象気功

気功修練

気の悩み相談室
回答室


気道の穴について
名前:ふりーまん  
師匠、質問いたします。

『まあ、風邪は別にして、たとえば、内臓なんかのどこかが悪くなると気道に穴が開いちゃうのね。

これって、結構重要な内容だな。

あのほら、つまり、風船に穴が空いたみたいな感じね。

身体に気道という細い風船が張り巡らされていて、それが体中の臓器や器官につながっているわけだからね、その一箇所に穴が空くと、プシューって感じで全体の気が抜けてへにょへにょになるわけである。

穴が空いてるから、まあ、たとえば丹田に意識を送って気を出しても、漏れちゃうから、どうも元気がなくて、声も小さくて力がなくなっちゃうわけである』


とありますが、それでは病院に行って体の悪いところを治療すれば、それにつれて自然と気道の穴もふさがるのでしょうか?
肉体ではなくて気道のほうに直接働きかけて穴をふさぐ方法はありますか?
あとですね、自分は実年齢よりも顔も体もずっと若々しく、睡眠時間も短くても平気で、体も柔らかく体力もあり、手足の末端までいつも血行が良く体ポカポカで寒さにも強く胃腸もまあ強いほうなのですが、なぜか昔から精力的にイマイチなんですよ。食物、サプリメント、精力アップのエクササイズや呼吸法、もちろん真言も唱えています。丹田に暖かさは常に感じているんですが、どうも精力的には効果が薄かったんです。
どこかの気道に穴があいているんでしょうかね。それともそういう生まれついてのDNAなのでしょうか?


お答え
象師匠
まあ、そうですね、「病院に行って体の悪いところを治療すればそれにつれて」、病気が「完治」すれば、「気道の穴もふさがる」わけですが、「肉体ではなくて気道のほうに直接働きかけて穴をふさぐ方法は」ありません。
いつも言うように、病気の場合は、まあ、現在の医療の諸問題はともかくとして、氣や真言、祈祷、占い、インチキ民間療法などの役にも立たないくだらないものに頼らずに、適切な専門医師の診断を受けその指示に従い治療することをお薦めいたします。
それでまあ、精力については本人の思い込みしだいでありますので、何が基準というわけでもありませんので、あなたの基準によるわけです。
それが1日3回できないと弱いのか、毎日できないと弱いのか、1週間に何回できないと弱いのか、月に何回できないと弱いのか、年に何回なのか、基準が個人の思い込みであるわけです。
まあ、一般的に夫婦の場合、欧米人は週3回で、日本人は月2回だなんでいう統計もありますが、これは夫婦関係の欧米と日本の差がありますので、ぜんぜん鵜呑みにできる統計でもありません。
ですから、強い弱いのあてにならない統計を基準にせずに、あなたの精力を知り、その範囲内でそれをコントロールすることがあなたの能力を最大限に発揮する方法であるわけです。
それでも、どうしてもご自分の精力が体力に比較して異常に弱いと思うのであれば、これはもちろん、前述のように、専門医師にご相談されることをお薦めいたします。