title ドカンは禁物

 
 低燃費で走ろうと思ったら、何はともあれガマンが必要。といってもそんなにイライラするほどのことでもなく、ただ単にアクセルを踏み込みたくなるのをじっと堪えるくらいでイイ。なぜなら燃費にとって一番悪いのは、急激にドカンとスロットルを開いて(アクセルを踏んで)ガソリンを増量して噴射することだからだ。
 
 車にもよるだろうが2LのAT車で、急発進もしくは急加速10回でガソリンが120cc無駄に消費されるという。100回やったら1Lを越えるのだからかなりの無駄なんだけど、だいたいこれをやる人は無意識のうちにやってしまう。だから、急激なアクセル操作をしないように注意するだけで燃費が急上昇することが多い。もちろん周りの流れに乗って走らないと危険だし、他の人にも迷惑だから、発進の時にクリープだけで前に進んでいこうとしたりするのは論外。そういった極端な話ではなくて、始めはジンワリと踏み、車速が上がってきたらそれに応じて徐々に踏み込んでいくということ。
 
 まぁどれくらいかって聞かれても感覚的なことだから困るけれど、水平な道路で発進するときに、いちいちGを感じてシートに押しつけられるようでは、アクセル操作が雑と言っていい。でもドライバーは自分の足で操作しているから、体が勝手に加速Gに備えてしまうので、そのことが感じづらい。こいつは一度助手席に乗る人にどのように感じるか聞いてみるとよく分かる。同乗者が車酔いしやすい場合は、その原因の殆どが運転の仕方にあると言っても過言ではない。
 
 こんなこと書かれると、「都会では交通量が多いのだから、ノロノロやってたら前には入られるし、車線変更もさせてもらえないじゃないか。」と考える人もいるだろう。しかし、前に入ろうとする車があれば入れあげるのは当たり前だし、第一自分だって前へ進んでいるんだから大したロスにはなっていない。車線変更させてもらえないのはスピードではなく意志表示の仕方に問題があることが多い。自分がやられたら入れてやりたくなくなるような他の車の挙動を考えれば、すぐ分かることなんだけどネ。そもそもスタートダッシュが多少遅くなるだけだから、後ろの車に迷惑掛けるようなことは滅多にないのだが…。でももし後ろからクラクションを鳴らされるようなことが頻繁にあるなら、もう少し速くしたほうが良いね。臨機応変ってやつだ。
 
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