■ 高根天文クラブ   〜太陽の写真〜   Takane astronomy club / sun


地球上のあらゆる生命体にとって欠かすことのできないエネルギーの源である太陽

日の出は人々に希望の光を与え、日没は一日の疲れを癒してくれる

そんな太陽に起きる天文現象はドキドキワクワク

正しい知識を得て観察しよう


2009.07.22 部分日食(トカラ列島で皆既日食)@愛知県小牧市:四季の森

日食とは月が太陽を隠す現象です。太陽は月の約400倍の大きさがありますが、地球から太陽までの距離は月までの距離の約400倍なので、見かけ上の大きさはどちらも同じくらいに見えます。太陽の見かけ上の大きさ(視直径)は約0.53°月の大きさは地球に近づいたり離れたりすることで見かけ上の大きさが約0.48〜0.55°と変化します。月が地球から遠いときには太陽より少し小さく『金環日食』となり、地球との距離が近いときには太陽がすべて隠される『皆既日食』となります。太陽の一部分だけを隠す現象は『部分日食』といいます。

2009年7月22日は日本国内では46年ぶりの皆既日食がトカラ列島であり、その他の地域では部分日食となりました。2012年5月21日には九州南部から東北南部までの太平洋側の広い範囲で金環日食が観測されましたが、全行程を綺麗に観測することができたのは一部の地域だけでした。日本国内で次に見られる金環日食は2030年6月1日の北海道です。皆既日食は2035年9月2日に富山・長野・前橋などで見られます。部分日食は2016年3月9日、2019年1月6日、2019年12月26日に日本各地で観察することができるでしょう。



2012.05.21 金環日食 @群馬県前橋市:利根川敷島緑地


2012.05.21 金環日食 @群馬県前橋市:利根川敷島緑地



2012年の金環日食は前線の影響で本州の太平洋側では雲が多く一部の地域では雨も降りました。しかし本州の内陸部では天候に恵まれたことから急遽観測場所を変更して記録しました。名古屋でも東京でもなく前橋で大正解でした。

プラグインが必要です。
2012.05.21 観測予定地であった東京が曇天のため全行程の観測をするため群馬県前橋市(利根川敷島緑地)へ



2012年6月6日に今世紀最初で最後となる金星の太陽面通過がありました。台風3号の影響で観察できなかった地域もありましたが、東海地方以西ではおおむね観測できたようです。この次は105年後の2117年12月11日になります。


2012.06.06 金星の太陽面通過 @高根展望台





2019年1月6日/部分日食@東京板橋


2019.01.06.10:06 部分日食(食分0.421) @東京板橋



2019.01.06.08:35-10:55 部分日食(疑似合成) @東京板橋



太陽の軌跡(夏至のころ、秋分のころ・冬至のころの比較)

  
東北東     2014.06.14 夏至のころの太陽高度78度 @高根展望台     西北西

  
東       2014.09.22 秋分のころの太陽高度54度 @高根展望台       西

  
東南東     2014.12.27 冬至のころの太陽高度31度 @高根展望台     西南西

  
東       2015.03.21 春分のころの太陽高度54度 @高根展望台       西


2014.09.21 木星と月と太陽の軌跡+ハロ @高根展望台


2015.09.14.03:30-04:30+06:00-10:00(A55+11mm) 近くの恒星(太陽)と遠くの恒星 @高根展望台


2016.03.15.12:30 (CASIO EX-FH100 , iso100 , F14.5 , 1/800s , 200mm) 花粉光環 @日比谷公園


INDEX

最新の情報はここをクリック(^−^!


TAKANE01-INDEX001

ブログインデックス


Takane astronomy club / 高根天文クラブ

Copyright(C) Omocame World. All Rights Reserved