PENTAX MEF + AF ZOOM 35-70mm F2.8 (1981.12)

 
世界初の Through The Lens Electronic Focus Control System

 

 レンズからハーフミラーを通り第2ミラーで反射した光は、フォーカシングスクリーンのスプリットイメージの分割線上と対応する位置(下の図の青色の丸の中)にあるフォーカスセンサーで像を結び、ピントを検出する仕組みになっています

 前後2列のフォーカスセンサーは、それぞれのセンサーが像のコントラストを検出し、コントラストが最大(ボケの量が最小)となる方向を探し出し、ボケ量が最小になった時にファインダー内のフォーカスインジケーターが緑色に点灯し電子音を発します

 発売価格はキャノンのオートフォーカスズームレンズと同じ89500円で、レンズ単体でオートフォーカス機能は動作せず、ME-Fとの組み合わせではじめてオートフォーカス機能が働く仕組みになっており、レンズのフォーカスボタンを押すと作動します

 AFスイッチがOFFの時は、フォーカス・絞りともにマニュアル操作ができ、すべてのペンタックスKマウントカメラで、開放F値が全域で2.8と明るく魅力的なレンズを(電池・モーター室が邪魔ですが)楽しむことができます


 



PENTAX ME F + AF ZOOM 35-70mm F2.8 (1981.12)


PENTAX ME F + AF ZOOM 35-70mm F2.8 (1981.12)


PENTAX ME F + AF ZOOM 35-70mm F2.8 (1981.12)



直進ズーム(70mm)

直進ズーム(35mm)

直進ズーム(35mm)最短撮影距離は1.2m

直進ズーム(35mm)マウント側、最小絞り値F22


 
発売当時のカタログ

 












 


 
PENTAX SFX & SF7 QUARTZ DATE (1997-1988)

 
 数年後のAFペンタックスの姿


PENTAX SF7 QUARTZ DATE (1988.09 SF=Super Focus) 操作マニュアル


 
SFXの雑誌広告(1987年7月)

 

 


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