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| 名前:あじた |  
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 この間から、象気功見せてもらっています。面白くて読めてうれしいです。
 
 ところで、カウンセリングをやっていると、クライアントから悪い気を受けちゃいます。
 
 風邪引きと話すると(電話でも)なんか受けちゃいます(なんなんでしょうね。)。
 
 そんなときは、おいしいものを食べるととれるんですけど、デブになって困っちゃいます。
 
 除霊法が参考になりそうなので、楽しみにしています。
 
 
 
 
 
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 | お答え |  
| 象師匠 |  
| しかし、カウンセラーにカウンセリングするとは思わなかった。 でも、まあ、あなたのご質問疑問については、よーく理解できます。
 
 「カウンセリングをやっていると、クライアントから悪い気を受けちゃいます」
 
 とまあ、あなたのおっしゃるとおり、だれでも、人と相対すれば相手の気を受けるわけです。
 
 たとえばそれが病人やけが人だったりすると、気に敏感な人はその症状や痛みにまで感応したりします。
 
 それで、有名な呼吸法のセンセイでさえも、この自分の体験を勘違いして、「ガン研の医者はガン患者の気を毎日受けるのでみんなガンになる」なんて、生徒信者を前にのたまわっておりましたので、それを信じこんだパーの生徒信者のみなさんは「ガンや病気の人の気を受けるとガンや病気になる」そのあげく「あいつの気が悪い、この人の気は良い」と意味のないことに、ものすごく大騒ぎで逃げ回ったりしておりました。
 
 しかし、これは大間違いであります。
 
 そんなことを言ったら病院の看護婦や医者は全員、病気やガンで病院は機能しなくなってしまうのであります。
 
 
 ただ、ガン研の医師のみなさんは毎日、末期のガン患者と対峙して、その患者に効くか効かないかわからない薬や治療を行っているわけですから、そのストレスは通常の職業の人とは比べ物にならないでしょうから、ストレスでガンになる確率は激務の人と同じように高いとは思いますが、それが、「ガン患者の気を受けてガンになる」なんてことではないのであります。
 
 気は脳で感じますので、気に敏感な人は、その相手の身体の状態や精神状態の様子がわかるだけであって、それで「悪い気を受けちゃう」から自分の調子が悪くなるのではないのであります。
 
 まして、それで、その病気に感染するなんてことは絶対ありません。
 
 それよりも、まあ、たとえばあなたのようにカウンセラーや占い師などの場合、相手の悩みを聞くわけであります。
 
 つまりいやなことばかり聞くわけであります。
 
 そうすると、相手はストレス解消ですっきりするわけであります。
 
 しかし、そのストレスはあなたに移動したわけでありますので、そーなると、昨夜テレビでもやってましたが、あなたの脳ではアドレナリンやノルアドレナリンやストレスに関するそのほかのいろいろな脳内物質が放出されて、精神状態や体調がものすごく悪くなるわけであります。
 
 つまり、「悪い気を受けちゃう」と感じるのは、相手の様子がわかっただけであって、あなたにとってはたいして「悪く」ないのであります。
 
 
 あなたにとって「悪い」のはその患者、あるいはクライアントの悩みなんかを聞くことによって、あなたの脳に放出された脳内ホルモンの方なわけであります。
 
 それで、「そんなときは、おいしいものを食べるととれる」わけでありす。
 
 おいしものを食べると、だれでもうれしくて幸せなわけであります。
 
 そーすると、βーエンドルフィンやドーパミンなど、脳や身体にうれしいホルモンが放出されて、精神状態や身体の調子がよくなるわけであります。
 
 そーやって、人間は精神と身体のバランスをとってるわけであります。
 
 でも、みなさん「デブになって困っちゃいます。」なわけであります。
 
 まあ、ちなみにたしかに電話でも相手の気が直に伝わってきますので、相手が風邪をひいてたりすると、その状態の気や時には風邪ひきの臭いまで伝わってきますが、これで、風邪が染るなんてことはありません。
 
 
 
 
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