◆氣の抗酸化作用 ううむ、まあ、なんだ、氣の抗酸化作用だ。 老化というのは細胞の酸化とゆーことであるわけである。 その細胞の酸化の代表のひとつが、顔のシミであるのである。 さらにシミがこじれるとまっ黒けのホクロ状になるのである。 10代20代はならともかく、中高年を過ぎると顔のあちこちがシミだらけになって、さらにホクロが増えてくるのである。 あたしもご立派な中高年代表のおっさんであるので、顔じゅうがシミとホクロのコラボレーションで、これ、見方によっては老人斑てな趣きの危機的悲劇的な状況であったのである。 それで、一番の悩みであったのが、右目の下にあったホクロであったのである。 いわゆる泣きボクロであるのである。 男も顔が命という我が家の家訓に照らし合わせても、どうもこれ、しんき臭くて貧乏くさくて、美容クリニックにご来院なされて、レーザー治療で取ってしまおうと思ったのであるが、レーザーは目の近くはヤバイてなご意見も聞いたので、いまひとつ踏みきれなかったのである。 それで、まあ、ネットでこの象気功を始めてから、それまでものすごくテキトーだった気功法を本格的に再開して、なにしろ元々が生まれついての史上最強の霊能者であるので、ぐいぐい氣のレベルが上がって、太極拳を行うと、手が硬く頑丈な重い鉄扉を押すがごとくに強い氣を感じる状態になってきたのである。 そうこうしてるうちに、その泣きボクロの上部がぶくぶくと泡立つように膨らんで、そのうち剥がれて、しまいには完全に無くなってしまったのである。 これにはさすがのあたしもびっくり仰天したのであるが、その当時はレスベラトロールにも凝って毎日500mgを飲んでいたので、これはレスベラトロールの効き目かと思っていたのであるが、その後、レスベラトロールにすっかり飽きて、久しく飲まなくった現在でも、さらにいくつかのホクロが剥がれ落ちてなくなってきているのである。 シミも同様に薄くなって、象師匠のお顔が少年時代のように大変お美しくなられた昨今であるのである。 気が付くと、お若いころの海水浴やスポーツの際に紫外線の影響でメラニン色素が寄り集まってできたと思われる腕のホクロもどんどん消えて、ほとんど無くなってしまったのである。 この原因はなへんにありやとつらつら鑑みるに、氣の抗酸化作用としか考えられないのである。 シミやホクロが活性酸素による皮膚の酸化あるいは体内毒素の表出と考えると、それを氣の抗酸化作用により、消し去っていると考えるとつじつまがあうのである。 もちろん、これは仮説であるので、医学的根拠もなにもあったもんではないので、誰にでも当てはまることではないとは思うが、気功法を正しく行い、氣のレベルが高まると、誰にでも起きる現象である可能性はあるのである。 ご存知の通り、まともに氣に関して研究する学者もおられないので、パ~の言ったもん勝ち言いたい放題がまかり通って、現在に至っても、実際には何が何だかわからん状態であるのであるが、「氣」を極限まで高めたら、いったいどうなるとかということが、目下のあたしの興味の中心であるのである。 まあ、しかし、極限まで高めてもたいして役に立たない可能性も十分に想像に難くないので、そこはそれ、なにごとも神の思し召しの範囲内のお楽しみであるのである。 もしかすると、神のお告げで象形流美容気功という分野を開拓しているのかもしれないのであるが、なにしろ神のお告げだけにどーだかわかったもんじゃないのはゆーまでもないことであるのである。 てなことでひとつ。 完。 |