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            | 名前:底無しの青空 |  
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 このハンドルネームみたいな境地になったことがあります。
 
 頭はスッキリで、冷静すぎて自分で自分が怖い。
 
 人の顔を見れば何を思っているのかわかってしまい、心は晴れ晴れとして青空の様・・・。
 
 クンダリニとかにはあんまり興味はありません。
 
 あの境地に帰りたいだけです。
 
 他のサイトにもテクニックは載っていますが、ハートの方が大事な気がします。
 
 
 
 
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            | お答え 象師匠
 
 ご質問の「底なしの青空」状態にはあたしも何度かなったことがありますが、この状態になんでなるかということは最近、科学的にかなりわかってきています。
 
 もう大分前になりますが、某国営放送でも特集しておりましたが、これは脳内ホルモンの放出と関係あるそうであります。
 
 まあ、たとえば修験道の行者なんかが荒行や苦行をしたり、あるいは瞑想やヨーガや禅なんかで強いアルファー波が出たときには、脳内物質のβーエンドルフィンが放出されるのであります。
 
 このβーエンドルフィンは脳内麻薬といわれ、モルヒネに大変構造が似ています。
 
 なにしろ脳内麻薬でありますから、それが放出された日にゃものすごく気持ちがいいわけです。
 
 それでβーエンドルフィンが放出されるとギャバ神経が抑制されてドーパミンが放出され易くなります。
 
 このドーパミンは快感と覚醒作用をもたらしますが、これが多すぎる状態は統合失調症(精神分裂病)と同様の幻覚やパラノイアの症状がおきたりします。
 
 また、ドーパミンが多すぎるとそれを抑制するために脳内物質のセロトニンが働き出します。
 
 セロトニンは強力な精神安定作用と落ち着きをもたらします。
 
 
 大体おわかりのことと思いますが、それでこの「底なしの青空」状態のときは、まあ、人によってかなり差はありますが、「頭はスッキリで、冷静すぎて自分で自分が怖い。人の顔を見れば何を思っているのかわかってしまい、心は晴れ晴れとして青空の様・・・。」の状態になるわけです。
 
 ようするに麻薬打ってシャブ打って、落ち着いたクルクルパーの状態なわけであります。
 
 それでカリキュラムを作って、この体験をシロートさんに一度させますと、「これはすごい、神の領域だ、このお師匠様に全財産お布施して出家して一生仕えよう」なんてことで大学教授や医者なんて結構な知識人までもが思いっきりひっかかってみなさん人生を棒に振ったりしています。
 
 
 
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