経済象源論




クレジットカード2


それで、まあ、クレジットカードの2回目である。

まあ、前回書いたように、あたしは根がいいかげんなので、毎回、カードの裏のサインを間違えてひどい状態になってしまうのであるが、今持ってるカードの場合は最初はボールペンで書いたら、それがしばらくしたら薄くなってなってきたので、その上を油性のサインペンの細いのでなぞったらぜんぜん違う線になって、しょーがないのでさらにもっと太い油性のサインペンでなぞったらさらに違う線で、それを修正しようとさらにむちゃくちゃになって、とてもサインとは言えない状態で使用してたのである。

しかし、ディスカウントストアーでもドラッグストアーでも電気屋でも衣料品店でも別に裏のサインを見られるなんて事はなくて、なんの問題もなく使用していたのである。

まあ、今回このネタを書いていて、改めてサインを見てみるといくらなんでもとてもサインに見えん状態であるので、これはひとつカード会社に聞いてみようとゆーことで電話してみたら、「御用件に合った番号を押してね」なんて案内どおりに、「その他」の番号を選択したら、「ゴールドカードカウンターの〇上です」という、大変ようすのいいお声のおねーさんが出たのである。

さすがはゴールドカードである。

だてに手数料をとられていないのである。

ものすごく、ご丁寧きわまりない対応である。

世の中はお金を払うと対応がものすごくよろしくなるのである。



それで、「あのー、サインがめっちゃくっちゃになったんですが、顔写真も付いてるから、これ、使ってて大丈夫ですよね?」と聞いたら、「それは、使用しないでください。新しいのをお作りしてお送りします」てなことを言われて、カードが送られて来るまで使えなくなってしまったのであるが、まあ、GSスタンドやセルフレジなんかはべつにサインを確認されないので、買い物をできるわけである。

まあ、考えてみれば、これ、完全なサイン書き直しだから、不正使用を疑われてもしょーがないだろうし、まあ、顔写真も10年ぐらい前のままなので、今とはかなり違うので、実際には疑えばキリがなかろうから、おねーさんのいうとおりであるのである。

また、以前はこのゴールドカードには表にあらかじめ登録したサインが顔写真といっしょに印刷されていたのであるが、それがどーゆー事情かいつの間にかなくなって、顔写真も裏側になってしまったのである。

まあ、いずれにしても、あたしはこのカードがないと身動き取れないので、不便この上ないのであるが、考えてみりゃ、アメリカでもあるまいに強盗に襲われる心配もないのであるから、現金を持ち歩いて払えばいいのであるが、現金ではポイントがたまらないのである。

ポイント集めが趣味のおばちゃんの気持ちがよくわかるのである。

大事な人生をポイント集めに神経を使うのはどーかと思うが、ゴールドカードはポイントが2倍であるのである。

だから、100円でもカードで払うのである。

ものすごくくだらない人生であるのであるが、楽しけりゃなんでもいいのである。




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