象気功

気功修練

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回答室


名前:ラッキー   


どうも自分の頭だけでは、考えてもわからないので教えてください。

例えば殺人を犯した場合でも、それは脳の無意識下の働きに影響されての事でありそう成るべくして成った訳で、またそれにより遺族に苦しみを負わせたとしても、それは苦しませる事により遺族のカルマの刈り取りの手伝いをしたともみれるし、また殺人犯自身も後に後悔し苦しみながら人生を送ったとしたらそれもカルマの刈り取りという事で、結果宇宙の進化に役立った訳ですし、結局殺人って宇宙的視野で考えれば別にいけない事でもない、という考え方でよろしいのでしょうか?

あと、前世も天国も地獄もなく死ねば宇宙へ戻るのであれば、自殺しても問題ないでしょうか?よく宗教家などは自殺すると、死後は浮かばれずナンタラカンタラと言っていますね。




お答え
象師匠   
まあ、そうですねえ、殺人は「宇宙的視野で考えれば」「いいか悪いか」と言うことではないことはお解りかと思いますねえ。
つまり、この世、宇宙の成り立ち、組成、輪廻、ということを解説しているわけであります。

たとえばあなたも毎日歩くたび小動物を踏み殺し、また、かわいい豚さんや牛さんを叩き殺した屍肉を貪り食い、日々殺戮を犯しながら「殺人はいいか悪いか」なんて言いながら、のうのうと元気にお暮らし遊ばされているわけであります。

あなたが日々、小動物を殺戮したり、豚さんや牛さんを叩き殺した屍肉を喰らうことは「いいか悪いか」ではないのであります。

それが宇宙の成り立ち、組成、輪廻、であるからであります。

役割、お役め、カルマであるからであります。


「輪廻」「カルマ」の章をお読みいただいてご理解していただけたのかどうかわかりませんが、あなたが毎日膨大な数の命を踏み殺している、小さな生命体のカルマも、蟻のカルマも、あなたのカルマも、象のカルマも、地球のカルマも、太陽のカルマも、宇宙全体のカルマも、重さは同じなのであります。

つまり、人ひとりのカルマと蟻一匹のカルマは「宇宙的視野で考えれば」同じ重さなのであります。

ですから、「宇宙的視野で考えれば」あなたは毎日何百何千何万という「殺人」をしながなら生活しているわけであります。

それは「いいか悪いか」ではなく、宇宙の成り立ち、組成、輪廻なのであります。

それで、どこの宗教家が「自殺すると」どんな「ナンタラカンタラ」を言ってるのかは存じませんが、これも、「輪廻」「カルマ」の章をお読みいただいてご理解いただけたのかどうかわかりませんが、あなたの身体は脳も含めて、言わば神さんの乗り物であります。


あなたに乗っている神さんは「宇宙の分身」であり、また同時に宇宙そのものでもあるわけであります。

ですから、あなたの成り立ち、組成と宇宙の組成は同じなのであります。

つまり、あなた自身が神、宇宙そのものであるわけであります。
しかし、そのことはあなたにはまったく認識できないように、神さんがお造りなされておりますので、あなたは何もわからずのんきに「自殺は問題ないか」なーんてどーでもいいことをのたまわっているわけであります。

「いいか悪いか」「問題があるかどうか」なんてことではなく、問題はあなたが何のために、何をしに、この世に現されたのかということであります。


あなたが毎日数千数万の命の殺戮を行い、豚さん牛さんを叩き殺して屍肉を喰らい、修羅、悪鬼のごとく生かされているのはなんのためなのかということなのであります。

あなたの役目であり、カルマであります。

この世、宇宙、神に果たす役割、役目であります。

つまり、自殺することにより刈り取られるカルマがあるのであれば、お役目でありましょうし、自殺するなといってもするでしょうし、役目が残っていれば自殺しろと言っても乗り物はそのようにプログラミングされておりますのでナンセンスであるわけです。

総てがなるべくしてなり、ならないべくしてならないのであります。

おわかりいただけたかどうかわかりませんが、「宇宙的視野」からみれば「殺人」も「自殺」もお役目でありますが、「現世的視野」からみれば「殺人」も「自殺」も、当たり前ですが、いけません。



Re: 罪
名前:ラッキー  
お答えを読み、理解できたと自分では思います。

どうもありがとうございました。