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水垢離は全身に気を通す事にはマイナスなのでしょうか?
名前:匿名さん
こんばんは。毎度質問にお答え頂きありがとうございます。

恐縮ではありますが、新たに一点質問させて頂きたいと思います。

周天法および周天法2では全身に気を通すとありましたが、これは丹田の作り方で解説されていた水垢離とは対極の技術だと感じました。

私は気感をほとんど持ちませんが冷水を浴びた後は腹の辺りだけが真っ赤になるので、仰るとおり、体幹部に血流が集中するというのは良く解りました。

四股踏みや腹圧をかける練習方法は筋肉を鍛えて毛細血管を増やし、発生する気を増加させようというのですから全身に気を通す上でプラスになると思います。
しかし、水垢離は冷刺激によって強制的に四肢や頭部
の血管を収縮し体幹部の血流を増加させる方法だとするなら仰る通りあくまで丹田を作る方法であって、全身に気を巡らす事に対してマイナスに作用するのでは(かえって四肢の気道を塞ぐ)?と思いました。

水垢離は全身に気を通す事(全身の気道を開く事)にはマイナスなのでしょうか?それとも水垢離による血流の集中は一時的なものであって長い目で見れば水垢離によって丹田を開いた方が全身に気を通す上でプラスになるのでしょうか?

長くなりましたが、宜しくお願い致します。



お答え
象師匠  
「水垢離」は、まあ、医学的には自律神経の調整になり、多少の健康効果もありますが、象気功の水垢離の章で紹介しているような方法は、刺激が激烈で、身体によいことは何もありません。
ただ、あたしが長期に渡って試した結果、「丹田ができる」ということであります。
「水垢離は全身に気を通す事(全身の気道を開く事)にはマイナス」ではありませんが、「水垢離による血流の集中は一時的なものであって長い目で見れば水垢離によって丹田を開いた方
が全身に気を通す上でプラスになる」ということでもありません。
まあ、やらないよりはやった方が「丹田ができる」ということであります。