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名前:いちさもん |
高野山の霊宝館では、現在密教法具の展示をしておりまして、
それに先日いってきました。
そこでの体験なのですが、
ガラスケースに安置されている五鈷杵の先端部分の延長線上にあたる空間をてのひらでなぞってみると、なにか、もやっとするものをてのひらで感じることができました。
目をつぶり、手を上から下におろすと、やはり五鈷杵の先端部分の延長線上にあたると同じように、もあっとした空間の厚みを感じるということがありました。
これはどういうことなのでしょうか?
また、友達に何か感じたら教えてねと、目をつぶらせ、手のひらをこちらにむけさせ、手のひらに向かって三鈷杵の先端をくるくるっとまわしたところ、ん、なんか感じるということで、おーーーっとおもしろ実験であそんでみました。
これらについて、
どのような現象がおきているのかというのと、
密教法具をつかってこんなことが出来るというような使用例などあれば教えてもらいたいです。
よろしくお願いします。
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お答え |
象師匠 |
今、あたしの手元にもあたしの家の菩提寺の出入りの仏具屋さんから買った五鈷杵が2本ありますが、その「五鈷杵の先端部分の延長線上にあたる空間をてのひらでなぞって」みても、手の平にたいした反応はありませんが、あたしの「人差し指の先端部の延長戦上」からは手の平にものすごい反応があります。
それで、五鈷杵を右手に持ってそれに氣を送りながら、左手の手の平の中央辺りをなぞってみると、「人差し指の先端部」と同様にものすごい氣が出ているのであります。
つまり、独鈷、金剛杵のタグイはそれ自体が氣を産むということではなく、人間がそれを持ち、その氣を集約してその先から発するというお道具であるわけです。
それで、あたしの友人の気功治療師は、アルミの細い棒を持ち、その先から氣を発して治療しておりますが、まあ、目的は違え、原理は同様であるわけです。
ただ、独鈷、金剛杵などは、金属でできておりますので、金属は屋内では、当然その周囲に電力の配線があるわけですので、それによって帯電し、磁気も帯びるわけですので、敏感な手の平の中央の労宮あたりでは、「なにか、もやっとするものをてのひらで感じること」も当然ありますが、まあ、なんの意味もございませんので、神懸りなことは期待しない方がよろしいと思いますねえ。
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