(1999/07/03更新)

初めての北海道 01
動物たち-1



 北海道で出会った動物たちです。
 幼少より私はペットを飼ったことはなく、特別に動物が好きなわけでもない。しかし、実際に野生のエゾシカを間近に見たりすると感激します。とても興奮しました。
 北海道の旅の醍醐味のひとつは、普段目にすることのできない動物に出会えることでしょう。今回は8日間で、エゾシカ5匹、キタキツネとシマリスはそれぞれ数匹見ることができた。小鳥と、そしてもちろん牛馬も多数。(^^)
 幸いにして今回はお目にかかることはありませんでしたがヒグマの存在も重要です。北海道の山を歩くときには、とにかく熊が恐くて恐くてドキドキする。これもまた北海道の醍醐味。



所在地:北海道 道東
撮影日:1999/06/18(金)-1999/06/27(日)
Camera:Canon EOS100QD + EF28-80mm, EF80-200mm, Tokina AF 235II
Scanner:HEWLETT PACKARD PhotoSmart
Re-Touch: Adobe Photoshop 5.0, Jasc Software Paint Shop Pro 5
◎の画像をクリックすると800x600の大きな画像が表示されます。



新冠のサラブレッド[72kb]  道道71、新冠の牧場で草をはむサラブレッド。
 北海道の中南部、日高の門別,新冠,浦河あたりにはサラブレッドの牧場がいくつも点在しています。
 有名牧場や、懐かしい名馬の看板があちこちに立つ。サラブレッドの厩舎は洒落たものが多く優雅である。サラブレッド銀座,サラブレッド街道と呼ばれるこの一帯、競馬ファンにとってはまさに天国。◎
新冠の牛[50kb]  道道209、同じく新冠の牧場の乳牛。のんびりと草をはみ、寝そべる。
 牛も馬も(サラブレッドまでも)、こうも始終草を食べているとは意外であった。とにかく彼らは食べるか寝るか、そのどちらか。羨ましい限りである。◎
キタキツネの親[71kb]  道道291、十勝岳温泉近くの路上に現れたキタキツネ。観光客の与えたスナック菓子に釣られて路上に出てきた。
 親子連れで、近くに子供のキツネもいたがカメラを向けると逃げてしまった。親はさすがにふてぶてしく、これだけ寄っても泰然としている。
 キタキツネを宿主とする恐ろしい寄生虫、エキノコックスのことは帰ってきてから知った。(^^;;; 自分のためにもキタキツネのためにも、野生動物に餌をあげるのはやめましょう。車からヒグマに食べ物をやる阿呆もいるそうである。◎
屈斜路湖のシマリス[78kb]  道道102、屈斜路湖を見下ろす藻琴山小清水高原展望台に現れたシマリス。展望ポイントへの途中に餌場があり餌付けされている。なかなか可愛いものです。私のような者でも顔がほころぶ。
 道道102は屈斜路湖の眺めも沿道の風景も美しいお薦めルート。◎
知床のエゾシカ1[82kb]  道道93、知床五湖近くの路上に突然現れたエゾシカの雄。
 急いで車を止め、キーもつけたままカメラをつかんで追いかけた。
 シカは私を見ても逃げようとしない。じっとこちらを見つめる。そろそろと近づく。すぐそばまで寄っても逃げない。野生のシカが目の前にいる。我々の間には柵もなにもない。とても興奮した。◎
知床のエゾシカ2[89kb]  次第に車道から離れていくシカは水たまりの水を飲みはじめた。
 こちらのことなどお構いなしに、ゴキュッ、ゴキュッとすごい音を立てて水を飲む。野生、を感じる。
 その後もしばらくシカを追いかけたが、突然、右手の藪でガサガサッと物音が上がった。熊か!? 私は一目散に逃げ帰った。振り返る余裕などない。
 知床半島一帯はヒグマ生息地として、あちこちに注意を促す看板が立っている。あれほど恐ろしい思いをしたことはなかった。しかしまあ恐らく仲間のシカだったのでしょうが。◎




動物たち-2 に続く





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