脳疲労 ううむ、脳がだめだ、ぜんぜん働かない。 つまり、脳がもういやだから、お休みしたいといってるわけであるが、これで、さらに今日も酷使すると脳はどうなるのかね。 まあ、脳の場合は使えば使うほど、その部位の機能がよろしくなるとは思うが、やっぱりこれも程度の問題で、過ぎたるはおよばざらるがごとしで、オーバーヒートするだろうね。 しかし、もちろん脳も使わないとそのまま退化萎縮して、どんどんおつむも体もパフォーマンスが落ちてくるのは当たりまえだろうから、なんとか、無理をしたいもんである。 つーことは、使いすぎるとオーバートレーニングということかね。 まあ、あたしの子供のころの古い友人がそのころお東大を目指して猛烈な勢いでお勉強にこれでもかと励んでいたらば、ある日突然お熱が出て、そのまま入院して、帰ってきたらばすっかり近所のバカになっていて、言ってることも幼児のようで、「うへえ、こりゃとんでもないことになってる、かわいそうに」なんて同情することしきりであったのであるが、その近所のバカのまま簡単に某けーおーにご入学なさったので、これ、お熱が出なけりゃいったいどのくらい、記憶力や理解力が突出していたのかと思うと、やっぱり過ぎたるは及ばざるのである。 その友人のお兄さんはそんなに優秀ではなかったのであるが、やっぱり某けーおーをご卒業になって、そのころビルの下の貸し店舗で、米軍相手のライブハウスという名の酒場を自分でとんかんとんかん作ってやっていたので、あたしも昼間そこに行って、ただでその近所のバカとお兄さんと遊んでいたのである。 だから、脳の使いすぎというとその友人をいつも思い出すのであるが、まあ、あたしの座右の銘は「だいたいよければいいじゃないか」と「てきとー」と「どうせ死ぬんだ」であるので、そうなることはないのであるが、この年齢になると、なんとか100歳まで脳の萎縮をさせない方法というのをいーろいろ考えるのである。 まあ、あたしは何人かの霊能者と言い張るぱーの人にこぞって、「あなたは92歳までは何をやっても死なない」といわれているのであるが、まあ、あたしもその通りであると思うし、あたしの親族の平均寿命をみると、喫煙しない場合はどう考えても、105歳ぐらいまでは生きるのは目に見えているので健康診断も受けないのであるが、それまでなんとか脳を現在のまま保ちたいと思うのが人情であるのである。 それで、まあ、脳疲労の限界を知るのに、脳の疲労度のチェックをしてみると、 1、夜中に目が覚めるときがある、意味も無く早く起きてしまう。「いいえ、午後10時に寝て、午前2時に起きるので、眠ってんだか起きてんだかわかりません」 2、寝つきがすごく悪い。「いいえ、午後10時に寝て、午前2時に起きるので、眠ってるかどうかもわからないので、寝つきがいいかどうかわかりません」 3、食事をぜんぜんおいしいと思えない。「いいえ、熱が39度あっても、胃痙攣でも食事はいつもものすごくおいしいです」 4、いつも便秘する。「いいえ、食事のときに大量に水を飲むので便通はいつも快調です」 5、体を使わないのにへろへろだ。「はい、いつもへろへろですが、これは寝ていないせいなのか、運動のしすぎなのか、脳疲労なのか判断がつきません」 6、気持ちがいつも沈んでいる。「いいえ、いつもハイテンションで、声が大きくて飲食店などではいつも注意されます」 7、希望が持てない。「いいえ、世界一の大金持ちになりたい、おねーちゃんをたーくさん集めてハーレムを作りたいなど、いろいろ希望がありすぎて、書ききれません」 8、思考がまとまらない。「はい、このところ、コーヒーを3杯飲んで、コーラをがぶがぶ飲んで、ドリンク剤を1本飲まないと脳が動き出しません。 9、いつもイラつく。「いいえ、総てがどーでもいいので、イラつくことはありません」 10、自分はろくな人間じゃないと思う。「はい、いつも女風呂をのぞきたいなんて真剣に考えていますので、冷静に考えて、ろくな人間じゃないと思います」 つーことで、「はい」が3つなので、脳の疲労度はそんなにひどいということはないということになるわけである。 |