SAVANNA RX−7
CABRIOLET

1985年10月にフルモデルチェンジされ2代目となったサバンナRX−7は、ライトウェイトスポーツとして名を馳せた初代SA22Cの後を受けて、さらに高次元のスポーツカーへと進化した。
ブリスターフェンダーが特徴の力強いボディスタイルは全幅で20mmワイドになり、前後のトレッドもそれぞれ30mm/40mm広げられた。
コンパクトなREユニットをフロントミッドに配置するREスポーツの伝統を継承し、12Aに代わって搭載された13Bロータリーエンジンは、ターボ+空冷インタークーラーとの組み合わせで185psの最高出力と25.0kg・mの最大トルクを発生した。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアはセミトレーリングアームだが、旋回時の外力によってトーイン/トーアウトを機械的に変化させるマツダ独自のトーコントロール機構を採用している。スタビライザーは前後とも標準装着。
1987年8月にはロータリーエンジン発売20周年を記念して新たなボディバリエーション・カブリオレが追加される。完全な2シーターモデルでソフトトップは電動開閉式。ルーフトップを外すとタルガトップにもなった。シート後方には室内への風の巻き込みを抑えるエアロボードを採用している。
1991年に3代目RX−7が発表された後もカブリオレはカタログに残り、1992年8月にはファイナルバージョンを発売、10月まで生産が継続された。
<エンジン>
★13B 654cc×2ローター +インタークーラーターボ
185ps/6500rpm 25.0kgm/3500rpm
<主要諸元> (CABRIOLET)
全長×全幅×全高 : 4310×1690×1270
(mm)
ホイールベース : 2430 (mm) 車両重量
: 1360 (kg)
サスペンション(前) :
マクファーソンストラット
サスペンション(後) :
セミトレーリングアーム
ブレーキ(前/後) :
ベンチレーテッドディスク
タイヤ : 205/60R15 89H

|