大声 まあ、先日はガストでかわいいウエイトレスのおねーちゃんに、「声が大きいから静かにしてください」と怒られたのである。 あたしは普段から複式呼吸が癖になっているせいか、舞台役者の複式呼吸による発声同様の声のようであるのかどうなのか、とにかく大声らしいのである。 それで、他の客の迷惑にならないようにひそひそと話しをしていたのであるが、それでも端(はし)の方でお勉強をしていたおにーさんが「ああ、うるさい、勉強できない」てな顔でにらむのである。 そんなに大きいのかと数人いた友人の1人に聞いてみたら、「ひそひそ話でもトイレに行こうとするとあんたの声だけが聞こえる」というご意見であるのである。 まあ、昔からあたしの声は「内緒話のできない声」といわれるのであるが、あたしは内緒話のつもりでも周囲には筒抜けであるので、内緒話ではなく密談も講演会になってしまっているわけである。 それで、同じ店内に高校生やおばさんの元気な団体の皆さんが来るとものすごく安心するのである。 この皆さんはあたし同様にわめくどなるで店内はもうBGMも聞こえない大騒ぎとなるので、あたしが普通に話してもウエイトレスのかわいいおねーちゃんに怒られることはないのである。 それでも、あたしでも負けるのは、お子様づれの若いおかーさまたちであるのである。 日本では「子供のしつけ」という言葉は死語で、動物を野放し状態であるので、叫ぶは走るはソファで跳ねるは、もう、店内はサル山状態になるので、さすがにあたしも「ああ、うるさい」と思うのであるが、まあ、普段は他の客にあたしもこの動物野放し同様に「ああ、うるさい」と思われているわけである。 つーことでひとつ。 |