が活用されている。
 @ベアラ Aアッドオン Bプロトコル変換 Cメール Dテレテックス Eミクストモード


PBX間を専用線等で結んで通信する場合、ユーザの情報と信号とを分離する共通線信号方式には、信号の転送方法としてITU−T勧告の
( 19 )方式を準用したものや、TTC標準の共通チャネル形信号を準用したものなどがある。
 @データチャネル ADチャネル Bインチャネル信号 CNo.7信号 
 DV.24 E個別チャネル形信号


ファクシミリに関する次の二つの記述は、( 20 )。
A ファクシミリ装置のグループ3形機(G3形機)の多くは、冗長性を抑圧するため1次元符号化方式と併用してMR符号化方式といわれる2次元符号化方式を用いて伝送時間を短縮している。
B ファクシミリ装置のグループ3形機(G3形機)は、冗長性を抑圧するためMH符号といわれる1次元符号化方式を用いている。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


電子式ボタン電話装置の機能について述べた次の二つの記述は、( 21 )。
A 内線呼出しの場合、相手が話中のとき、発呼者が呼出状態のまま待機していれば、相手が終話した時点で自動的に呼び出す機能はキャンプオンといわれている。
B 電子式ボタン電話装置には、発信する場合に外線ボタンを押下してから一定時間、他の使用者にその外線を使用させないで、スピーカボタン等のキー入力を続けることができる機能はページングといわれている。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


電子式ボタン電話装置のプログラムについて述べた次の二つの記述は、( 22 )。
A 電子式ボタン電話装置の主プログラムの中の割込みプログラムは、一般に、各サブCPUのリセット、メインメモリのクリア等を行う。
B 電子式ボタン電話装置の主プログラムは、発信処理、着信処理、ダイヤル・ボタン処理等を行う。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


電子式ボタン電話装置の電源回路部に使われている突入電流防止回路は、電源スイッチを閉じたときの大きな電流による電源スイッチの接点の溶着や、平滑用の( 23 )の劣化を防止している。
 @抵抗 Aバリスタ Bスイッチングレギュレータ Cコンデンサ Dコイル


図は、小規模な電子式ボタン電話装置の一般的な停電検出回路を示したものである。図において停電時には、PCのコレクタとエミッタ間の電位差が( 24 )、Trが導通してCPUへ停電検出信号が送出される。
 @降伏電圧となり A小さくなり B大きくなり Cピンチオフ電圧となり




電子式ボタン電話装置には、多くのプロセッサが用いられている。このうち( 25 )プロセッサは、一般に、データ伝送で送られてくる情報に従って、スピーカを動作させたりランプを点滅させている。
 @外線制御 A内線制御 B電話機制御 C中央制御 D通話路制御


電子式ボタン電話装置には、受話器を上げるか、又は( 26 )を押下することにより、あらかじめ決めておいた外線を補足することができ、発着信操作を容易にしたものがある。
 @ワンタッチダイヤルボタン Aスピーカボタン B再送ボタン C設定ボタン


アナログ伝送路に接続するデジタル形ボタン電話装置の( 27 )回路には、音声のアナログ/デジタル変換回路(CODEC)が組み込まれている。
 @保留音 A中央制御 B可聴音 Cトランク Dスイッチ


電子式ボタン電話装置の電源回路に使われている過電圧保護回路は、スイッチングレギュレータ等の異常により、二次側の出力電圧が規格値以上に高くなった場合、一般に、( 28 )を短絡状態にし、メインスイッチング回路の過電圧保護回路を動作させて過電圧を防止している。
 @ホトカプラ Aトランジスタ Bコンデンサ Cサイリスタ


図は電子式コードレス電話装置のブロック図を示したものである。接続装置及びコードレス電話機の( 29 )では、一般に、MSK信号の変換、IDコードの照合等を行っている。
 @シンセサイザ部 A共用器 B受信部 C送信部 D無線制御部




図に示す電子式ボタン電話装置の衝突防止回路において、着信時、交換機による外線の極性反転によって( 30 )が導通状態になると、サブCPUへ着信が送出される。さらに、その情報がメインCPUへ伝送されて、メインCPUは外線使用中と判断する。
 @D2、D1 AD3、D4 BPC CI/Oゲート




電子式ボタン電話装置のプログラムには、発信処理、着信処理、ダイヤル・ボタン処理等を行う主プログラムと主プログラム等の情報により周期的に起動する( 31 )プログラムとがある。
 @運用 A起動 B副 C割込み D初期化 E信号


図に示す電子式ボタン電話装置の着信及び応答回路の回路動作について述べた次の二つの記述は、( 32 )。
A 外線からの呼出信号は、整流された後ホトカプラ(PC0)を導通する。PC0の出力は、回路制御プロセッサ(LCP)に制御されたX0に伝えられ、X0の出力によってLCPは呼出信号を受信していると判断する。
B 外線に応答する場合は、着信中の外線ボタンを押下すると、電話機の電話機制御プロセッサは、回路捕そく要求を主装置のLCPへ伝える。LCPは回路情報を使用中にするとともに、電話機制御プロセッサに対して接続可のデータを送る。このデータは回線制御プロセッサによりモニタされていて、該当する外線及び電話機に対応するクロスポイントスイッチをONにし、外線と電話機間の通話路が設定される。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない




電子式ボタン電話電話装置の電源回路に関する次の二つの記述は、( 33 )。
A 電子式ボタン電話装置の電源回路には、一般にスイッチングレギュレータが使われており、ノイズフィルタ回路は、スイッチングレギュレータから発生する雑音や商用電源からの雑音を阻止している。
B 電子式ボタン電話装置の電源回路部に使われている過電圧保護回路は、スイッチングレギュラータ等の異常により、二時側の出力電圧が規格外になった場合に動作して過電圧を防止する。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


電子式ボタン電話装置では、発生したPB信号を必要に応じて任意の外線に送出するため、一般に、( 34 )を用いて接続経路を形成している。
 @クロスポイントスイッチ A音声スイッチ Bスイッチングレギュレータ 
 Cフィルタアンプ Dインピーダンス調整回路


図に示す商用電源からの受電中における電子式ボタン電話装置の通話路構成に関する次の二つの記述は、( 35 )。
A 図中のAは着信検出回路、Bは内線回路を表す。
B 図中のCは一斉呼出回路、Dは保留音源回路を表す。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない




電子式ボタン電話装置の主プログラムの中の( 36 )プログラムは、一般に、各サブCPUのリセット、メインメモリのクリア等も行う。なお、メインメモリ(RAM)に記録されている加入者データは、バックアップ用電池で保持されている。
 @初期設定 A停電処理 B割込み C電話機表示データ処理 D外線着信処理


電子式ボタン電話装置の雷防護回路に使用されている( 37 )は、外線等から侵入した雷サージや、商用電源の事故から機器を保護している。
 @アレスタ Aサーミスタ B抵抗 Cトランジスタ Dスイッチングレギュレータ


図に示す電子式ボタン電話装置の外線ユニットに関する次の二つの記述は、( 38 )。
A 図中のBは極性反転検出回路、CはPBセンダを表す。
B 図中のDはDPセンダ、Eはインピーダンス調整回路を表す。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない




電子式ボタン電話装置の電源回路等に使われている雷防護回路は、雷サージが商用電源、外線等から侵入するのを防止するための回路であり、主に( 39 )や避雷管で構成されている。
 @メモリ Aスイッチングレギュレータ Bバリスタ Cコンデンサ Dコイル


図に示す電子式ボタン電話装置のブロック図に関する次の二つの記述は、( 40 )。
A 図中のAは停電ダイヤル回路、Bはハイブリッド回路を表す。
B 図中のCはデータ送受信回路、Dは通話路制御プロセッサを表す。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない





PBXの工事試験のうち( 41 )では、内線番号を途中までダイヤルして一定時間以上放置したときに、PBXから話中音の送出が正常に行われることを確認する。
 @計数 Aサービス機能 Bロックアウト試験 Cリンク D中継台機能


ITU−T勧告V.24で規定されるデータ回線終端装置(DCE)とデータ端末装置(DTE)間の100シリーズ相互接続回路において、送信側データ回線終端装置がデータセットレディ(回路107)をOFF状態で送信可(回路106)をONにしたとき、データ端末装置は、( 42 )を通して、シリアル自動起呼DCEに対するプログラミング又は制御に関連するデータ信号を転送することが許される。
 @送信データ(回路103) A受信データ(回路104) B送信要求(回路105) 
 Cバックワードチャネル送信データ(回路118) Dバックワードチャネル送信要求(回路120)


バス配線方式のデジタル式ボタン電話装置の場合、停電になるとデータ伝送ができなくなるので、停電用ボタン電話機にはバス配線の外にも配線がなされる。一般的に、この配線は主装置内で停電切替え装置を通して( 43 )に接続される。
 @ボタン電話機 A外線回路 B一般電話機 C内線回路 D通話路スイッチ


2心の屋内線終端用さし込みジャックのうち、コンデンサと抵抗とを直列に接続した回路を内臓したものは、第一種電気通信事業者の交換機からさし込みジャックまで正常であることを、第一種電気通信事業者が実施する電気通信回線の( 44 )試験によってチェックすることができる。
 @遠端漏話 A静電容量 Bダイヤル C漏話減衰量 D導体抵抗


保安装置は、その接地抵抗が高いと避雷器の放電が開始されても、十分な放電電流が流れない場合があり、また、端末装置側の( 45 )が低くならない等、機能しない場合がある。
 @特性インピーダンス A動作電圧 B対地電圧 C絶縁抵抗 Dループ抵抗


デジタル式PBXの設置工事終了後、PBXの立ち上げを行う場合、まずPBXの電源をONにして初期設定を行った後に、ユーザの使用に基づき( 46 )を登録する。次に各種ランプが正常に点灯していることを確認し、システムメッセージに異常表示が無いかを確認する。最後に内線相互接続を行い。PBXが正常に動作することを確認する。
 @コマンド A局データ Bアドレス CID


マイクロプロセッサを搭載した電話交換用の変復調装置には、ITU−T勧告V.25bis等を適用することにより、データ端末装置との間の( 47 )のやりとりを相互接続回路SD、RDを使用して行うものがある。
 @データ伝送 A誤り制御 Bフォーマット変換 C自動起呼応答の制御


アンダーカーペット配線方式に用いる材料に関する次の二つの記述は、( 48 )。
A ケーブルをタイルカーペットの床面から立ち上げる場合に、床面との固定に用いる材料をフロアクリップという。
B ケーブルをタイルカーペットの床面から立ち上げる場合に、床面から立ち上げたケーブルを保護する材料をケーブルサポートという。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


配線方式に関する次の二つの記述は、( 49 )。
A 床の基本構造であるフロアデッキプレートの溝の部分に特殊なカバーを取付け、この空間を配線スペースとして利用する方式をトレンチダクトという。この方式は、ケーブルが堅固な金属体で保護されることや収容配線数が大である等の特徴がある。
B フロア内の配線収納方式には、配線溝が形成されたパネルを床の上に直接置いたり、床パネルとの脚を組み合わせるタイプの簡易二重床方式がある。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


屋内線等の雑音の原因に関する次の二つの記述は、( 50 )。
A 屋内線等の通信線から端末に侵入し、雑音の原因となる雷サージ電圧には、通信線間に誘起されるものと、通信線と大地間で誘起されるものがある。通信線間に誘起されるものは横サージ電圧といわれる。
B 屋内線等の通信線から端末機に侵入し、雑音の原因となる電磁妨害波を減衰させるため、コモンモードチョークコイルが使用される。コモンモードチョークコイルは、通信線から端末機へ流れ込む横電流に対してはインピーダンスが増加し、また、通信線で伝送される信号に対しては損失を与えない特徴がある。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


ボタン電話装置では、システムデータと電話機の操作によって、各種転送機能を実現しているため、システムデータの内容を十分確認した上で機能を確認する必要がある。転送機能を確認するものの一つとして、保留操作を行った後、相手内線番号をダイヤルし、呼出音確認後オンフックする( 51 )転送がある。
 @呼出状態 A口頭 B不在着信 Cページング Dグループ


ITU−T勧告V.24に関する次の二つの記述は、( 52 )。
A ITU−T勧告V.24におけるデータ回線終端装置(DCE)は、回線網に依存する。ある一定期間以上継続した故障を検出した場合、送信可(回線106)=OFF、データセットレディ(回線107)=ONとする。
B ITU−T勧告V.24に規定されるデータ回線終端装置(DCE)とデータ端末装置(DTE)間の100シリーズ相互接続回路において、送信側のデータ回線終端装置がデータセットレディ(回路107)をOFF状態で、送信要求(回路105)をONにしたとき、データ端末装置は送信データ(回路103)を通して、シリアル自動起呼DCEに対してプログラミング又は制御に関するデータ信号を転送することが許される。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


屋内電線には、デジタルサービスの提供も可能とするため、心線配列を対より構造とすることにより漏話雑音・誘導雑音等の面で電気的特性が優れている対形屋内線、又は心線配列は並列構造であるがラミネートアルミテープの外皮採用等により電気的特性の向上を図った( 53 )が使用されている。
 @ビデオペアケーブル Aカッド形PVC屋内線 BLAPケーブル C通信用フラットケーブル


配線コネクタに関する次の二つの記述は、( 54 )。
A フラットフロアケーブルの接続コネクタは、ケーブルの種類、用途、使用場所によって使い分けている。フラットフロアケーブル中継分岐用としては、一般に、FRコネクタを用いる。
B 通信用フラットケーブルと丸形ケーブルとの接続に用いるFFコネクタは、フロアボックス内での使用に限定されている。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


テスタを電流計として使用する場合、測定しようとする回路にテスタ( 55 )接続して測定する。
 @とコイルを直列に Aを直列 Bを並列に Cとコンデンサを並列に


デジタルPBXの設置工事終了後に行う機能確認試験に関する次の二つの記述は、( 56 )
A デジタル式PBXの設置終了後に行う機能試験のうち、ラインロックアウト機能試験では、外線中継台で着信信号を受信中に発信呼を途中放棄し、外線からの着信信号を一定時間(約3秒)以上受信しなくなった場合、中継台で表示した着信表示及びブザーを自動的に停止することを確認する。
B デジタルPBXの設置工事終了後に行う機能確認試験のうち、付加番号ダイヤルイン機能の確認において、着信トランクが全話中の場合は、デジタル式PBXが外線着信時に自動応答して発信音が送出され、追加ダイヤルインにより指定先への着信が可能なことを確認する。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


接続制御に関する次の二つの記述は、( 57 )。
A ITU−T勧告V.25bisのコマンドとインディケーションのフォーマットでは、ビット同期動作モードに対しHDLCフォーマットが使用され、フレームチェックシーケンスによる誤り制御が行えるようになっている。
B ITU−T勧告V.24の100シリーズインタフェースを利用して、電話交換網の接続制御を行う手順としてモデムに広く使われているものは、ITU−T勧告V.25bisのほかにATコマンド方式がある。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


アンダーカーペット配線方式において、ケーブルをタイルカーペットの床面に布設、固定するには、( 58 )が用いられる。
 @両面接着テープ APVC粘着テープ Bフラットプロテクタ Cワイヤプロテクタ DPVC保護テープ


端末設備の接地について述べた次の二つの記述は,( 59 )。
A 保安用接地は、設備からの感電防止を目的としており、安全な場所に危険のないように設置する場合を除き、接地抵抗は10オーム以下と規定されている。
B 通信用接地の主な目的は、通信設備の電気回路保護や電位変動防止であって、大地となるべき同電位にするものである。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタルテスタの特徴に関する、次の二つの記述は、( 60 )。
A デジタルテスタは一般的にアナログテスタと比較して、入力インピーダンスが高い。
B デジタルテスタは一般的にアナログテスタと比較して、測定値が確定するまでの時間がある程度かかる。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


ある駅前に設置されている5台の公衆電話機の利用状況を調査したところ、1時間当たりの平均利用者が48人、1通話当たりの平均保留時間が150秒であった。このとき、すべての公衆電話機が使用中のため空き待ちとなる確率は( 61 )となる。図を用いて算出せよ。
 @0.02 A0.04 B0.05 C0.06 D0.1




ある交換線群の最繁時において、1時間に運ばれた呼数をC、平均回線保留時間をh時間、呼損率をBとすれば、この回線群に加わった呼量は、
( 62 )アーランである。
 @C×h÷(1−B) AC×h÷{3,600×(1−B)} BC×h÷{60×(1−B)}
 Ch÷C÷(1−B) D60×C÷{h×(1−B)}


ある回線群について50分間トラヒックを調査したところ、表に示す結果が得られた。この場合の呼量は、( 63 )アーランである。
 @1.5  A1.8 B30.0 C90.0 D108.0



ある回線群を時刻t1〜t2のT分間調査したところ、運んだ呼量がacアーラン、運んだ呼の平均回線保留時間がh秒であった。この回線群がこの時間帯に運んだ呼数は、( 64 )呼である。



入回線数及び出回線数の等しい即時式完全線群と即時式不完全線群とに、等しい呼量が加わった場合、呼損率は、( 65 )。
 @等しい A即時式完全線群の方が大きい B出回線の平均使用率に比例する 
 C即時式不完全線群の方が大きい


ある図書館で図書を探すため、探索用端末機に1人当たり平均6分かかる。探索用端末の利用者が1時間に24人現れ、探索用端末が6台設置されているとき、使用中のため、端末の空き待ちとなる平均待ち時間は、図を用いて算出すると( 66 )秒である。
 @1.2 A1.8 B2.4 C3.0 D3.6




アーランの待ち合わせ式で、ある交換線群の出回線数がn、加わる呼量をaアーラン、平均回線保留時間をh、待ち合わせに入る確率をM(0)としたとき、平均待ち時間Wは( 67 )で表される。



ある回線群の午前9時00分から午前9時30分まで及び午前9時30分から午前10時00分までの各30分間に運んだ呼量並びに平均回線保留時間を調査したところ、表に示す結果が得られた。この回線群が午前9時00分から午前10時00分までの1時間に運んだ呼数は、( 68 )呼である。
 @214 A440 B487 C495 D1,242




出線数がnの即時式完全群で1時間当たりにそ通される呼数がC、1呼当たりの平均保留時間がh分であるとき、出線能率ηは( 69 )パーセントで表される。



一つの呼の接続が完了するためには、幾つもの交換機で出線選択を繰り返す場合が多い。生起呼がどこかの交換機で出線全話中に遭遇する確率、すなわち、総合呼損率は、各交換機の出線選択時の呼損率が小さければ、ほぼ各呼損率の( 70 )に等しい。
 @積 A和 B平均値 C最大値 D最小値


ある駅前に設置されている4台の公衆電話機の利用状況を調査したところ、1時間当たりの平均利用者数が25人であり、利用者が公衆電話機を利用したときとき、すべての公衆電話が使用中のため空き待ちとなる確率が0.10であった。このとき、利用者1当たりの平均使用時間は、表を用いて算出すると、約( 71 )分となる。
 @1 A2 B3 C4 D5




ある回線群を時間t1〜t2のT分間調査したところ、運んだ呼量がacアーラン、運んだ呼の平均回線保留時間がh秒であった。この回線群がこの時間帯に運んだ呼数は、( 72 )呼である。



出回線数が5回線の交換線群に加わった呼数が( 73 )呼、呼の平均回線保留時間が160秒のとき、この交換線群の平均待ち時間は、図を用いて算出すると3.2秒となる。
 @5 A45 B50 C52 D72




一つの呼の接続が完了するためには、幾つもの交換機で出線選択を繰り返す場合が多い。呼が経由するn個の交換機の出線選択時の呼損率をそれぞれB1、B2、…、Bnとすれば、生起呼がどこかの交換機で出線全話中に遭遇する確率、すなわち、総合呼損率Bは、( 74 )で表される。



待ち率の算出に使用されるアーランの待ち合わせ式(アーランC式)は、( 75 )のモデルにランダム呼が加わり、呼の回線保留時間分布が指数分布に従い、待ち合わせ放棄呼は無いという前提に基づき、確率的に導かれた式である。
 @ 入回線数無限、出回線数無限 A入回線数無限、出回線数有限 
 B入回線数有限、出回線数無限 C入回線数有限、出回線数有限
 D 入回線数と出回線数が同数


即時式完全線群について述べた、次の二つの記述は、( 76 )。
A 即時式完全線群において、出回線数と呼損率を固定すると、入回線数が有限の場合は、入回線数を無限とした場合に比較して出回線使用率は高くなる。
B 即時式完全線群においては、ある生起呼量を幾つかの完全線群に分割する場合、同一の呼損率を保つようにすると、分割群の出回線の使用率は、一つの完全線群で処理するより高くなる。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


出線数nの即時式完全線群において、生起呼量がaアーラン、呼損率がBであるとき、出線能率は、( 77 )の式で表される。



アーランB式に関する次の二つの記述は、( 78 )。
A アーランB式は、呼の生起はランダムであり、呼の保留時間は指数分布に従う。
B アーランB式は、入線数無限、出線数有限であり、待ち合わせ放棄呼は無いという前提に基づき、確率的に導かれた式である。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


ある回線群を時刻t1〜t2のT分間調査したところ、運んだ呼量がαcアーラン、運んだ呼数がC呼であった。この回線群が運んだ呼の平均回線保留時間は、( 79 )秒である。

 

ある回線群が運んだ1時間当たりの( 80 )と、運ばれた呼の平均回線保留時間中における平均呼数とは等しい。
 @最大呼数 A待ち呼数 B呼数密度 C呼数 Dトラヒック量


デジタル式電話交換機の加入者回路は、通話電流の供給、ループ監視、2線−4線変換、( 81 )等の各機能を持つ。
 @選択信号送出 A呼出音送出 B呼出信号送出 C話中音送出 D発信音送出


( 82 )は、PB信号受信機、可聴音(DT、BT、RBTなど)送信回路のほか、電話会議サービスを提供する会議回路などで構成されている。
 @中央制御装置 A通話路制御装置 B加入者線信号装置 
 C中継線信号装置 D共通線信号装置


デジタル交換の網同期方式を周波数同期の観点から分類すると、独立同期方式、( 83 )同期方式及び相互同期方式の3種類がある。
 @ビット Aブロック Bスタッフ C調歩 D従属


通信設備の直流電力供給に広く採用されている蓄電池の全浮動方式において、負荷電流による電圧降下を補償する各種の負荷電圧補償方式が用いられている。それらの方式としてはブースタ方式、( 84 )方式、端電池方式等がある。
 @インバータ Aトランス Bシリコンドロッパ Cサイリスタ Dセレン


シール鉛蓄電池は、外部へのガスの放出を制御するために、一般に、充電中に陽極から発生する酸素ガスを陰極( 85 )させる。また、水素ガスが発生しない程度に陰極活物質を電気的に放電状態とすること等により、電解液の減少を抑え密閉化を可能としている。
 @拡散 A蒸発 B反応吸収 C放出 D酸化


デジタル式電話交換機の加入者回路について述べた次の二つの記述は、( 86 )。
A デジタル式電話交換機の加入者回路では、給電制御回路により給電用ホトカプラを制御して、通話に必要な電流を加入者線に供給している。加入者線に対する給電極性によりノーマル給電(L1線電池、L2線地気)とレバース給電(L1線地気、L2線電池)がある。
B デジタル式電話交換機の加入者回路で、直流監視回路によりL1線とL2線に流れる電流を監視することにより、加入者からの発呼、応答などを監視することができる機能をループ監視機能という。例えばL1線とL2線の電流の減少があるしきい値以上であれば、電話機がオフフックと判断する。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタル式電話交換機のハードウェアの構成は、機能面から、通話路系、信号処理系、( 87 )系及び保守運用系から成る。
 @中継 A走査 B加入者 C監視 D入出力 E制御


加入者への配線用線路として架空線路を設置する場合、一般に、配線ケーブルは( 88 )ケーブルを架渉し、接続端子かん等を取り付けて直接加入者への配線を行う。
 @構内 A同軸 BCJ CPEC D光ファイバ ECCP


商用電源装置のうち、( 89 )は、直流電力を交流電力に変換する装置である。
 @レギュレータ A整流装置 Bコンバータ Cインバータ D変成器


鉛蓄電池について述べた、次の二つの記述は、( 90 )。
A 鉛畜電池において、自己放電や過放電によってできた微細な白色の酸化鉛の結晶が、陽極板や陰極板に析出される現象をサルフェーションという。
B 鉛蓄電池は、長期の間に個々の蓄電池に生じる端子電圧や放電電流のバラツキの調整、あるいは充電不足を補うことが必要となるが、この目的のため定期的に実施される充電を均等充電という。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


BORSCHT機能について述べた、次の二つの記述は、( 91 )。
A デジタル式電話交換機の加入者回路の機能で、直流監視回路によりL1線とL2線に流れる電流を監視することにより電話機からの発呼、応答などを関しする機能は、BORSCHT機能の中のR機能といわれている。
B デジタル式電話交換機の加入者回路において、通話路と並列にバリスタを接続することにより、雷サージ電圧などから加入者回路を保護する機能は、BORSCHT機能の中のO機能といわれている。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタル式電話交換機の通話路に関する次の二つの記述は、( 92 )。
A デジタル式電話交換機の通話路部分には、ラインスイッチ、メモリスイッチ等が使用されている。
B デジタル式電話交換機の通話路は、ハイウェイ上において多重化された信号の順序入替えを行う時間スイッチ、又はこの時間スイッチとハイウェイ相互の接続をするゲートスイッチとを組み合わせたもので構成される。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタル式電話交換機のプログラムについて述べた、次の二つの記述は、( 93 )。
A デジタル式電話交換機において、電話機又は中継線に対する選択、接続、切断、解放などの交換接続動作を制御するプログラムは、実行管理プログラムといわれる。
B デジタル式電話交換機において、装置故障時に不良装置を識別し正常な系を確立して交換処理を継続させるプログラムは、診断処理プログラムといわれる。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


高周波スイッチング整流装置について述べた、次の二つの記述は、( 94 )。
A 高周波スイッチング整流装置では、交流入力ダイオードブリッジ等により整流した後、パワートランジスタでスイッチングを行い周波数の高いパルス波形に変換する。
B 高周波スイッチング整流装置は、高周波化によるトランスのコイル巻数の減少に伴う銅損の低減、コアの小型化による鉄損の低減などによるエネルギーロスを少なくできる。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


鉛蓄電池に関する次の二つの記述は、( 95 )。
A 通常、鉛蓄電池を定電圧充電すると充電初期に大電流が流れるので、一般に、通話用電源の浮動充電用整流器には、その整流器の出力電流が規格値以上になった場合、その整流器の出力電圧を蓄電池電圧まで徐々に上昇させる機能を持たせている。
B 鉛蓄電池を浮動充電方式で使用する場合、浮動電圧が低過ぎると、自己放電を補うことができず、充電不足となり、サルフェーションを生じる。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


BORSCHT機能について述べた、次の二つの記述は、( 96 )。
A デジタル式電話交換機の加入者回路において、アナログ信号とデジタル信号の変換を行う機能は、BORSCHT機能の中のC機能といわれる。 
B デジタル式電話交換機の加入者回路には、BORSCHTの各機能が用いられている。デジタル式電話交換機の時分割通話路は電子回路で構成されており呼出信号のような大電流を通すことができないので、呼出信号は、加入者回線対応に設けたR機能から供給される。
 @Aのみ正しい ABのみ正しい BAもBも正しい CAもBも正しくない


デジタル式電話交換機のタイムスイッチは、デジタル符号化した音声情報等を格納する( 97 )、書き込み番地を指定する制御メモリ及び順番に読み出しを行う( 98 )から構成されている。
 @シーケンシャルアドレスカウンタ回路 A通話メモリ B通話路バス制御回路 
 C共通メモリ D競合整理回路 Eエラスティックストアメモリ


)交流電源を直流電源に変換する装置には、入力の交流電圧を直接整流した後、( 99 )等で高周波に変換し、さらに、この高周波をトランスにより電圧変換した後、再び整流回路で直流に変換する高周波スイッチング整流装置が広く使用されている。
 @コンバータ Aツェナーダイオード Bサイリスタ Cクリッパ DMOS形FET


一般に、ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池といわれるものは、使用する極板の種類によって、焼結式、( 100 )及び発泡式がある。
 @ポケット式 A鉛式 Bpn接合式 Cサンドイッチ式 D単極式









Ans.

 1D  2D  3E  4B  5@  6@  7C  8@  9D 10@
11C 12F 13@ 14B 15@ 16C 17C 18C 19C 20B
21@ 22A 23C 24B 25B 26A 27C 28C 29D 30B
31C 32@ 33B 34@ 35@ 36@ 37@ 38C 39B 40B
41B 42@ 43A 44A 45B 46A 47C 48@ 49A 50@
51@ 52C 53C 54C 55A 56C 57B 58A 59A 60B
61C 62@ 63A 64C 65C 66D 67@ 68C 69D 70A
71C 72E 73A 74@ 75A 76@ 77C 78@ 79B 80D
81B 82B 83D 84B 85B 86C 87E 88E 89C 90C
91A 92C 93C 94B 95A 96B 97A 98@ 99D 100@


Explanation.


A Xは通話電流保護回路
B Yは符号器

16
A 外線からの着信を複数の内線に順次接続したい場合、中継台の操作により、通話の終了した内線が送受器をかけても、外線を復旧させずに自動的に中継台に戻す機能をシリーズコールという。
B 通話中の内線電話機をフッキングなどの所定の操作を行うことにより、通話中の相手を第三者に対して転送できる機能をコールトランスファという。

20
A 正しい
B 正しい

21
A 正しい
B 電子式ボタン電話装置には、発信する場合に外線ボタンを押下してから一定時間、他の使用者にその外線を使用させないで、スピーカボタン等のキー入力を続けることができる機能はプリセレクションといわれている。

22
A 電子式ボタン電話装置の主プログラムの中の初期設定プログラムは、一般に、各サブCPUのリセット、メインメモリのクリア等を行う。
B 正しい

32
A 正しい
B 外線に応答する場合は、着信中の外線ボタンを押下すると、電話機の電話機制御プロセッサは、回路捕そく要求を主装置のLCPへ伝える。LCPは回路情報を使用中にするとともに、電話機制御プロセッサに対して接続可のデータを送る。このデータは通話路制御プロセッサによりモニタされていて、該当する外線及び電話機に対応するクロスポイントスイッチをONにし、外線と電話機間の通話路が設定される。

A 正しい
B 正しい

35
A 正しい
B 図中のC保留音源回路は、Dは一斉呼出回路を表す。

38
A 図中のBは極性反転検出回路、CはDPセンダを表す。
B 図中のDはPBセンダ、Eはインピーダンス調整回路を表す。

40
A 正しい
B 正しい

48
A 正しい
B ケーブルをタイルカーペットの床面から立ち上げる場合に、床面から立ち上げたケーブルを保護する材料をケーブルパスという。

49
A 床の基本構造であるフロアデッキプレートの溝の部分に特殊なカバーを取付け、この空間を配線スペースとして利用する方式をセルラダクトという。この方式は、ケーブルが堅固な金属体で保護されることや収容配線数が大である等の特徴がある。
B 正しい

50
A 正しい
B 屋内線等の通信線から端末機に侵入し、雑音の原因となる電磁妨害波を減衰させるため、コモンモードチョークコイルが使用される。コモンモードチョークコイルは、通信線から端末機へ流れ込む縦電流に対してはインピーダンスが増加し、また、通信線で伝送される信号に対しては損失を与えない特徴がある。

52
A AITU−T勧告V.24におけるデータ回線終端装置(DCE)は、回線網に依存する。ある一定期間以上継続した故障を検出した場合、送信可(回線106)=OFF、データセットレディ(回線107)=【OFF】とする。
B ITU−T勧告V.24に規定されるデータ回線終端装置(DCE)とデータ端末装置(DTE)間の100シリーズ相互接続回路において、送信側のデータ回線終端装置がデータセットレディ(回路107)をOFF状態で、送信可(回路106)をONにしたとき、データ端末装置は送信データ(回路103)を通して、シリアル自動起呼DCEに対してプログラミング又は制御に関するデータ信号を転送することが許される。

54
A フラットフロアケーブルの接続コネクタは、ケーブルの種類、用途、使用場所によって使い分けている。フラットフロアケーブル中継分岐用としては、一般に、BRコネクタを用いる。
B 通信用フラットケーブルと丸形ケーブルとの接続に用いるFRコネクタは、フロアボックス内での使用に限定されている。

56
A デジタル式PBXの設置終了後に行う機能試験のうち、オートレリーズ機能試験では、外線中継台で着信信号を受信中に発信呼を途中放棄し、外線からの着信信号を一定時間(約3秒)以上受信しなくなった場合、中継台で表示した着信表示及びブザーを自動的に停止することを確認する。
B 正しい

57
A 正しい
B 正しい

59
A 保安用接地は、設備からの感電防止を目的としており、安全な場所に危険のないように設置する場合を除き、接地抵抗は100オーム以下と規定されている。
B 正しい

60
A 正しい
B 正しい

61
呼量=呼数×平均保留時間÷測定時間=48×150÷3,600=2[アーラン]
回線使用率a/nは、a=2、n=5より
a/n=2÷5=0.4
図よりa/n=0.4とn=5の交点からM(0)の値を求めると0.06となる。

63
延べ保留時間=100×8+160×5+250×8+300×6=5,400[秒]
対象時間=50×60=3,000[秒]
呼量=延べ保留時間÷対象時間=5,400÷3,000=1.8[アーラン]

66
呼量=呼数×平均保留時間÷測定時間=24×6÷60=2.4[アーラン]
次にa=2.4[アーラン]、n=6[台]より検索用端末の使用率a/nを求めると
a/n=2.4÷6=0.4
図よりa/n=0.4とn=6の交点からW/hを求めると0.02になります。
したがって、平均待ち時間Wは、W/h=0.01より
W=0.01×h=0.01×6=0.06[分]=3.6[秒]

68
呼数=呼量×対象時間÷平均回線保留時間
=18.9×1,800÷126+22.5×1,800÷180
  =270+225=495[呼]

71
n=4、M(0)=0.10から負荷表より呼量は1.65[アーラン]
平均使用時間=呼量×対象時間÷利用者数=1.65×60÷25=3.96≒4[分]

73
平均回線保留時間が160秒、平均待ち時間が3.2秒よりW/hを求めると
W/h=3.2÷160=0.02
図より、W/h=0.02とn=5の交点からa/nは0.4となります。
a/n=0.4
a=0.4×5=2[アーラン]
呼数=呼量×対象時間÷平均保留時間=2×3,600÷160=45[呼]

76
A 正しい
B 即時式完全線群においては、ある生起呼量を幾つかの完全線群に分割する場合、同一の呼損率を保つようにすると、分割群の出回線の使用率は、一つの完全線群で処理するより低くなる。

78
A 正しい
B B アーランB式は、入線数無限、出線数有限であり、損失呼は消滅するという前提に基づき、確率的に導かれた式である。

86
A デジタル式電話交換機の加入者回路では、給電制御回路により給電用トランジスタを制御して、通話に必要な電流を加入者線に供給している。加入者線に対する給電極性によりノーマル給電(L1線電池、L2線地気)とレバース給電(L1線地気、L2線電池)がある。
B デジタル式電話交換機の加入者回路で、直流監視回路によりL1線とL2線に流れる電流を監視することにより、加入者からの発呼、応答などを監視することができる機能をループ監視機能という。例えばL1線とL2線の電流のがあるしきい値以上であれば、電話機がオフフックと判断する。

90
A 鉛畜電池において、自己放電や過放電によってできた微細な白色の硫酸鉛の結晶が、陽極板や陰極板に析出される現象をサルフェーションという。
B 鉛蓄電池は、長期の間に個々の蓄電池に生じる端子電圧や比重のバラツキの調整、あるいは充電不足を補うことが必要となるが、この目的のため定期的に実施される充電を均等充電という。

91
A デジタル式電話交換機の加入者回路の機能で、直流監視回路によりL1線とL2線に流れる電流を監視することにより電話機からの発呼、応答などを関しする機能は、BORSCHT機能の中のS機能といわれている。
B 正しい

92
A デジタル式電話交換機の通話路部分には、ゲートスイッチ、メモリスイッチ等が使用されている。
B デジタル式電話交換機の通話路は、ハイウェイ上において多重化された信号の順序入替えを行う時間スイッチ、又はこの時間スイッチとハイウェイ相互の接続をする空間スイッチとを組み合わせたもので構成される。

93
A デジタル式電話交換機において、電話機又は中継線に対する選択、接続、切断、解放などの交換接続動作を制御するプログラムは、呼処理プログラムといわれる。
B デジタル式電話交換機において、装置故障時に不良装置を識別し正常な系を確立して交換処理を継続させるプログラムは、故障処理プログラムといわれる。

94
A 正しい
B 正しい

95
A 通常、鉛蓄電池を定電圧充電すると充電初期に大電流が流れるので、一般に、通話用電源の浮動充電用整流器には、その整流器の出力電流が規格値以上になった場合、その整流器の出力電圧を蓄電池電圧まで急激に低下させる機能を持たせている。
B 正しい

96
A 正しい
B 正しい




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