エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


法定速度+10km/h


道路の状況云々をヌキにして、クルマという機械にとって燃費のよいスピードはどれくらいか?
 
ザックリ言うと、スピード上がるほど燃費は悪化する。正確には悪化の要因が増える。
 
一番大きいのは空気抵抗。無風状態だとしても、その止まっている空気にクルマが突っ込んでいく訳だから、走ってるスピードと同じ速度の風を真正面から受けてる。向かい風が強くなるほど走るのに力が要る。高速道路を走るような速度域だとより顕著となる。どのメーカーもボディの空力を突き詰めるのはそのせいだ。
 
とは言え、エンジンはそんなに低速の領域を得意としない。エンジンそれぞれに最も効率のよい回転数があって、それと同時に燃料の噴射量や噴射のときの流量の問題もあり、低速でトロトロ走ってるのは決して効率よくない。むしろ悪い。
 
ならばエンジン積んでないEVならどうか。これはゆっくりするほど燃費が向上する、そうだ。私自身EVで試してないので専門家が言うのをそのまま鵜呑みにするしかないが、公道でのEVエコランコンテストとかの極低速行列で周囲に大大大迷惑、なんて話を聞くと、恐らく本当だろう。
 
EVはともかく、速すぎても遅すぎても燃費は悪い。当たり前だが丁度よいスピードが一番。そしてそのbestなスピードは車種によって様々だ。
だが敢えて言えば、多くのクルマならだいたい50〜60km/hくらいに落ち着く。EVだったらもっと低速かもしれないが、EV1台の燃費(電費)のために他車の燃費を著しく悪化させるのは社会悪と呼ぶしかない。
 
しかしながら、高速道路を60km/hでトロトロ走ったりしたら、違反じゃないかもしれないが、他車から見れば邪魔だし危険だし迷惑だ。
住宅地や峠のグネグネで60km/hも危ないことこの上ない。
 
結局のところ、何km/hで走るかという具体的な数字は、独りっきりでしかもその速度で安全に走れるときにのみ有効なんであって、実際の道にあわせた速度を選択する方が遥かに賢い。
 
ではそれはどんな速度か。
 
公道ではどんな道でも制限速度が設定されている。法律違反を推奨する訳にはいかないから、走るスピードの話をするときは、そもそも「法定速度を守って走りましょう」と言わざるを得ない。
 
なかなかどうして、法定速度で走るのは意外と効率がよい。かなり燃費上がる。
燃費のよくなる速度域ってこともあるが、信号などもあわせて設定されるから益々燃費よくなる。
 
しかし現実として、特に幹線道路では法定速度で流れていることは少ない。だいたい+10km/hくらいで流れているし、場所によっては20km/h以上の超過さえ珍しくない。道路やクルマが大幅に進化しているのに、制限速度は昔のままだったりして、実態に沿っていないと感じることも多い。
むしろ法定速度を守って運転していることが原因で後ろが団子のように詰まってしまい、時には後続車から煽られ、少なからず背後プレッシャーに怯えることとなる。
 
だから本当は法定速度で走りたいところだが、+10km/hくらいが色んな意味で丁度いい。
 
そんなにハイスピードじゃないから燃費は悪くない。
法定速度を一応上回っているので非常識なまでのノロノロじゃない。
速度違反ではあるが、この程度の超過は取り締まりの対象を外れることが多い。
 
どちらかというと、実際に走ってる速度ではなく、平均速度が法定速度くらいなのが一番走り易い。走行中は信号をはじめとしてスピードダウンはよくあるし、ある程度高いスピードで巡航する方が釣り合いがとれるのだ。
 
巡航速度は法定速度から+10km/h。このスピードが怖いなら無理に出さずとも法定速度で構わないが、速い方は+10km/hくらいまでに留めておくように心掛けると燃費よく走れるだろう。