オリキャラさんに突撃取材!
 〜 カーマイン → メルキゼデク編 〜





カーマイン
「皆様こんにちは、もしくは、こんばんは
 今回、コメンテーターに挑戦する鎌井蘇芳こと、カーマインです
 ちなみに相手はメルキゼで……うーん、何が起こるかわからない…」



************



カーマイン
「メルキゼ、ちょっと質問させてくれ
 緊張しなくていいから、軽い気持ちでな」

メルキゼ
「……えっ…う、うん……
 でも、私…的外れな答え方しそうで不安なのだけれど…」

カーマイン
「ああ、その点に関しては俺も凄く不安だ
 でも…一応、俺もフォローするから、宜しく頼むよ」

メルキゼ
「…わ、わかった…」




01.貴方のお名前とその由来は?


カーマイン
「お前の名前の由来って…」

メルキゼ
「一応、メルキゼデクと名乗ってはいるのだけれど
 あ、あまり深くは聞かないで欲しい
 その…私にも色々と事情があって―――…」

カーマイン
「……あー…そっか、そうだったな
 俺の世界ではメルキゼデクって聖書に出てくる王様の名前なんだよ」

メルキゼ
「…そう……王様、ね……」



02.性別、生年月日、年齢、血液型は?


カーマイン
「お前の性別、生年月日、年齢、血液型を教えてくれ」

メルキゼ
「今の所、男だと…思う、けれど…」

カーマイン
「いや、普通に男だから!!
 何でそんなに自信が無いんだよ」

メルキゼ
「歳はたぶん…27、28くらい…かな」

カーマイン
「お前って、年齢不詳だよな
 子供っぽい感じがするのに、たまに凄く長寿な雰囲気もするし」


メルキゼ
「…うん…そうだね、そうかも知れない…
 えっと、誕生日は3月20日で、血液型はA型だ」

カーマイン
「大雑把なO型と神経質なA型は意外と相性が良いんだよな」




03.出身、家族構成は? ご職業などあればそれもどうぞ。


カーマイン
「お前の出身と家族構成と職業は…」

メルキゼ
「家族の話題は…ちょっと…」

カーマイン
「あっ…そ、そうだったよな…悪い
 えーっと、じゃあ出身は―――…」

メルキゼ
「森」

カーマイン
「…………。
 えっと、森に来る前は何処に…」

メルキゼ
「わからない」

カーマイン
「…………そ、そっか……」


メルキゼ
「ねぇ、カーマイン…
 一つ聞きたいのだけど…」

カーマイン
「……ん?」

メルキゼ
「私の職業って……
 無職って答えればいいのだろうか?」

カーマイン
「…まぁ…山奥で自給自足の生活してたからな…」

メルキゼ
「せめて…木こり、とか言ってみようか?」

カーマイン
「絶対無理があるから止めろ」




04.身長、身体的特徴、服装は? 写真などがあればそれもどうぞ。


カーマイン
「それじゃあ次はお前の身長と体重を教えてくれないか?」

メルキゼ
「身長が198cm、体重が99s
 耳をピンと立てると200cm行くけれど…耳はカウントしないで欲しい」

カーマイン
「せっかくだから体重、100s目指してみないか?」

メルキゼ
「三桁になると、何だか凄く重く感じるから…嫌」


カーマイン
「お前の身体的特徴と服装は―――…」

メルキゼ
「……猫耳と…ドレス…?」

カーマイン
「やっぱり、そのインパクトが強いよな…
 でも、お前のその髪の色って結構珍しいんじゃないか?
 色々な町とか村とかいったけど、赤紫の髪してるのお前だけだったぞ」

メルキゼ
「…うん…珍しいらしい…ね」




05.長所・短所は?


カーマイン
「お前の長所と短所を教えてくれ」

メルキゼ
「私に長所なんか…無いと思うのだけれど…」

カーマイン
「あるよ、あるに決まってるだろ
 お前ってさ、凄く優しいじゃないか」


メルキゼ
「そう…だろうか…
 短所なら次々に思い浮かぶのだけれど…
 バカだし、無知だし、世間知らずで社交性もないし…」

カーマイン
「お前はバカじゃないよ、物覚えは良いんだし
 それに知らない事はこれから覚えれば良いよ、俺が教えてやるから」

メルキゼ
「………うん…」




06.趣味・特技などは?


カーマイン
「お前の趣味と特技を教えてくれ」

メルキゼ
「……料理……だろうか…」

カーマイン
「プロ並みの腕だもんな
 …で、コレって趣味?それとも特技?」

メルキゼ
「………どうだろう…どっちも?」

カーマイン
「そ、そっか…」



07.好き・嫌いな食べ物は?


カーマイン
「お前の好き嫌いを教えてくれ、食べ物系で」

メルキゼデク
「好きな食べ物は…果物、だろうか…
 果実酒とかも好きで…甘酸っぱい味が好き…なのだと思う…」

カーマイン
「甘党だもんな
 じゃあ、嫌いな食べ物は?」

メルキゼデク
「どうだろう…辛い味とか、苦い味とかするものは嫌いなのだけれど
 ワサビやショウガ、唐辛子系の薬味は全般的に苦手なんだと思う…」

カーマイン
「………お子様味覚?」

メルキゼデク
「ほっといて…」




08.好きな人のタイプは? 恋人や気になる相手がいる方はそれもどうぞ。


カーマイン
「お前の好きなタイプは?」

メルキゼデク
「………………。」

カーマイン
「あの、好きなタイプ…は?」

メルキゼデク
「……そ、そんな恥ずかしい事、言えないよ…」


カーマイン
「いや、具体的じゃなくても良いから
 何となく漠然と理想を言ってくれれば…」

メルキゼデク
「む、無理っ!!
 そんな、カーマインの事が好きで理想のタイプだなんて…!!
 私にはそんな大胆で恥ずかしい事、絶対に口にする事なんか出来ない…っ!!」

カーマイン
「……いや、勢いで言っちゃってるし…」



09.自由問題(1)


カーマイン
「俺がお前にしてやれる事って…何だろうな」

メルキゼデク
「…えっ…?」

カーマイン
「お前にはいつも世話になってるからさ
 何か俺にして欲しい事って無いのかな…って」

メルキゼデク
「そんな…カーマインが傍にいてくれるだけで…私は充分に幸せだよ」

カーマイン
「そう言ってくれるのは嬉しいけどさ
 俺に何かさせてくれよ、何でもいいからさ」


メルキゼデク
「………じゃあ……」

カーマイン
「うん」

メルキゼデク
「……手、つないでも良いだろうか…?」

カーマイン
「ああ」

メルキゼデク
「…………ありがとう……」




10.自分が癒しを感じる時や、至福を感じる時は?


カーマイン
「お前が癒しや至福を感じる時って…どんな時だ?」

メルキゼ
「……君と、こうして同じ空間を共有している時…だろうか…」

カーマイン
「…うん…?」

メルキゼ
「カーマインと一緒に話をしたり、行動したりすると癒される
 至福を感じる時は…君が私の料理を美味しいって言ってくれた時だろうか…」

カーマイン
「…お前の料理を食べてるとき、俺も癒されてるよ」



11.何かこだわりは?


カーマイン
「お前ってさ、何かこだわりはあるのか?」

メルキゼ
「………一撃必殺…だろうか…」

カーマイン
「遠慮がちに激しい発言したな、お前…」

メルキゼ
「確実に息の根を止めないと、こっちが危ないから…
 それに、戦闘時間は出来るだけ短い方が楽だし安全だし…」

カーマイン
「大人しそうに見えて、戦闘モードになると怖いな、お前…」



12.自由問題(2)


カーマイン
「お前ってさ、ドレス着てるよな」

メルキゼ
「う、うん…」

カーマイン
「もし俺が女装したら…お前、どうする?」

メルキゼ
「うあ!?」


カーマイン
「頭にリボンつけて、可愛いドレス着て…
 って感じのファッションした時、お前の反応が気になる」

メルキゼ
「…そ、そう言われても…
 私もわからないよ、そんな事…」

カーマイン
「俺ってコスプレイヤーでもあったからさ
 女装とか特に抵抗無いんだよ…機会があったらドレス着てみようかな」

メルキゼ
「………どうしよう…止めるべきなのだろうか…」




13.今一番欲しいものは?


カーマイン
「お前が今、一番欲しいものって…何?」

メルキゼ
「……強さ…だろうか」

カーマイン
「充分強いだろ
 モンスターだって一撃で倒してるし」


メルキゼ
「いや、もっと…
 精神的な強さが欲しい
 君の全てを受け入れて、包み込めるような…」

カーマイン
「精神的な強さ…ねぇ…?
 まぁ、確かにもう少し根性鍛えた方が良いかな
 というより、もっと自分に自信を持つべきだと思うぞ」

メルキゼ
「……ど、努力は…してみる…」




14.悩み事はありますか?


カーマイン
「お前の悩みって…何?」

メルキゼ
「…引っ込み思案…で、恥ずかしがりで…人見知りな所…」

カーマイン
「一応、自分を理解はしてるんだな…
 改善の兆しは今の所、あまり見られないけど」

メルキゼ
「努力はしているのだけれど…
 いつか君を抱けるようになるだけの勇気と度胸が欲しい…」

カーマイン
「お前さ…今、サラリと凄い事言わなかったか…?」




15.自由問題(3)


カーマイン
「突然ですが、ここでクイズです!!」

メルキゼ
「うあっ!?」

カーマイン
「毛の生えた棒を口に出し入れして、
 フィニッシュに白いものを吐き出す行為を何て言う?
 ヒントは『これをするとスッキリします』――――…さあ、お答えは!?」

メルキゼ
「…えっと…?????」

カーマイン
「うん」

メルキゼ
「じ、除霊の一種…だろうか?」

カーマイン
「……お前…どうやったらそういう発想に……」




16.過去「失敗した!」というエピソードと、逆に「嬉しかった!」というエピソードは?


カーマイン
「お前の失敗したエピソードと嬉しかったエピソードを教えてくれ」

メルキゼ
「…カーマイン…一つ言っていいかな?
 私の場合、失敗しなかったエピソードの方が珍しいと思うのだけれど…」

カーマイン
「……た、確かに……
 じ、じゃあ嬉しかったエピソードを教えてくれ」

メルキゼ
「カーマイン絡みの事は、大抵嬉しいのだけれど…
 デートをした時とか、初めて…その、キスをした時の事とか…」

カーマイン
「俺の場合、それは嬉しいというより驚かされたエピソードなんだけどな…」



17.貴方があと数日で死んでしまうとしたら?


カーマイン
「縁起でもない事聞くけどさ…
 もしお前があと数日で死ぬとしたら、どうする?」

メルキゼ
「……そうだね……
 カーマインに食べられたいと思う」

カーマイン
「は?」

メルキゼ
「そうすれば、君と一つになれる
 私が死んでも…カーマインの中で生き続ける事が出来るよ」

カーマイン
「……何か、じーんとする一方でグロさもあるな、それって…」




18.この世で一番大切なものは?


カーマイン
「お前にとって、この世で一番大切なものは?」

メルキゼ
「無いよ」

カーマイン
「…えっ…!?」

メルキゼ
「だって、カーマインはこの世の人じゃないから
 違う世界から来たカーマインが一番大切だから…
 …だから、この世の中には『一番』が無いんだよ」


カーマイン
「………………。」

メルキゼ
「えっと…上手く伝わらなかった?
 ごめん、私は話すのが下手で――…」

カーマイン
「いや、言いたい事はわかってる
 その―――…ありがとう、メルキゼ」

メルキゼ
「……カーマイン……」




19.自分を生み出した作者に一言!


カーマイン
「…よし、作者に言いたい放題言ってやれ、俺が許す」

メルキゼ
「えっ…えっと、ええと―――…
 ミカンの皮は干してからお風呂に入れると風邪予防になるよ」

カーマイン
「おばあちゃんの知恵袋やっとる場合か―――っ!!」


メルキゼ
「えっと…じゃあ…
 私って攻めキャラ?」

カーマイン
「……は?」

メルキゼ
「よくメルキゼ×カーマインって言われるのだけれど…
 何だか攻めキャラとしての自分に疑問を抱き始めて…
 実質的にはカーマイン×メルキゼの方が良いような気がするのだけれど」

カーマイン
「……疑問を抱く前に、ちゃんと攻めろよ……」

メルキゼ
「無理だよ…ヘタレだから」


カーマイン
「おい、作者
 こいつのヘタレをもう少し何とかしろ」

メルキゼ
「カーマイン…君が質問に答えるコーナーじゃないのだけれど…」



20.最後に、読者の皆様へ!


カーマイン
「よし、最後に読者の皆様へ一言!!
 ビシッとカッコ良く決めてやってくれよな!!」

メルキゼ
「えー…本日はお日柄も良く…」

カーマイン
「何のスピーチだよ!!
 お前は朝会の校長先生か!?」


メルキゼ
「え、えっと…ええと……
 でも私の場合、いかにボケるかが求められているような気がして…

カーマイン
「存在そのものがコメディだからな…お前の場合」

メルキゼ
「これからも皆様の期待を裏切るような謎の展開を繰り広げるよう頑張ります
 意味不明なサプライズをお届けできるように、今後とも援宜しくお願いします」

カーマイン
「……いいのか、それで……」





この質問は 清河あさと 様の オリキャラさんに突撃取材! よりお借りさせて頂きました