▲360度の世界 - 中部

- 知-01


天竜川・富山村 (てんりゅうがわ・とみやまむら)
●所在地:愛知県北設楽郡富山村((県)1) ●撮影日:2001/02/25(日) 晴
 長野県の諏訪湖に発し、浜松市の東で遠州灘に注ぐ天竜川。全長213km。
 この富山村はその中流に開けた、人口200人弱の小さな村。人口は大正時代の1920年以来、1496人をピークに減り続けている。
 ここが村の中心部。天竜川右岸の急斜面に寄り添うように家が建つ。
 蛇行する川に沿った県道や国道は交通量は僅少、信号も皆無に等しいが、クネクネと延々1.5車線のブラインドカーブが続きとにかく時間を食う。
 町から離れたこの地。村の雑貨屋ではパンやスナックなどの食料品が定価+αの割増料金で売られている。日用雑貨を積んだ行商のトラックが回る。


‖飯田から佐久間ダムまで天竜川沿いに下る‖



(左 JR天竜峡付近) 懐かしいカップヌードルの自販機が。とても稼働している風には見えなかったが...
(中 〃) 朝日を受ける中央アルプスの山並み。天竜川が削った谷間を挟んで、巨大な山脈が横たわる。
(右 JR温田付近) のんびりと鄙びた集落の向こうに真新しい斜張橋が。



(左 長野県天龍村 JR平岡付近) 家々の間を抜ける狭い路地や階段、タイムスリップ感が味わえる家並み。ツーリングマップルの「中国の山岳集落」の表現うなずける。
(中 長野県天龍村) 天竜川の向こう岸、とんでもないところに茶畑が。
(右 〃) 同じく斜面に開けた茶畑と数軒の家。



(左 愛知県富山村) 上のパノラマのそば、富山小・中学校。急斜面に開けた集落の一番上に校舎が立つ。風雨や雪を避けるためか校庭全体がガラス張りに。床が地面の体育館という感じ。
(右 〃) 左の校庭のすぐ隣は茶畑。下方を天竜川が流れている。山肌の急傾斜ぶりがよく分かる。


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