象気功

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無意識下の想念について
名前:のうまっく   
象師匠、また質問よろしくお願いします。

四股踏みのおかげで、昔と比べると格段に調子の良い状態が続いています。
ありがとうございます。

ただ、やはり時々すごく調子の悪い日があり(具体的には頭の回転が悪い、テンションが低い、おどおどするなど)
どうしたものかと思っていました。

そんな時「十三佛真言身体発霊光法次第」を軽い気持ちで唱えたところ、結構快調になりました。
正直、こんな短い言葉を13種類となえるだけで良くなるとは思っていませんでした。
すいません・・・。
これは気のせいではなく真言効果によって除霊された結果と考えて良いでしょうか?


あともう一つ、上に関連した質問をさせて下さい。
私はもともと、人を恨んだり嫌ったりねたんだりしやすい人間のようです。
こんな嫌らしい性格を認めたくはなかったのですが、象気功に出会って反省するようになりました。
そりゃ、人生も上手くいきません。

それで反省した結果、恨んだり怒ったりねたんだりした時にすぐに真言を唱えて、できるだけ
考えを反らすように努力するようになりました。でもこれって表層意識での抵抗ですよね。

よく象師匠は、人間の脳の何をやっているか分からないところで作り出された想念によって
がんじがらめになっているとおっしゃっています。という事は、抵抗むなしく無意識下の想念の
産物が身体に重くのしかかっているのでしょうか?

とても長い質問になって申し訳ありませんがよろしくお願い致します。


お答え
象師匠  
まあ、そうですね、『そんな時「十三佛真言身体発霊光法次第」を軽い気持ちで唱えたところ、結構快調になりました。』というのは、除霊効果云々はともかくとして、十三佛真言で解説しておりますが、これらの真言は身体全身の部位を開くようにできておりますので、それを全部唱えると、全身の氣道が開き、血流がよくなり、身体は快調になるわけです。
これは、もちろん除霊効果もありますが、まあ、「除霊」の章でも解説しておりますが、実際には霊なんてもんの障りは、気にしなきゃどーってことないもんでありますので、それよりも、身体の血流、血行は健康上、実際にものすごく重要ですので、そちらの方に意識を向けた方が正解であります。
それで、次のご質問の「真言を唱えた場合」には「表層意識での抵抗」ではありません。
怒りを静めようと思って「真言を唱えよう」と思ったこと自体は「表層意識での抵抗」でありますが、それを実際に行動に移して、「真言を唱えた場合」の身体への影響、氣道への影響、しいては脳への影響は、そのときの「表層意識」とは無関に身体の部位の氣道を開き、脳のその部位へダイレクトに影響を与えるのであります。
もちろん人間はDNAによって親、先祖からのDNAによる脳の無意識下の想念により、あなたが、今、自分で意識していると思っていること、あるいは「こうしよう」なんて「思う」意識も、実はあなたが「思っている」ことではなく、無意識下の想念、つまり「深層意識」が勝手に「そう思うように決定している」のであります。
ですから、あなたの努力のかいもなく人生はどんどんあなたの「思わぬ方向」へ行ったり、あなたの「思うように」ならないわけであります。
それで、日々あなたは「恨んだり怒ったりねたんだり」するわけですが、それをそのまま放置しますと、脳の「恨んだり怒ったりねたんだり」する部分がどんどん大きくなるわけですが、脳のキャパシティは同じでありますので、その肥大化に押されたその他のものごとを良い方向に向ける部分は小さくなりますので、「人を恨んだり嫌ったりねたんだりしやすい人間」になるわけです。
つまり、これ、ご質問のように、親、先祖から引き継がれたDNAよる「無意識下の想念」によりあなたの「表層意識」さえ決定されておりますので、「がんじがらめ」になって「抵抗むなしく無意識下の想念の産物が身体に重くのしかかっている」わけです。
それで、この「無意識下の想念」を「意識」によって変えようと思っても、その「意識」が「無意識下の想念」によって造り出されたものでありますので、造り出されたものが造り出したものを変えるのは不可能であるわけです。
ですから、いくら憎むのを止めようと思ってもどんどん憎んで返り念障のだだかぶりとなり人生はどつぼのずんどこに皆さんはまり込んでパソコンの前で泣いておられるわけであります。
しかし、「無意識下の想念」は「意識」ではよほどのことが無い限り変わりませんが、「身体」を変えることにより、それに大きな影響を与えることができるのであります。
その身体を変える方法を、現在の「四股」「水垢離」まで、象気功はあーでもないこーでもあると、これでもかと解説しているわけです。
真言もそのひとつの方法であるわけです。
ご理解いただけましたでしょうか。


Re: 無意識下の想念について
名前:のうまっく  
ご回答ありがとうございます。
頭で考えずに四股、水垢離を続けて無意識下の想念に抵抗していきます。

象気功に出会ってから血行、血流の大切さが身にしみて分かるようになりました。
全細胞にくまなく行き渡らせる事が重要だと。この全細胞ってところがポイントであり
難しいところだと思います。

今後も更新楽しみにしてます。