RICOH XR6+ AF RIKENON 50mm F2 (1981.02)

 
世界で初めて商品化された一眼レフカメラ用AFレンズ

 

 世界初の一眼レフカメラ用オートフォーカスレンズはこれです!5群6枚で最小絞り16、電源は単四電池2本で‥電源を入れてスイッチを押すと‥モーターが気持ちよく駆動してピントを合わせます‥測距不能の場合は電子音がピピっと鳴り警告してくれます

 可動ミラーと位置角度記憶電子カウンター(焦点精度16ステップ)から得られた情報をAFセンサーが感知して二重像合致検出回路からレンズ位置制御回路に情報が伝達されレンズ距離合わせ駆動モーターが駆動してピントを合わせます

 AF連動範囲は1mから無限、合焦までの応答速度は1.0秒以内、電源OFFでマニュアルフォーカス可能、マニュアル操作での最短撮影距離は0.6mです‥発売当時の価格は31800円(ケースは2000円)でした

 当時はまだ‥自分の指先の方が早くピントを合わせることができると思っている人々の方が多かったかも?なので‥まだまだMFレンズが主流の1980年代に飛ぶように売れた‥なんてことはなく‥そのため希少価値は非常に高いAFレンズです


AF RIKENON 50mm F2 (1981.02)


 



 

 
 



どうですか?このフォルム


発売当時は‥どう見てもカッコいいとは思わなかった‥けど‥


四半世紀以上の時を経た今‥改めて見てみると‥なんだか新鮮だなぁ


あそこに見えるのが‥電源スイッチとオートフォーカスボタンだ


RICOH XR6+ AF RIKENON 50mm F2 (1981.02)


1981 日本カメラショーカタログ


 
レンズ同様にとても希少な発売当時のカタログ

 










 


 
XR6+XRスピードライト240+XRワインダー2
 


ストロボとワインダーが一体化される前の姿
 


 
カメラレビュー1981年9月号

(朝日ソノラマから朝日新聞社へ引き継がれなかった書籍)

(国立国会図書館サーチ:http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000030593-00

 



 


 
発売翌年のXR7のカタログ抜粋(1982.01)

 


 


 
過去の遺物では終わらない

Kマウント以外のカメラでもマウントアダプターを介して実用可能です

 

 

 

2018.07.13.18:20@日没ころの靖国神社

 

2018.07.13.18:25‥AFで手前にピントを合わせて撮影してみる
 


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