title アイドリングストップ考-エンジンストップの基本

 
 アイドリングストップで誰もが悩む、道路を走っている際に出会うちょっとした停止でのエンジンを切るタイミングを考えてみよう。信号待ちを筆頭に踏切や安全確認、道路工事や対向車に道を譲るなど、車が停止しなくちゃいけない状況は非常に多い。でも止まったらどんな時でもすかさずエンジンストップなんてことしてたら、切った次の瞬間またブルルルルンとスタートさせなきゃいけなくなったりして明らかに逆効果。こうなったら燃費は悪化するし排気ガスは臭いし、頻繁なエンジン始動はバッテリーやセルモーターにだって良くない。こうやって短時間のアイドリングストップが全くもって無意味だと聞いていると、じゃぁエンジンなんて切れないじゃないか、判断が難しくて疲れるじゃないかと思う人も多いだろう。15秒から30秒の停止が目安だとか言われても、道の状況から数秒先の未来を予測するわけだから難しいし、秒数なんて感覚的に把握しやすいものじゃない。
 
 運転中に出会うシチュエーションは多種多様、というより同じ状況はあり得ないものなんだけど、それでもアイドリングストップしようかと思うケースはある程度分類できる。それを次のページから書いていこうと思うわけだけど、あくまでもこれはひとつの目安であって、実際走るときには道路の状況にあわせた自分の判断を優先させるってことは覚えていてほしい。367の言うとおり止まってるんじゃぁ〜なんてことで渋滞引き起こしても自慢にならないし、状況を見ていない367は責任とれないからね。車の運転はドライバーが全責任を負う、だからドライバーの判断が最優先されるのは当たり前。自信持っていこう!
 
 さて実際にアイドリングストップをやってみるわけだけど、その時の基本的な心構えが二つある。一つ目は判断材料があまりに乏しく、ノロノロとでも進めるのかどうか判断できない場合には、エンジンを切らない方がいいということ。アイドリングストップしようっていう趣旨に反するじゃないかと思うのもごもっとも。でもどうにも判断できない時っていうのは、この先どうなるかが予測できないってことに他ならない。アイドリングストップは環境のためだとか偉そうに聞こえるけれど、道路上でエンジンを切るって事は、自分の車が一瞬置物か路上駐車に変わるということ。未来に対する判断に自信が持てない時には、すぐに動けるよう準備する方が賢い選択だと思う。まぁ逆に言ったらどれだけ状況判断の材料集めが大切かってことなんだけど。心構えその二は、エンジンを切ったばかりでも、動かなきゃならない状況になったらすぐにエンジンスタートしなきゃいけないってこと。切ってすぐかけるのはあらゆる悪影響を引き起こすと分かっていても、他の車に迷惑をかけるわけにはいかない。先ほどの話と同じだけど、他の車も動いていない状況であればアイドリングストップは素晴らしい行為だけど、そうでなければただの岩だってことだね。要するに独りよがりは車社会の迷惑だって、それだけの話だ。
 
 それと予め書いておくと、エンジンを止める判断はいろんなところに気を配る必要があるから、車を自分の思うとおりに動かせるようでないと他の車に迷惑をかけてしまうことがある。一口にエンジンストップと言っても、とどのつまりは停車に他ならないから、車を止める位置やタイミングが重要だってのは当たり前。だから367は若葉マークの初心者にまでアイドリングストップを勧めようとは思っていなくて、むしろ運転自体がうまくなるまではあまり気にしないでほしいとすら感じている。運転を練習して自分のクルマを思い通りに動かせるようになったら挑戦してもらいたい。
 
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