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宇宙(神) の進化について
名前:sarah
はじめまして。象気功、面白くて奥が深くてすっかりはまってしまいました。質問は今受け付けてないでしょうか? どうしても気になっていることがあるので、メールの方へ質問させていただきます。っていうか、厚かましいですけど、お忙しかったら無視してください。
 
"宇宙=神はカルマの刈り取りによって進化している。"ということですが、何故人間の苦しみが宇宙の進化につながるのかがよく分かりません。
"宇宙に影響を与えるということは、この世に生まれてくる時の神魂と、死んで宇宙に戻る時の神魂に、何らかの影響を与えるような変化があると思いますが、その変化とは何でしょうか?
"浄化"が目的なのなら、もともと神が浄化しなければならないほど汚れているということなのでしょうか?
それから"神の分身になった意識が、どの生命体に入るか選ぶ。"ということですが、たとえば、たたき殺されるゴキブリは、"今度は汚物だけ食べて、スリッパでたたき殺されるゴキブリに生まれよう"と意識していた神なのでしょうか?


お答え
象師匠  
まあ、進化といってもこれ、特に目的はなく、漫然と繰り返される、いわゆる「輪廻」ということであります。
宇宙はご存知のようにビッグバンに始まりそれが限りなく膨張して、その膨張が極まると収縮が始まり、その収縮が極まると再びビッグバンを起こし限りなく膨張し始めるということを漫然と過去現在未来永劫永遠に繰り返すわけであります。
しかし、それは方向性があるのであります。
それが進化であります。
しかし、それは浄化であるとか、昇華であるとか、ステージが上がるなんていう、人間の向上心、倫理観とはなにも関係ないことであるのであります。
逆にいうと、「目的の無い」輪廻が何千億回何千兆回何千京回と人間の認識をできない無限の回数で繰り返し、その方向性が極まるといわば次元が変わり、同様の形の違った方向性へと向かって「目的のない」輪廻を繰り返すのであります。
しかし、そのいわば違う次元の方向性も極まると最初に戻りそれを最初から漫然と繰り返すのであります。
その、いわば次元の違う宇宙が「神としての存在である世界」に何千億何千兆何千京といわば人間の脳で認識できる範囲ではない無限である数量で存在し、それらは同時に漫然と輪廻を繰り返しているのであります。
しかし、その「神としての存在である世界」とあなたの組成は同じであるのであります。
あなたの輪廻と宇宙の輪廻と「神である存在としての世界」の輪廻は同じであるのであります。
その目的がカルマの刈り取りであります。
この「カルマ」とは、わかりやすくいうと、棘(とげ)みたいなものであります。
棘みたいなものでありますが、もちろん棘ではありません。
おわかりになるでしょうか。
人間の場合、この棘みたいなものであるカルマは「苦しみ」によって刈り取られるのであります。
「苦しみ」と表現しておりますが、これ、つまり「生」そのもののことであります。
その「生」を「苦しみ」として意識できるのが人間であるということであり、他の生命体あるいは輪廻を繰り返す存在に「苦しみ」という観念が存在しないというだけのことであります。
ですから、人間の脳ではそれを「苦しみ」として認識するものがカルマであるのであります。
人によって形は違え、それぞれ生きていること自体がカルマであるのであります。
この邪魔者である棘みたいなものであるカルマを刈り取ることで、宇宙は進化するのであります。
その刈り取りをしながら、膨大な数の宇宙が輪廻をし、その宇宙が存在する「神である存在としての世界」も輪廻を繰り返し、カルマを刈り取り、進化し、それが極まると、さらにいわば次元の違うカルマの刈り取りと輪廻を繰り返すのであります。
これは浄化であるとか上昇であるとかではないのであります。
いうなればただ輪廻をするために輪廻をしているのであります。
前述のように、神、宇宙は力だけの存在であり、「浄化」であるとか「汚れている」あるいは向上心であるとか正邪、善悪などという人間の倫理とはなにも関係ないのであります。
まあ、それで、「たたき殺されるゴキブリは、"今度は汚物だけ食べて、スリッパでたたき殺されるゴキブリに生まれよう"と意識していた神なのでしょうか?」というご質問については、「汚物」というのはあなたが教育などで培われた「人間の狭小な感覚」で「汚い」と思っているだけで、たとえば、ゴミ虫や糞ころがしには糞便はごちそうでありますし、あなたも、いつ道を歩いていて車にたたき殺されるかわからないわけでありますし、いずれは脳梗塞か心臓病か癌やその他の病気などで苦しみ、やせ細り悲惨な状態で息も絶え絶えとなり、必ずご臨終あそばされるわけでありますので、その組成は同じであるのであります。
また、あなたが新鮮で綺麗であると思って食べているものも、どんなに綺麗に洗っても実際には電子顕微鏡でみれば、糞便、細菌、ダニ、微生物、虫などが無数に付着していて身の毛もよだつほど気持ち悪いくて「汚い」汚物でありますし、ゴキブリとなんら変わらないものを日々食べ、空気中にも糞便、細菌、ダニ、微生物、虫はもうとんでもない数で浮遊しており、その汚物をあなたは常時おもいきり吸い込んでいるわけであります。
つまり、「神としての存在である世界」からみると、その一生はゴキブリも腸内細菌も人間であるあなたもなんら変わることのない一生であるのであります。
神の単位ではその一生に掛かる時間はゴキブリも腸内細菌も人間も同じでありますし、その一生の組成も同じであるのであります。
ものすごく判り難い内容でありますが、あたしの神さんからのお授けはそーゆーことであります。