象気功

気功修練

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回答室


の長さと丹田
名前:大貧民   
はじめまして。さっそくですがよろしくおねがいします。
丹田とよばれている場所には腸があり、その腸は毛細血管つまり気道の宝庫なんですよね。ということは、われわれ日本人の腸は欧米人に比べて腸が長い、つまりこれは日本人のほうが大丹田を持っているということになりますでしょうか?
もうひとつ質問があります。それぞれの真言とそれに対応した気道の開く部位、これらは師匠がその鋭敏な感覚をもって感じとられ発見されたものと思いますが、かねてより師匠は人は脳の働き、脳の感じ取り方などそれぞれ違い、みな違う感覚の世界を持っているものだとおっしゃられております。ということは同じ真言を唱えていても師匠とは気道の開く部位が違っていると感じてもそれはそれでアリなのでしょうか?それともやはり師匠のおっしゃる、真言により開く箇所というものは万人共通のものなのでしょうか?ご指導願います。


お答え
象師匠   
まあ、最初のご質問に関しては、これ、同じ体格の人であれば、確かに食生活の差で人種間の腸の長さに多少の差はあるのは当然でありますが、肉食系の人が全員肉だけを食べてきたわけではなく、当然、穀物も魚も野菜も食べてきたわけでありますので、実際には日本人などの草食系人種と肉食系の欧米人の平均的な腸の長さの違いは数パーセントであるという説もあって、いずれにしても人種間の腸の長さに対するどの意見も、何を持ってそのデータとしているのかはぜんぜん定かではなく、あたしも2倍3倍の違いがあるという説は、そんなに腸の長さに違いがあったら、欧米人の腰周り、腹部は日本人の半分になってしまうわけで、そんな欧米人は見たこともありませんので、ナンセンスであると思いますし、数パーセントであるのが妥当だと思いますので、「丹田の大きさ」がどうのこうのと言い立てるほどの差はないわけです。
「丹田の大きさ」ということに関しては、もちろん小腸は大きな要素でありますが、くだんの事情で人種間に大した差異はありませんし、それよりも小腸も含めて、その周囲の毛細血管の塊である、大腰筋を含めた腸腰筋、膀胱神経そう、腹部神経そう、などの毛細血管、神経伝達組織としての存在としての周囲の部位の氣道の開き具合による身体全体のバランスということが重要な要素になるわけです。
それで、次のご質問ですが、人間は「みな違う感覚の世界を持っているもの」でありますので、「同じ真言を唱えていても師匠とは気道の開く部位が違っていると感じてもそれはそれでアリなの」であります。
しかし、まあ、神さんはうまく人間を設計したもので、まあ、ベーシックといいますか、インフラといいますが、基礎部分はだいたい同じに、お造り遊ばされていて、バリエーションの部分がそれぞれびみょーに違うように設計されていて、生き物はそれぞれ、同種であっても固体別にびみょーに違うDNAで、びみょーに違う「感覚の世界」になるようになっているわけです。
これが、ベーシック、インフラの基礎部分から同種でそれぞれが違っていてめっちゃくっちゃだと、この世、宇宙が成り立ちませんし、医学などは固体別にしっちゃかめっちゃかで体系もなにもあったものではなくなってしまうわけですが、そこはそれ神さんのことでありますから、ぜつみょーに設計遊ばされているわけです。
ですから、基本部分が、まあ、例外はありますが、だいたい、同様に設計されておりますので、たいていの人はびみょーな差異はありますが、だいたい同様の部分が反応するようになっているわけです。
まあ、以上の理由で「だいたい」おなじ反応になるのでありますが、中にはぜんぜん違う反応をする人もいないとはいえないわけであります。
ご理解いただけましたでしょうか。


Re: 腸
名前:大貧民   
成る程と納得致しました。
どうもありがとうございました。