エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


★ 詰めると先が見えない


後ろをついていくなら車間を詰めても意味がない。では抜き去るときはどうだろう。
これは流石に前に進んでおく方が、追い抜きにかかる時間が短いから良いに決まってる・・・と思うだろうが、実はそうでもない。
 
とりあえず、車間を詰めてたら先が見えない。
 
車一台分あけて追走し、追い越そうとタイミングを計っている例を見てみよう。信号待ちの車列と似たような車間距離で、40km/hでたった0.4秒。かなりアリエナイ走り方だが、もっとハイスピードで走ってても大差ない車間で詰めてたりする。実際に道路上でよく見かける光景だってことは納得してもらえるだろう。
隣の車線前方は前の車が邪魔になってよく見えない
道路の高低差や窓を通して先が見通せる場合ももちろんあるが、基本的に前の車の陰になるところ(アニメの暗い部分)は見えない。真後ろにいてはほとんどお先真っ暗だから、少しでも先を見ようと右に寄って走るようになる。が、もし前の車も何らかの理由で右に寄ってきたら最早お手上げ。反対車線に飛び出す以外に前方を確認する手段はない。むろん危険。
 
近くのものは大きく見え、遠くのものは小さく見える。こんなのは誰もが知ってる遠近感の法則だ。車間が狭ければ視界の大部分は直前の車のお尻で埋まる。当然、先は見通せない。どうなってるのか確認できない区間で追い越ししようなんて、ただのギャンブル。
結果的に追い越しはなかなかできないし、目隠しで走るようなもんだから、追走するだけだってほとんど自殺行為だ。
 
これが2秒の車間を開けていれば、ご覧の通りかなり先まで見通すことができる。
車間が開くほど視界は開ける
つまりそれだけ早い段階から、普通に走りながら安全確認できるのだ。
 
とはいえ、「車間が開いている分だけ追い越しに時間がかかるじゃないか」という疑問を持つ人がいるだろうし、それは正しい。だがここに隠れたファクターがある。それは、何度も言っているように、『眼の前が塞がれていたら進めない』ということ。
 
車間を詰めていた場合、「いける!」と判断して反対車線に出てからでないと加速できない。さもないと眼の前の車に追突しちゃうから。すると必然的に、一気にアクセルを踏み込んで(ガソリンたくさん使って)急加速することになる。危険だし、エコドラとは無縁だ。
 
十分な車間があれば、スピードを上げながら近づくことができるので、それほど急激な加速をしなくても前の車より速いスピードで並び、追い越すことができる。少しでもアクセルの踏み込みを減らすのはエコドラとしてかなり大きいし、危険なら元の車線に戻ることもできるから安全でもある。
 
追い越しのコツは、虎視眈眈とタイミングを計り、ここぞという時にキッチリ加速すること。眼の前が開けてないとその両方が難しいのはアニメを見てもらえば明らかだが、全くと言ってよいほど理解されていない。
 
ここまでクドクド言えばいい加減分かってもらえただろう。車間を詰めて前の車についていっても得なことは何もない。眼の前の空間の重要性を認識してほしい。