title アイドリングストップ考-信号で停まったら

 
 アイドリングストップ(以後アイスト)の判断に迷うのは、十中八九信号が赤になって停まるとき。信号によって止まってなきゃなんない時間も違うし、赤信号(以後赤)で完全に停止するまで車は動いているんだから、同じ信号機でもタイミングや停車時間は毎回異なるはず。だから「これがアイストのタイミング!」などと断言できないんだよね。それが出来ればどんなに楽なことか…まぁでも少し場合分けをして考えてみよう。今回は停まったときの様子で分けてみるね。
 
歩行者信号の点滅や黄色信号(以後黄)で減速をはじめ、になるのと同じくらいのタイミングで止まった場合
 
 赤になると同時に停車しているのだから、長い時間アイストできる可能性高し。きっとタイミングが掴めないという人でも、あまり迷うことなくアイストしているはず。しかし当然のことながら100%とはいかなくて、道や交差点の大きさを考慮しなくちゃならないし、対向右折車がこっちの車線に入ろうとしていないか、合流しようとしているクルマはないか、並んでいる車の列が前のほうへ詰めていったりしないか…そんなことをだいたい止まる前に確認してからアイストしなくちゃいけない。まぁでも一番分かりやすいタイミング…とはいえ、本当はそんなに単純じゃぁないんだけどね。そこらへんは次のページで触れてみることにして、とりあえずはアイストのチャンス!ってことでいいでしょう。信号待ちの先頭に立つ事が多い(信号までに何台も挟むようだと、どうしても赤になってからしばらくしてもだらだら動いている)ので、それこそ待ったなしでアイストを頭に思い描いていい。だけど100%出来るって状況ではないし、やらない方がいいこともあるのだから、安全の判断だけは怠らないでね。
 
行けると思ったら無理だったので、仕方なく急ブレーキ気味で停止
 
 そもそもこんな止まり方は事故の元だからやめたほうがいい…といっても状況的にどうしようもないことがあるのも確か。バックミラーをよく確認しながら止まるようにしようね。こんなときは大概赤になってから止まっているだろうけど、この場合にはホントはアイストよりも止まった場所のほうが問題だ。ちゃんと停止線内に収まっていれば問題ないのだが、歩道にはみ出しちゃったり、交差点内に頭を覗かせちゃったりしてたらよっぽど気をつけなきゃいけない。自分のクルマが他のクルマや歩行者に迷惑をかけていないか、これからかける恐れはないか…。アイストすることはもちろん出来る。長時間の停車になるのなら尚更やるべきだが、その前に状況判断を出来るだけ的確に行い、エンジンを切ったあとでも周囲の様子に気を配ることが肝要だ。
 
前のほうがで止まっているので(止まり始めているので)、それに続いて当然のことながら自然と停止
 
 これでしょ?一番迷うのは。アイストしたほうがいいのかどうかなんて、正直言って367にも全く断言はできない。断言どころかこんなにいろんなシチュエーションが考えられる場面で、助言すら出来るかどうか自信がない。だって、どんな交差点かってことにすべてがかかってくるんだもの。それを考えずに「交差点ではね…」などとしたり顔で話す人も大勢いると思うけど、367に言わせりゃあんたら理屈はわかっていても実際にアイドリングストップしてないだろってとこだね。こんなの止まってるのがどれくらいの時間になるのか分かっていなくちゃアイストなんてしようがないんだよ。よく知っている道ならばいざ知らず、初めて走る道でどうこうなんてのはかなりの高等テクニック。その判断基準の基本的な部分はやっぱり次のページにまわすこととして、よくわかんないときには無理してアイストしないことにしよう。でも悔しいんだけどね、そのままエンジンかけてたら意外と長いこと赤信号が続いたりすると…。でもここらへんのタイミングは一種の賭けみたいになってきちゃうから、無難に道路社会に迷惑かけない選択をした方がいいと思う。まぁ長いこと止まるかどうかの判断によるってことだから、落ち着いて周囲を見渡したらどうかってことだね。
 
自車が止まるころには先頭が走り始めている
 
 こんなもんアイストする人なんている訳ない。当然流れに任せて走っていくことになるので、アイストに関しては言及することなんて何もない。ただ…エコドライブを実践している方やトラックの運ちゃんはよくお分かりのことでしょうが、この部分には実に大きなテクニック(なんて大げさなものではもちろんない)が隠れている。そのことについては他のコンテンツで触れる予定にしているので、ここではアイストなんて考えなくてもいいって結論にしておこう。あ、当然のことだけど、信号にたどり着く前にまた赤になっちゃったりしたら話は別だからね。
 
ちょっと早いけど黄色で止まっちゃう
 
 悪いことじゃないとは思うけど、後ろのクルマとか怒ってなぁい?赤信号は必ず止まらなくちゃならない標識じゃないんだから、状況判断で行けそうだと思ったら走り抜けるのもマナーのうち。進む先が詰まっているなら当然の話だけど、そうでないならよくよく判断をした上で止まろうね。まぁ早く止まるのはそう悪いことじゃぁないんだけど…。
 いずれにせよ早めに止まっているんだから、アイストの可能性はかなり大きい。どんなところで止まったかにも当然左右されるけど、まぁひとつのチャンスではあるからアイストしたことのない人は一度でいいからやってみてほしい。
 
交差点で右折(左折)したいが、対向車(歩行者)がひっきりなしに走ってくるのでいつになったら渡れるかさっぱり分からない
 
 どれだけ長いこと止まるかは知らないが、同方向が流れている交差点の中でエンジンを切るなんて論外中の論外。こんなもんエンジンかけたまま車の流れを睨んでいるしかない。何度でもいうけど、エコドライブは安全を犠牲にしてまで実践するようなものじゃない。まさかこんなシチュエーションでエンジン止めちゃう人もいないとは思うけどね。
 
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