もう何度目だろう



 再び視界に映ることになった道標を前に、
 疲労困憊の足はこれ以上の探索に対する拒否を訴えた

 夜の帳は既に落ち、
 夜風に騒ぐ古樹たちの葉擦れが月影に謡う



「…どうしよう、完全に迷った…」


 どんなに歩いても元いた位置に戻ってきてしまう
 道標を参考に歩いている筈なのに、一向に森から出られる気配が無い

 同じ場所をぐるぐると回っている気分だった



「確かに右に行くって書いてあるのに…」

 首を傾げる
 悩んだところで、どうしようもないのだけれど


「…逆に行ってみようかな…」


 道標が間違っているのかも知れない
 他の道が無いかどうか周囲をぐるりと見渡してみる



 …視界の隅に人影が映った

 天の助け
 あの人に道を聞こう

 手を振ると、人影は真っ直ぐにこちらへと向かってきてくれた






「あれ〜?
 こんな所でどうしたの?」

「あの…僕、道に迷ったみたいで…」


「そりゃ迷うよ〜
 だってここ、森を丸ごと使って作られた迷路だもん
 道標の通りに進んだら絶対に出られないんだよ、全部嘘だから」

「………な、何でそんなものが……」


「この国の王子様の趣味なんだ
 知らないって事は君、旅の人だね?」

「えっと…うん、まぁ…」


「この辺は色々と危ないんだよ
 もう夜も遅いし、もし良かったら俺たちの所に来ない?
 これから仲間たちと一緒に鍋パーティーやるんだけどさ、人数多い方が楽しいでしょ」

 断る理由は無い
 二つ返事で頷くと、先立って進む彼の後を着いて行くことにした




 程無くして目的地であろう場所に着く


 連れて来られたのは小さな小屋だった
 普段からここで生活しているわけではないらしい

 殺風景な部屋には卓袱台と、彼の言葉の通り煮え滾る鍋くらいしかない



「ただいま〜」

「おっ、帰ってきたな
 じゃあ早速始め―――…って、後ろの誰だ?」


「迷子を見つけたから拾ってきたんだ
 明るくなったら町まで送って行こうと思って」

「そりゃ気の毒なこった
 まぁ、こっち来て座れよ」


「知らない人たちばかりで怖いでしょう?
 でも皆、ノリのいい人たちばかりですからすぐに打ち解けますよ」

「んじゃ、お約束の自己紹介タイムと行こうか」


 トントン拍子に話が進んでいく
 彼らの言う通り、皆ノリのいい連中らしい

 見た感じ、悪い人でもなさそうだ
 勧められるがままに輪の中に入って腰をおろした










「はいっ、じゃあ俺からね!!
 俺はレン・ダナンっていうんだ
 休学中だけど一応、大学生なんだよ」


 彼は森の中で出会った青年だ
 ぷっくりとした身体と黒いクセ毛が特徴的

 …そっか…レンさんっていうんだ…
 一番ハイテンションで、この場を最も楽しんでいるっぽい



「…オレはレグルス・バーズってんだ
 喧嘩売る気はねぇからな、おめーもガンつけんじゃねぇぞ」


 レンの隣に座っている人
 トゲトゲしたアクセサリーをジャラジャラ身につけている

 怖そうだけど周囲が気にした風がないということは、
 見た目ほど乱暴者というわけでもない…のかな…


「ごめんね、ちょっと怖いお兄さんで
 でも悪気があるわけじゃないから…」

「う、うん…」

 でもやっぱり怖い
 目が合ったら睨まれそう



「えっと…僕はクラウダ・ビルクっていいます
 理由あって旅をしているんですけど――…ええと…」

「ま、野暮なこたぁ聞かねぇよ
 人はそれぞれ事情があるんだしよ
 ここは色んな事情抱えたヤツらの寄せ集めで出来た国なんだ、
 素性とかも一々気にしちゃぁいねーからよ、おめーも気にすることねぇぞ」


「は、はい…」

 乱暴な口調のわりに、言ってることは少し優しい
 たぶん、見た目ほど怖い人ではない…んだと思う

 …慣れるまで時間が掛かりそうだけど




「じゃあ最後はボクですね
 ボクの名前はゴールドといいます
 よろしくお願いしますね、クラウダ君」


 にっこり
 優しい笑顔

 言葉遣いも丁寧だし、何だか凄く安心できる人だ

 長い金の髪がキラキラと光っている
 大きな瞳も優しそうな黄金色をしていた


「ボクの密かな楽しみは、第一印象で油断させておいて、
 その後じわじわと恐慌状態に陥れることです…実に楽しいのですよ」

「…………………。」


 前言撤回
 この人は油断ならない




「…クラウダ、オレが守ってやっからよ
 レンとゴールドの野郎に心許すんじゃねぇぞ」

「れ、レンさんもですか?」


「ヤツには『歩く天災』とか『海の破壊神』っつー異名があるんだ
 関わるとロクな目に遭わねぇからな、気をつけんだぜ」

「……………。」


 ここには怖くない人は存在しないのかな…
 ある意味、レグルスが一番の良識人だったりして…

 とりあえず、何かあったら彼に助けを求めよう






「はいっ、自己紹介も済んだことだし…
 早速メインの鍋パーティーを始めるよっ!!」

 この鍋パーティーを仕切っているのはレンらしい
 たぶんこの人、血液型はO型だと思う…


「それでは明かりを消しましょう…
 クラウダ君も、照明は手元にあるキャンドルのみでお願いしますね」

「えっ…な、何で!?
 それじゃあ見えないような…」

「見えては困るのですよ
 これから始まるのは暗黒鍋パーティーなのですから」


 暗黒鍋!?



「あ、暗黒…って…」

「闇鍋って知ってっか?
 真っ暗にして、手探りで食う鍋のことなんだがよ」

「は、はぁ…」


「暗黒鍋というのは、闇鍋のグレードアップ版なのですよ」

「そ、そうなんですか…」


「ええ…暗闇の中で何を取るかわからないスリルを味わいながら頂くのが闇鍋
 それを血も涙も無い方法で作ったものが暗黒鍋だと思って下さい」


 容赦無し!?




「な、な、何が入ってるんですか…!?」

「まぁ、実際に食えばわかるって
 とりあえずコレ渡しておくからな」

「えっ…あ、えっと…?」


 ぽん、と手渡されたもの
 それは小さなバケツだった

 よくみると一人一つずつ持ってる


「これは何に…?」

「エチケットとして抱えててくれ
 吐く時はその中に頼むぜ」


 逆流前提ですか



「こちらに整腸剤を用意しました
 注射器の中には血清が入っています
 念の為に抗生物質も用意したので安心して下さい」

「…………。」


 ここまで準備万端に医薬品並べられると、
 逆に不安になってくるものなんだね

 しかも血清って…マムシの毒でも入ってるの…?







「ではこれより、第164回・暗黒鍋パーティーを開催します!!」


 開催し過ぎ

 何でそんなに…
 もしかしてクセになるものなの?


「レン、言い出しっぺはお前なんだから、
 責任とってお前から行けよ」

「うん、わかったよ」


 ギリギリまで照明を落とされた部屋
 キャンドルの微かな光を頼りに鍋をつつく

 何かを摘んだらしく、レンが箸を口元に運ぶのがわかった



 がりっ


 ……。
 …………。

 …あの…今、何だか鈍い音が聞こえたんですけど…



「レン、何だった?」

「ん〜…硬いよぅ…
 素焼きの人形みたいなやつ」

「あぁ、これはハニワですね
 形状からして西暦1400年頃のものです
 歴史の産物としても、とても価値のあるものですよ」


 鍋から出土!?

 しかも歴史的価値って…
 誰だよ、そんなの投入したの…

 っていうかそもそも食材じゃない




「じゃ、次はオレが行くぜ
 安全なものだったら良いんだが…」

「健闘を祈ります」


 明らかに鍋を囲む時の会話じゃない
 この人たち、本当にこれが楽しいのかな…


「…おっ……何だこりゃ」

「えっ何?
 何が当たったの!?」


「……灰皿が入ってたんだが…」

「俺たちタバコ吸わないのにねぇ」


 そういう問題なの!?



「ふふふ…盛り上がってきましたね
 じゃあ次はボクがやってみます」

「は、はぁ…どうぞ」


 ゴールドが鍋に箸を突っ込む

 彼が鍋から摘み上げたもの―――…
 それは、妙に平べったくて長かった


 何だろう
 油揚げを丸ごと…とかかな…?



「…ご、ゴールドさん…?」

「……あの…鍋にガムテープを入れたのは誰ですか……?」


「たぶん、王子様だと思うよ…」

「あー…カイザル様なら確かにやりそうだな」

「そうですね、納得納得」


 納得しちゃっていいの!?

 いや、それ以前に
 食べ物は入ってないの!?





「それではクラウダ君
 最後は貴方の番ですよ」

「ひぃっ」


 嫌だ
 凄く嫌だ

 これ、鍋って言うよりバツゲームだよ
 でも断るのも悪いし…やっぱり参加しないと…



 恐る恐る、鍋をつつく
 箸先に触れたそれを摘み上げるとキャンドルの灯りに照らしてみた

 形は長方形で白い
 揺らすとプルプルと揺れた


「…えっと…これは――…」

「コンニャクですね」

 良かった…
 ちゃんと食べられるものも入ってた…!!


 嬉々としてコンニャクを口に運ぶ
 その時、コンニャクに何か文字が書かれていることに気付いた




「…何が書いてあるんだろう…『当たり』とかかな…?」


 嬉々として確かめてみる
 白いコンニャクには、

 使用済の三文字が刻まれていた


 ………。

 …ねぇ…


 何に使ったのかな!?




「クラウダ君、早く食べちゃってください
 じゃないと次に順番が回りませんから」

「えっ…で、でも…っ…!!
 このコンニャクって一体…」


「あぁ、これって昨夜のやつ…だよねぇ?」

「間違いねぇな…
 でもこれって色々なが染み込んでるんだが…」

「しーっ!!
 レグルス、クラウダ君に聞こえちゃう!!」


 もう聞いちゃったよ




 ど…どうしよう…
 思い浮かぶ選択肢は三つ

 この中から選ばないと…


 1、このまま食べる

 2、逃げる

 3、セシルドに食べさせる



 …………。

 僕は箸を置くと、
 そっと服の袖を捲り上げた


「開け!!」

やだ


 即効で拒否られた


「ちょっ…出て来てよ!!
 僕の隣りで口開いて座っててくれればいいから!!」

ごめん、無理!!



「あっ…謝らないで!!
 僕にはセシルドの口が…もとい、セシルドの力が必要なんだって!!
 早くこれを取り込んでよっ!!」

(オレにも拒否権があるっ!!)


「せ、セシルド…っ…!!」


 …………。
 …………………。

 しーん…


「うわーん!!
 セシルドがストライキ起こしたぁ――…!!」



「クラウダ君、いいから早くして下さい」

「……えぅ…」

 とりあえず咥えるふりだけしておいて、
 危険な香りのするコンニャクはバケツの中へ消えて行って貰うことにした


 もう、コンニャクのことは綺麗に忘れよう







「んじゃ、二週目行くよ!!
 コレに決定―――…って、うわああああっ!?」

「ど、ど、どうしたレンっ!?」


「はっ…ハンバーグが入ってた…っ!!」

「げっ…マジかよ…」


「これはまた…強烈なものを取ってしまいましたね…」

「……?
 どうして?
 普通に考えて、これは当たりなんじゃ…」




 するとゴールドが首を振る
 ずいっと顔を近づけると神妙な表情で一言


何の肉を使ってるか謎なのですよ?」

「…うっ…」


 確かにそれは恐ろしい


「と、とりあえず食べてみるね…」

「おう…無理すんなよ」


 ぱく

 ………。

 その場にいた全員が固唾を飲んで見守る
 手に汗握る瞬間だった




「どうですか?」

「…四文字熟語で表すなら、
 臥薪嘗胆ってやつかな…」


 怨恨入りの苦さ



「…苦いって時点で普通の肉じゃねぇよな…
 それとも苦味のある何かが練り込んであるとか――…」

「ど、どっちでもいいよ…
 次はレグルスだよ、一緒にこの苦しみを味わおうよ…」


 何だか空気が怖い
 僕たちって、なんでこんな思いしてまで鍋を囲んでるんだろう…

 いや、きっとこの人たちにとっては、
 病み付きになる禁断の味なんだろう…




 続いてレグルスが鍋をつつく
 彼の箸の先には―――…鉄球のようなものがついていた

 しかも妙にトゲトゲしてる


「…ウニを殻ごと入れるってのはどうなんだ?
 一瞬、何が起きたかと思ったぜ」

「俺は最初、レグルスの分身かと思ったよ」


「で、味はどうなのですか?」

「味って言うか…感覚としては、
 鼻の穴からバスケットボールを出す感じだな」


 痛かったんだ…





「ボクが引き当てたのはカマボコなのですが…」

「うーん…これも原材料が微妙なところだよねぇ」


「で、味なのですが…」

「うん…?」


戦場の味がしました」

「…殺伐としてるって意味?
 それとも何かに対して殺意を抱かずにはいられないってことかな?」

「戦慄が全身を駆け抜けました」


 戦慄を覚えるカマボコって一体…
 でも、何だかんだ言いながらもちゃんと食べてるよ、この人たち


 僕も今度こそ、ちゃんと口に入れなきゃなぁ…




「クラウダ君、次どうぞ」

「えっ…あ、はい」


 箸に当たった何かを摘み上げる
 また白くて四角いものを引き当ててしまった

 今度は…ええと、豆腐…みたいだけど…


「こ、これなら大丈夫かな…」


「あ―――…その豆腐って…」

「あぁ…あの豆腐ですねぇ…」

「これって、アレだろ?
 賞味期限が―――…」


 今のはちょっと聞き捨てならない




「ち、ち、ちょっと!!
 この豆腐って賞味期限過ぎてるんですかっ!?」

「いや、過ぎてるわけじゃねぇんだ
 むしろまだまだ余裕なんだが――…」

「じ、じゃあ…何なんですか?」


「このお豆腐はねぇ…
 賞味期限が200年後なんだよ」

 確かに賞味期限は過ぎてない
 過ぎてはいないけど―――…

 これはこれで怖い



「どうやって作ってるんだろうな…」

「防腐剤が凄いことになってるんだろうね…」

「店頭販売していますが、
 恐ろしがって誰も買いませんからねぇ…」


 ………。
 なんでそんなもの入れるかな…



「クラウダ君」

「はい」

「食べて下さいね」


 ―――――……。



「ひっ…開けっ!!
 セシルド、セシルド出てきてぇっ!!」

(……………。)

 しーん…


 セシルドのストライキはまだ続いていた
 完全に引き篭もっている


「は、薄情者ぉ――…っ!!
 今度水辺を見つけたら絶対に沈めてやるっ!!」


 鍋という名の無法地帯が煮え滾る中、
 クラウダの怒声が響いて行く


 かくして夜は更けて行った―――…









 翌朝


「じゃあ、町まで送って行くね」

「あ、ありがとう…」


 何とか無事に夜明けを迎えることが出来た

 目の前には空の鍋
 完食の瞬間は覚えていない

 たぶん、意図的に記憶から抹消したんだと思う




「あっ…そうだ、これ…つまらないものだけど」

「ええっ!?
 そんな、気を遣ってもらわなくても…」


 レンの手には小さな箱
 表面にはペンで『クラウダ君へ』と書いてある

 わざわざ用意してくれたんだ…


「記念として貰ってよ
 本当につまらないものだけどさ」

「す、すみません…
 どうもありがとうございます」


 お礼を言って箱を受け取る
 かなり軽い―――…中は一体なんだろう?




「あっ…中身が気になる?
 靴下だよ
 しかも片っぽだけ♪


 …………。

 それは…
 貰って一体どうしろと!?


「ええと…これって…」

つまらなさを追求してみたんだ


 ……………。

 どうしよう…
 こういう時って、どんなリアクションを取るべきなのかな…




「こらこら、レン
 クラウダ君が困ってるじゃないですか」

「いえ…その…」


「フォローという程のものではありませんが、
 ボクからの贈り物を受け取ってくれませんか?」

「えっ…ええと…」


「深夜にカタカタと音を鳴らしながら徘徊する、
 水分を含んでヌラヌラとした押せば転がるものですが…」


 何を寄越す気ですか




「…クラウダ、こいつらのことはあまり相手にしないほうがいいぜ」

「あっ…ひど〜い」


「まぁまぁ、その辺にしておいて…
 このあたりは治安も悪いですし、危険がありますからね
 早くクラウダ君を送りに行きましょう」

「あ、ありがとうございます…」


 でも僕、思うんだけど…
 僕が遭遇した一番の危険って、


 この人たちそのものなんじゃないかな…
 僕の疑問に、セシルドが軽く頷いた…気がした






 三人に送られて、山道を歩く
 どれだけ歩いただろう

 ふと周囲を見渡すと、見覚えのある景色が広がっていた


「あっ…ここ、何度か来たことあります!!
 ここからならもう大丈夫ですから―――…って、あれ…?」

 振り返ると三人の姿は消えていた
 それどころか、今まで歩いていたはずの山道も無い

 深く生い茂った森さえも無くなっていた



「……セシルド…僕、幻でも見てたのかな…?」

(さぁ…な
 別に、どうだっていいだろ)

 素っ気無い返事
 セシルドにとっては確かに『どうでもいい』事なのかも知れないけれど…


「…タヌキに化かされたってわけでもないみたいだし…」

(夢でも見ていたってことにしておけ
 オレたちにはまだ、やることがあるだろ)



「そうだけど―――…
 …うん、そうなんだよね…」


 夢だろうが幻だろうが、今は関係無い
 機会があれば、きっとまた会えるだろうし


 …会いたいかどうかは別として





「じゃあ…行こうか」


 見慣れた地形
 肌に馴染んだ風

 元の場所に戻ってきた
 これから今まで通りの生活に戻ることだろう

 クラウダは再び歩き始めた
 明るい朝の空に向かって心を馳せながら


 お兄ちゃん―――…

 僕、今回の出来事でひとつ知ったよ
 僕ってね…

 意外と胃腸が丈夫だったみたい



 ちなみに、荷物の中から見慣れない片足だけの靴下が出てきたのは数日後のことだった





 はい、何もかもが謎です
 でもコレが一応、43000記念として捧げるものにござります

 うちのキャラと魔天使様のキャラとの競演小説との事だったのですが…
 まさか鍋を囲むことになるとは思ってもみませんでした、いや本気で

 文章書いてたらキャラが勝手に動き出すんですもん…特にレンが!!


 当初の予定ではディサ国(うちのキャラたちが住んでる国)に迷い込んでしまった、
 クラウダ様とセシルド様の話を書こうと思っていたのじゃが…

 何だか書いている内に年齢制限がつきそうなBLになってきてしまったので、
 慌てて書き直したところ―――…どんどん意味のわからない方向へ流れて行きました


 それでも一応、人様に捧げるものなんでコメディは抑え目にしておきました
 あまりにも吹っ飛んだコメディばかり書いてたら作者の脳内構造を疑われそうなんで

 …いや、既に手遅れかもしれませぬが…orz


 ちなみに暗黒鍋は拙者も実際に体験したことがござりまする
 …餃子の皮に魚の目玉を大量に詰め込んだものを引き当てました…orz


 何はともあれ魔天使様、キリ番43000どうもありがとうございました