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満足度99.9999%。大満足。 時系列でダラダラ行ってみよ。 5号機&マリ登場。 5号機の動きがスゴイ。曲がる時に体をインに入れているのがステキ。 365歩のマーチがイイですな。3歩進んで2歩下がっても、1歩は進んでいるじゃん。 アスカ登場。空中戦が格好良すぎる(恍惚) 今度のアスカは加持とは面識が無く、興味も無いようだ。というか、加持のみならず、他人を一切拒絶している。ゲームを手放さないあたりは象徴的。自分のアイデンティティはエヴァに乗る(乗れる)事であり、だから「えこひいき」や「ななひかり」で乗っているレイやシンジの事は気に入らない。この辺りはTV版と変わる事はない。 でも、母親のトラウマはどうやら無さそう。もしかすると「惣流・キョウコ・ツェッペリン」というキャラそのものが無くなっているかもしれない。だから「惣流」の名前を消して「式波」にしたんじゃないのかと。 あの人形も母親云々よりは、単に自分の分身的な感じがする。 赤い海の理由。 そうか、セカンドインパクトで海は赤くなって海洋生物は殆ど死滅したんだ。 肉だって人工肉と言ってたし、ホントに生態系が危機状態なんだな。 そりゃ、ペンペンを初めて見たら驚くわ。 しかし、アスカバージョンまで見られるとは…(笑) シンちゃんの味噌汁、威力絶大。キーの一つとなったかも。 TV版ってシンジがミサトの弁当を作るシーンって有ったっけ? 最初は有ったような気がしていたんだけども、それはどうやら、ていかさんの同人誌だったようだ(笑)。アレ、凄く好きなんデス。 ミサトのオッサンっぽいアルミの弁当箱に笑い、ごちそうさまでしたと手を合わせるミサトにジンワリし。うん、ブロッコリーは残しませんでした。 シンジの弁当パワー、学校でも炸裂。 なんと、レイに弁当を作ってくるシンジ。オマエ、男前だよ。料理が出来る男はモテるらしいぞ。 一人で寝るのが淋しくて、シンジの部屋に入ってくるアスカ。 シンジ君はメデタク、「ななひかり」から「バカシンジ」へ昇格します。 アスカの変化(TV版との比較ではなく、「破」の中での)が見て取れるシーンですね。 これも良い。良いンだって。 昼休みにも孤独を貫くアスカに、ヒカリが「一緒に食べない?」声を掛ける。これも重要なシーンだよな。ヒカリとしては委員長として放っておけなかったのかもしれないけど、「他人と何かをする事の楽しさ」をアスカは少しずつ知っていくのだった。 「お食事会」に向けて料理の特訓をするレイ。まさかこんな日が来ようとは(涙) しかも「おはよう」ですよ、「おはよう」いやぁ、驚きましたな。 いや、ワタシはアスカにんなんですが、こーいうチルドレンを見ると素直に嬉しい。 そして料理をするアスカ!(号泣) もう、幸せゲージが振り切れそうで、アワアワしてしまいました。 でも、TV版だってこういう可能性がなかったわけじゃないと思うんだよね。ただ、あの流れでは描けなかっただけで。 エレベーターの中の会話も全く違っていた。 アスカの平手を手で受け止め、レイはアスカに「アナタにはエヴァに乗らない幸せがある」と。 他人に自ら関わろうとする姿が此処でも描かれていたね。 どうでもいいが、居酒屋で「ゼーレ」とか「人類補完計画」とか話しちゃイカンだろ(笑) ま、シゴト帰りのリーマンっぽくて微笑ましいカンジでしたが。 そして参号機の起動実験。 トウジがシンジ、ケンスケにアイスをおごるシーン、アイスが外れるシーン、バスケットボールなどは全部、例の前振りだと思ったんだけど、まさかアスカが参号機に乗る事になるとは…。 後から考えれば、ストーリーにアスカを絡めるにはコレしかないのはよく分かるんだけど、我々はその先を知っているだけに、心中尋常じゃないモノがありました。。。 アスカは自分で参号機搭乗を志願したんだね。 自分のアイデンティティとして乗りたい気持ちはもちろん有ったんだろうけど、シンジやレイに気を遣っていたのは間違いないかな。 新劇場版は、シンジもレイもアスカも、他人の為に何かをすると言うところが一番の違いですな。 レイからの留守電。 「ありがとう」がもう…(涙) アスカ、分かって貰えてるよ。 その後のアスカの照れ笑いも最高です。ううう。 エロ過ぎるプラグスーツ(例のドラマCDの再現?(笑))に着替えるアスカが、ミサトにTel。 「人の為になにかをするっていいね」ってなことを言っていたかな。 凄く良いんだけど、どう考えてもこの後の惨劇のフラグとしか。 アスカは加持との関係が無くなった分、ミサトに対してもナチュラルに接している。ホント、良いシーンなんだけど…。 「そっか、私、笑えるんだ」 そして、シナリオ通りに参号機は暴走。 暴走する時に、エントリープラグに使徒が浸食してくる描写は良かったです。リッちゃんが「人の形を保てなくなる」ってな事を言ってましたね。 ダミーシステムが発動すると、シートの後ろからぐわーんとバイザー?目隠し?の様なモノが降りてきて妙にカッコイイ。怖いけど。 TVの時は誰が乗っているか分からなかったけど、今回はアスカが乗っている事が分かっている。それだけにシンジの怒り、絶望は途方もないモノだったはず。エヴァを降りる意志決定には十分すぎる。 あ、「今日の日はさようなら」はかなり好きです。 「僕はもう、誰とも笑えません」 玄関でのミサトとシンジのやりとりは良かったね。 ミサトが手を差し伸べるけれども、それを振り切るようにシンジは出て行く。 手を差し伸べるミサトも変わったよな。「序」で手を繋いでターミナルドグマを降りていくシーンもそうだけど、TV版ではこういった、本当のスキンシップが一切無かった。大人の方も手を差し伸べようという意志が感じられる。 そうそう、ユイの墓参りに連れて行ったのもミサトだったね。 ゲンドウの「シンジ、大人になれ」にもビックリした。TVでは「お前には失望した」だからね。スゴイ違いだよな。 「自分で考え、自分で決めろ」は無く、自らの意志でエヴァに乗るシンジ。 あのシーンは好きだけど、今回は無い方がより自らの意志のようで良かったかな。ま、単純に尺の問題かもしれないけど、スイカ話はあったからねぇ。 シンジがいつも持っていたS-DATって、元々ゲンドウのモノだったんだ…。上手い設定だ。これも泣きが入った。 シンジはゲンドウと決別をして、そのS-DATを捨てる。でもそれを、ゼルエルに突撃をするレイが拾って持っているんだよね。ヤシマ作戦の時はゲンドウのメガネを持っていたのに。 このあたりもグッと来た。ホントに泣けた。 レイがミサイルを抱えて突撃するシーン、絵的には凄くカッコ良いデス…。 このあたりでのオレの気落ち。「アスカはどーしたのアスカは!」 マリは男前すぎです。 まだちょっと、イメージが掴みきれないんだけどね。TV版のアスカのエキセントリックなトコを全部持って行ったカンジかな。 ユーロ所属で弐号機のバックアップパイロットだったのは間違いないだろう。リッちゃんも「弐号機(パイロット)にもバックアップがある」と言ってたし。コアの書き換え無し(多分)でシンクロ出来た理由はその辺じゃないかと。 そして、クライマックス。 ミサトが「行きなさい、あなた自身の為に!」って言ってたのが印象的。 暴走の結果ではなく、自らの「綾波を助けたい」という意志で初号機とシンクロしていくシンジ。 「代わりなんていない!」 「来い!」 アラフォーになってしまったオヤジ(オレ)を泣かせるシーンでした。 この時の初号機、偉くカッコイイ。 「翼を下さい」も良かったけど、「今日の日はさようなら」のすぐ後だったから、ちょっと印象的には薄かったかな。 戻ってきたのは良いけど、二人で溶けちゃうってのは新しいな。 この先、どうなるんだろ。二人で溶けちゃってたら、あっちの世界で満足して帰ってこなくても良いんじゃないかと思ってしまうがな。 それもこれも、「Q」に期待です。 エンドロール後に槍に貫かれる初号機。 6号機?と共に現れ、意味深な台詞を呟くカヲル。 相変わらず、サービスサービスですな。 次回予告。 レイとシンジを取り込んだまま凍結される初号機。 幽閉されるネルフ関係者。 ついに集う、運命を仕組まれた子供達。 Q:Quickening ホントにサービスサービスゥ! アスカいたよアスカ(脱力) さて、あと3回は観に行かないと。 (初出:2009.06.28.Sun) |