エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


★ 車間距離は秒で測る


車間距離を考える上でまず最初の問題は、どうやって測るかだ。
効果的で単純なエコドラのコツがここに潜んでいるのだが、残念ながら多くの人がご存じない。
 
車間『距離』なんだから、前の車と自分がどれだけ離れているか、つまり長さである。
だが、そもそもパッと見てそんなもの分かるだろうか。
 
ハンマー投げの選手とか、常日頃から距離と格闘してる人なら分かるのかも知れないが、ほとんどの人はまず無理だろう。だいたいの感じとして掴んでるだけで、実際に『何メートル』とか気にしながら暮らすことは少ない。
遠くを見るときには遠近感があるし、周囲にある物と比較して判断するため、簡単に錯覚を起こす。前の車が大きく見えたり小さく見えたりすることで漠然と距離を感じてるだけだ。
 
もし正確に距離を知ろうと思ったら、高速道路なら車間距離確認区間があれば分かる。さもなくばセンターラインの白点線(一般道では白線5m空間5mで1セット10m、高速道路は白線8m空間12mで1セット20m)を数えて掛け算するか。走ってる最中にそんなことしてられないが。
 
よしんば正確に距離を把握できたとしよう。果たしてそれが意味あるだろうか?
全くないことはないが、実はあまり意味がない。
 
なにしろ走ってる最中のことだから、当然スピードが変わる。すると当然とるべき車間距離も変わってくる。
以前は教習所で40km/hで走ってたら40m、80km/hなら80mというように、速度にあわせた車間をとるように習ったが、昨今そんな余裕かまして走ってられない。現在はメーターの数字から15引くとか半分にするとかなってるようだが、速度に応じていちいち計算しなくちゃならない。雨でも降ろうものならより複雑な計算になる。
距離を測るだけでも難しいのに、すばやくスピードに応じて適正な長さを計算し、そのうえで10m広げようとか加減するのはまず無理だ。
 
要するに『車間距離何m』ってのは、現実的には全くもって意味がない。
意味ないこと考えても時間のムダだから、『何m』とか考えるのは止めよう。
 
距離をmで考えなくてどうするよ?って気もしてくるが、ここは時間で考えた方が分かり易い、というか適してる、というか応用が利く。つまり
 
×『前の車から何m開いているか』
○『前の車の何秒後ろにいるか』

 
ということ。時間で距離を表すことに違和感覚える人もいようが、天体の距離を表す『光年』みたいなもんだと思ってくれればいい。
 
車間距離を時間で測るのは簡単だ。
 
電信柱でも広告でも路面の継ぎ目でも、何でもいいから目印を決めて、前の車が通り過ぎたときから「0、1、2・・・」と自分の車が着くまで頭の中で数えればいい。
高々2〜3秒のことだし、多少の誤差は大したことない。ただ、間違えて1から数え始めないように。これくらいの精度ならば、時計を見ながら少し練習すれば誰でもできるハズだ。
 
距離を時間で測ることのメリットは、同じ秒数でもスピードに応じて距離も増減してくれること。
どんなスピードで走ってるときでもOKだし、距離の計算をする必要がないので簡単だ。
ドライバーの操作における反応速度が秒で考えられることもあわせると、車間距離は秒で測る方が理に適っている。