エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


前が行かなきゃ後ろは詰まる


エコドラってのは何から始めるのがよいか。
車なんだから、とりあえず走り出さなきゃ始まらない。だからかどうか分からないが、スタートの仕方を最初に考えるのが割と普通だ。
 
「ふんわりアクセルeスタート」
 
エコドラに興味ある人なら一度くらい聞いたことがあるだろう。JAFをはじめとして、エコドラといえばまずコレから始めることになっている。というか、漠然とそう思われている
 
燃費を一番悪化させるのは発進時だから、この発進時の燃料消費を減らそう、ということだ。いきなりアクセルを踏み込むと燃料がたくさん必要なので、ゆっくり踏むことで燃費向上を狙う。要はゆっくりスタートしましょうってだけのこと。
JAFのページを見ても、これだけで11%燃費が向上するとか書かれている。
そんなに効果があるんだから、最初に取り組むべきなのは当然だ。
 
なんちゃって。最初に取り組むべきが「ふんわりアクセルeスタート」というのはエコドラ一番のインチキだ。
 
停車状態から発進する時の影響は非常に大きいのは間違いない。ゆっくり発進すること自体は低燃費化にとても有効な技術だ。だがこれを最初に言われたら、しかも最重要であるかのように言われたら、誰だって「ゆっくり発進=エコロジー」だと信じ込んでしまう。状況に関わらず「ふんわりアクセル」を実行したくなってしまう。だがそれは、単に自分に限った燃費のよさでしかないことを忘れているのだ。
 
前方に空間がないと車は進めない。自分がサッサと進んでどいてやらなきゃ後続車はお手上げ。「アクセルをふんわり踏め」に固執して、逆に強く踏み込めなくなるのは困るのだ。
 
確かに自分自身は多少燃費を稼げるかもしれない。だが短く貴重な青信号の時間を浪費された後ろの車は堪ったもんじゃない。それをエコロジーと呼ぶのは単なる欺瞞。エコノミーならともかく、エコロジーを語るなら周囲も含めてトータルのエコを考えずしてどうするのか。
こんなインチキが市民権を得られるはずもない。業を煮やした車にクラクションでババーンと急かされ、怒った車にわざとらしく危ない追い抜きをされ、「やっぱりエコドライブは難しい」と諦めることになるのがオチだ。
 
だから「ふんわりアクセル」は忘れるのが吉。
ゆっくり加速する方が燃費がいいってことくらいは覚えといて構わない。だがコイツを目的にしてもロクなことない。周囲の状況を確認する余裕ができたら試してみても悪くはないが、もっと簡単な方法があるし、「ふんわりアクセル」は忘れてもOKだ。