版画 「慈愛」1968.3 71×58 第42回国展
中川雄太郎 経歴 紹介
1910年、庵原郡西奈村瀬名に生まれる。
1933年、第8回国画会展に「百姓家のせど」を初出品、入選。
1934年、県美術協会を創立、常任理事。
1957年、第1回東京国際版画ピエンナーレ展で「山の伝説」入選。
1958年、国画会合員。
1967年、県文化奨励賞を受賞。
1975年4月没。
著書「静岡県版画史話」「村と伝説」「郷土の画人」等発行。

瀬名の中川家隠居7代目の当主、版画家として知られ、静岡文化奨励賞を受賞。美術の教師として静岡英和学院、静清工業高等学校、静岡星美学園等で教鞭された。また、郷土史の著書が数多く残されている。