エコドライブ

本気!?エコドライブ! 実際に活用できなきゃ意味がない!


ふたつのアイスト


走っていないのにエンジンかけっ放しの状態には、大きくふたつの場面で遭遇する。どちらの場面でもアイドリングという言葉が使われ、どちらでもエンジン切ればアイドリングストップ。このことが、無駄に話をややこしくしている。
 
そのふたつの場面とは、駐車場に車を停めているときと、本当は走っていたいのに信号などでやむを得ず停まってしまったときである。
 
エコドライブに取り組んでる人からすると、駐車時にエンジン切るのは当然。半ば暗黙の了解事項である。だからわざわざアイドリングストップとか呼ばない。なぜなら、そもそも駐車場ではエンジンが停まってるのが当たり前だから。敢えてそこに『ストップ』を被せる必要がないのだ。
 
しかし一般の人にはそうでもない。
その証拠に、コンビニの駐車場には「アイドリングストップをお願いします」とか書かれている。要するに、如何に駐車場でエンジンかけっ放しの人が多いか、ということだ。エンジン切らないのが普通の人に『ストップ』という動作をお願いしなきゃならないのだ。
 
これを便宜的に『駐車アイスト』と呼ぶことにする。
 
もうひとつは、道路を走っているときにどうしても起きる一時停止。特に多いのは信号である。
信号待ちでも数十秒は停まったままだし、開かずの踏切だと数分に及ぶ。走行中、やむを得ない停止の際に、エンジンかけっ放しの無駄をどれだけ省けるか。エコドライブに取り組んでる人は、アイドリングストップと聞けば普通こいつを思い起こす。
 
こちらは便宜的に『信号アイスト』と呼ぼう。
 
厄介なことに、一般の人にとっては、『駐車アイスト』も『信号アイスト』もどちらも立派にアイドリングストップである。
だが、エンジンかけたまま停まっているという意味では同じだが、自発的に長時間の『駐車アイスト』は主にエアコン目的、機械的時間的ロスを嫌う『信号アイスト』は受動的で、長さは分からないが比較的短時間と、実は意味合いがかなり異なる。
 
中には信号待ちが長くなる中間的なアイストも存在するが、一口に「アイドリングストップ」と括られると、どちらのことを言ってるのか混乱してしまう。だから今後は、きちんと区別したい。