象気功

気功修練

気の悩み相談室
回答室


丹田の大きさや気道の開き具合
名前:ぎゃ  
丹田の大きさや気道の開き具合は、人種や民族あるいは性別によって、
差や傾向があるものでしょうか。それとも個人差のみでしょうか。


お答え
象師匠   
もちろん「丹田の大きさや気道の開き具合」は、「個人差のみ」ではなく、「人種や民族あるいは性別によって、差や傾向が」あるわけです。
まあ、大まかには肉食系人種と草食系人種では腸の長さに差異がありますので、当然それだけでも、まあ、どちらが優れているというわけでもありませんが、「丹田の大きさや気道の開き具合」に「差」や「傾向」があるわけです。
それで、草食系の腸の長い東洋系の場合は丹田を中心とした、氣に関する文化、あるいは経絡などを中心とした東洋医学が進展し、肉食系の欧米の場合は豊富なタンパク質摂取を基本とした、筋肉に関する文化、あるいは解剖学を中心とした西洋医学が進展してきたわけであります。
男女間でも、もちろん、性別による身体の構造に決定的な違いがあり、筋肉の量も違うわけですから、その差異は当然あるわけです。


Re: しつもん
名前:ぎゃ   
なるほど個人差だけではないのですね、では、
近代以降は西洋の文化・文明・政治が他地域に対し大きな
影響力を与えています。東洋人のほうが腸が長く丹田に
関する知識もあるという割には対外的に「弱く」「なめられている」
と思うのですが、これについて師匠はどう思われますか


お答えその2
象師匠  
まあ、なんですねえ、『対外的に「弱く」「なめられている」』とゆーことは、まあ、タンデンがどーのこーのとゆーよりは「国力」の問題であるわけです。
「国力」は、国土の広さ、人口、気候、経済力、軍事費、リーダーのアホさかげん、プッツンかげんなど、まあ、単純ではない事情で決まるわけです、
まあ、当たり前ですが、この「国力」は「タンデンのちょーし」ではなく「おつむのちょーし」によるところがひじょーに大きいのであります。
腸が長く、たとえタンデンが開いていても、おつむのちょーしがよろしくないと、「国力」のちょーしもたいへんよろしくないわけであります。
この掲示板でもつい最近解説したと思いますし、また象気功を最初からよーくお読みになるとおわかりになりますが、「丹田だけが開くとぱーになる」と何回も解説しているわけです。
また、あなたの言葉を借りれば「東洋人のほうが腸が長く丹田に関する知識もある」わけですが、実際にはマニアなどの特殊な人を除いて、あなたも含めてほとんどの「東洋人」は「丹田に関する知識」もありませんし、丹田がどこにあるかさえ知りませんし、その概念さえ意識にないわけです。
ですから、東洋人のだーれも丹田を開こうとも造ろうともしませんから、特殊な人を除いてだーれも丹田なんか開いておりませんので、血流量にもなんの影響もありませんから、腸が長かろうが短かろうが氣の量にはたいした影響もないわけであります。
まあ、氣の量ということに関しては、これも象気功の「タントウコウ」の章で解説しているとおり、氣の量は「遅筋」の量とも深く関連しておりますので、筋肉の総量が格段に多い身体の大きな欧米人の方が氣が溢れている場合も多いのであります。
「近代以降は西洋の文化・文明・政治」が「文化」はともかくとして、日本など「一部」の「地域に対し大きな影響力を与えて」いるわけですが、まあ、氣や精神文化を中心としてきた東洋の「一部の諸国」にとって、即物的即効効果のある医学、工業あるいは軍事などの西洋文明の影響は新鮮で衝撃的でありましたので、まあ、とくにおちょーしもんの日本人の大半は生活様式まで変化して、現在では結婚式なんかは、仏前式はゆーまでもなく、神前式、三々九度も消滅寸前で、クリスチャンでもないのにおにーちゃんおねーちゃんのほとんど全員がチャーチで片言の外人神父の前でバカ丸出しで結婚を誓ってキスしたりしているわけでありますが、まあ、それがいいかどうかは別にして、このようなおちょーしもんではなく、西洋文明あるいは文化に付和雷同せず、自国の文化を大事にしている東洋人の国家国民もたくさん存在するのはご存知のとおりであります。