お歳暮
まあ、今日は暮れの28日ということであるが、さっき、某カルチャーの生徒さんからお歳暮が来たのである。
20㎝四方で厚さ3㎝ぐらいの薄い箱の中身は小さなおかきを大事そうに和紙調の袋に入れた、おかき30袋の詰め合わせである。
某柿○とかなんとゆーメーカーであるのである。
まあ、あたしの育ちからすると、おかきやせんべいなんちゅーもんは、ごく庶民的な食いもんであるので、贈答品にはどうかと思うのであるが、まあ、けっこうギフト売り場にはたくさんあるので、下世話なあたしはさっそくネットで調べてみたらば、これなんと、5000円であるのである。
こっこれはびっくり、小さなおかき30袋の詰め合わせが5000円である。
消費税込みで5250円であるのである。
うううう、まあ、きっと、生徒さんは選びに選んで試食をしたりして「ああ、これならうまい」てなことでこれになったと思うので、お気持ちを考えるとありがたいこってであるのであるが、しかし、5250円もするなら、おかきやせんべいでなくもう少しなんとかならんもんでありましょうか。
実はもうこのおかきやせんべいのお歳暮はこれで今年4個目であるのである。
そうはいっても、食わないと賞味期限消費期限もあるご時世であるので、客にも出せなくなるので必死で食うわけである。
しかし、食後のデザートがおかきやせんべいでは、うるち米を食った後にまたうるち米やもち米を食うてなことであるので、米ばっかり食ってるわけである。
どうせギフトコーナーから贈るのであるから、重さは関係ないのであるから、5000円もするなら、いい酒にするとか、ササニシキ10㎏にするとか、いいハムにするとか、カニの生鮮ギフトとか、いろいろ選択肢はあると思うのに、皆さんこぞってせんべいの詰め合わせであるのは、人間は時間によって同じ行動をするということであるので、皆さん、同じ時間にギフトコーナーに行ってるんでしょうか。
ううむ、このおかきせんべい集中攻撃には、さすがにあたしの念力でもどうにもならんし、真言も神頼みも祈祷も効かないのである。
まあ、ちなみに、某柿○さんのおっしゃるにはおかきとせんべいの違いは、おかきは鏡餅を割って食ったことによるのが始まりで、だから、もち米であるのであるが、せんべいは基本的にはうるち米であるそうである。
そんな豆知識はいらんというお声も聞こえてくるのであるが、ううう、まとまらなくなってしまった。
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