象気功

気功修練

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回答室


霊について
名前:ユウ  
象師匠さまはじめまして。
ブックマークに登録させていただいて、毎日せっせと真言を唱えさせて
頂いております。効果についてはまた今度報告させていただきたいと思います。

質問なのですが、霊について質問させていただきたいと思います。
霊というのは、人の「無意識下での想念」であるということなのですが、
たとえばAさんという病気の方がいたとします。そのAさんは「無意識下での想念」で、
健康でお金持ちのBさんに強い嫉妬心を抱いていたとします。
BさんのところにはAさんの生霊(っといっても想念)がうろつくことになると思います。
しかし病気が進行して、Aさんがなくなったとすると、「無意識下での想念」は消失し、その時点で
Aさんの生霊はBさんの所から消滅するっということになると思います。
象師匠さまの言われる無意識がユングの説く集合的無意識とイコールであるとしてしまうと、
Aさんが死んだとしても集合的無意識の個々の無意識を超えた深い部分にAさんの「無意識下での想念」が残って
しまう可能性が出てきてしまいます。これがいわゆる死霊にあたる部分になってしまう可能性はないのか??っというのが
質問なのですが、
無意識っというのは、集合的無意識としての無意識なのか、それとも個人個人、個別に存在していて、死ねば
他に影響がない領域の無意識を指しておられるのか、の前提条件が明確でない段階で質問させて
頂いていますので、前提条件が間違っておられれば間違っていると言っていただけると大変ありがたいです。


お答え
象師匠  
まあ、なんですねえ、あたしはユングさんにお会いしたわけじゃありませんので、あたしの神さんのお授けである「無意識下の想念」と「集合的無意識」が同じかどうかはなんとも申し上げられませんが、象気功では「無意識下の想念」とは別に「無意識下の共通部分」というお授けがあるのであります。
それで、まあ、考え方によれば「無意識下の共通部分」は「無意識下の想念」に含まれるわけですが、ユングさんにお会いしてないので、その心意は解りませんが、ユングさんのおっしゃられる「集合的無意識」は象気功でいう「無意識下の共通部分」に相当するかもしれませんねえ。
いずれにしても象気功で申し上げていることは、あたしの神からの答えでありますので、ユングさんのおっしゃられていることと「イコール」であることは何もないわけですので基本的に「前提条件が間違って」いるわけです。
それでまあ、象気功的に解説しますと、脳の何をやっているかわからない部分で造り出された「無意識下の想念」はあなたの言葉を借りれば「個人個人、個別に存在」しており、それは「無意識下の共通部分」でつながっているわけです。
ですから、「生きている」時点では他者との「共通部分」でつながっているわけですが、脳が停止した時点でその共通部分も消失しますので、「無意識下の想念」も「無意識下の共通部分」も消失しますから、無意識下の想念によって造り出された「念障」も「霊」も消失してしまうわけです。
ですから、あなたのいう「集合的無意識の個々の無意識を超えた深い部分」というのは、象気功でいう「無意識下の想念によるこの世を構成している事象の基本的共通部分」ということに一部分で相当すると思うのでありますが、脳が停止するとともに『Aさんの「無意識下での想念」』は「事象の基本的共通部分」ともつながっている「無意識下の共通部分」が消失しますので、「死霊」としては「残らない」のであります。
しかし、まあ、「念障」にしても、あるいはそれを感知したことによる自ら起こす「返り念障」などは、他者の死後も自分の脳に影響を残すことになりますので、「集合的無意識の個々の無意識を超えた深い部分」かどうかは別にして、死者の影響が生きているものの脳に影響を残す可能性はもちろんあるわけですので、それがいわゆる「死者の祟り」といえば言えなくもないわけです。
ご理解いただけましたでしょうか。


Re: 霊について
名前:ユウ   
お忙しい中で、丁寧なレスありがとうございます。
100%の理解はもちろんできておりませんが、幾分引っかかっていた
ことが解消できました。あとは、自らの象気功の実践体験を通して
探していけたらいいなと思います。
ありがとうございました。