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ダイエット


まあ、日本も不景気とはいえ食事の事情はデフレで大変よろしく、どうしても食べすぎ飲みすぎで、どなたも太るのはものすごく簡単でも、痩せるのは至難の技であるのである。

もうだいぶ前からメタボなんて言葉が浸透しているぐらい、社会問題でもあるわけである。

ダイエットについてはいーろいろ百花繚乱で何がいいのか判断に困るぐらいであるのであるが、まあ、実はあたしは20年ぐらい前に仕事の関係で動かないで毎日暴飲暴食してたらとんでもなく膨張して、55kgだった体重が90㎏を超えて100㎏になりそうになったのであるが、それでまあ、とにかくこれでは早晩死んじゃうだろうということで、ダイエットをして、40㎏体重を落とした経験があるのである。

まあ、それで、そのダイエット法というのは、食物油をできるだけ使わずに、肉類の油が多いものは湯がいて油抜きをして、ご飯はお粥で、野菜を多くして、1日1600kカロリー程度にして、毎日2時間ジョギングという名のウォーキングをしたのである。

これは面白いように体重が落ちて、2年足らずで40㎏も落ちたわけであるが、まあ、つまり、ダイエットは単純に摂取カロリーよりも消費カロリーが多ければ痩せるということであるのである。

それで、問題になるのはリバウンドであるのである。

人間は極端に摂取カロリーを減らすと身体がそれになれて、食事量が少なくても生きていける身体になってしまうのである。

つまり、車にたとえるとエコカーのように燃費がよくなってしまうのである。

それで、減食して痩せた後に以前の食事に戻すと、少ない量でも身体は十分生きていけるようになっておりますから、残った栄養分が脂肪として蓄えられて、あっというまにダイエットをする前よりもさらに肥満してしまうのである。

これが「リバウンド」であるのである。

それで、びっくりしてまた極端に減食してダイエットをすると、同様のリバウンドでさらに肥満するというのを繰り返して、リバウンドサイクルにハマってとんでもないデブになってる女性が多々おられるわけである。

それで、摂取カロリーを減らしても、消費カロリーを減らさない方法は運動による「筋肉の増量」であるのである。

摂取カロリーを極端に減らすと脂肪も落ちるが、いっしょに筋肉量も落ちてしまうので、基礎代謝も落ちてしまうのである。

ダイエットにはこの「基礎代謝」が問題であるのである。

だから、適度な食事制限と運動をセットで行って、筋肉量を増やすことがリバウンドサイクルにはまり込まない条件であるのである。

また、食事時間も大変重要である。

午後6時以降の食事は例の脂肪取り込みホルモンのBMAL1の放出が多くなるのである。

午後10時を過ぎて食事をすると、BMAL1が怒涛の放出で、ものすごい勢いで食べたものは脂肪として蓄積されるのである。

おいらはネットオタクだから夜型であるなんていばってないで、食事は朝型に変えなくてはいけないのである。

肥満が国家的な大問題のアメリカでは州によっては「炭酸飲料税」なんてもんをかけて、砂糖水のコーラや炭酸飲料に税金をかけて税収アップと肥満解消をセットで実施しているところもあると先日TVのニュースで聞き流したのであるが、油と合わせて砂糖が肥満の大きな原因であるのはご存知のとおりである。

しかし、油料理が中心の中華料理の本家本元の中国では、それほど肥満が大問題にはなっていないのである。

これは、中国では食事のあとデザートと称する大量の砂糖の塊やコーヒー、紅茶と称する砂糖水を飲まずに、ウーロン茶やプーアール茶などの砂糖なしの茶類を飲むからだそうである。

肥満の専門家によると、油と砂糖を一緒にとると肥満のコラボレーションになって、一気に肥満が加速するそうである。

また、食べ方も問題である。

消化吸収が早くいっきに血糖値が上がると、インシュリンが怒涛の放出で、食べた糖質はすぐ脂肪に変わるので、ゆっくり吸収するように、消化の悪い野菜類を先に食べて、ご飯や麺類などの炭水化物を後から野菜などの消化の悪いものとまぜこぜで食べるようにすると、食事による消化のエネルギー消費で脂肪が燃えやすい身体になるのも含めて、脂肪を蓄積しにくくなるのである。

まあ、次に運動であるわけであるが、これ、毎日2時間歩けばどんな状態でもダイエットに効果は激甚であるのであるが、それがめんどくさいのであれば、部屋でやるテレビを見ながらの踏み台昇降がお奨めである。

これ、15cmぐらいの低い踏み台があればなんでもいいのである。

これをテレビを見ながら1日20分以上、左右の足が交互になるようにらくーに昇降すればそれなりに基礎代謝に大きな影響を与える腰から下の大きな筋肉を増量しますから、大変効果があるのである。

まあ、以上のことを頭に入れておけば肥満は防げるわけであるが、食べ過ぎれば何をやっても無意味であるのはいうまでもないことであるのである。

まあ、ちなみに今、タニタの体脂肪計付き体重計であたしの体脂肪率を計ったら16%であるので、筋肉量は減っていないわけであるし、脂肪燃焼効率のよろしい身体であるわけであるが、運動は毎日これでもかとたーくさんしているのである。



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