象気功
象気功

本日の御神託


放松功


ううむ、まあ、なんというか、身体の不思議は緩んでる時とそうでない時を比較するとより鮮明に感じられるのである。

その緩みは放松功などで気を全身にめぐらせたときに愕然とするぐらいそれまでの緊張による障りを実感するわけである。

まあ、いわば緊張が多くの病の基であるということも言えるわけである。


緊張は身体にも悪いし、その能力脳力を妨げる原因であるとわかっていても、これ、人間は何かことに臨むときは当然、緊張して真剣に対処しないと物事がうまく運ばない気がするのである。

たとえば、大勢の前で講演あるいはスピーチするなんてときは、どうしても失敗して笑われたりしないように、うまくできるようにと前日の晩から緊張して、夜も眠れず、当日はおつむが混乱して、さらに緊張してパニック状態で、ナーバスを通り越して何がなんだかわからなくなって、大失敗に終わることがあるわけであるが、これが、「まあ、てきとーでいいや、失敗しても笑いがとれる」と思えば、前日の夜もリラックスして熟睡したりして、当日は失敗していいわけであるから、てきとーにおもしろおかしく笑いもとれて講演、スピーチは大成功となるわけであるが、できない人はどーやってもこーやってもそれができないのは皆さんご経験の通りである。

あたしもここのところ、ちょっと大勢を前にして壇上で話さなければならないことがあって、その原稿を書いて準備したり練習したりしてたら、どーゆーわけか、だんだん左の鼻が猛烈に詰まリ出して、気道をいろいろ操作しても開かなくて、しまいには左の鼻の穴の周囲から左目の眼窩までが痛くなって、「うへえ、これは蓄膿症じゃねーのか、やばいねどうも」なんて思っていたのである。


それで、ふと気がついて、食事の後、テレビを見ながら放松功をやって、百会から緩みを足まで下ろしたら、ものすごい気が全身を緩ませるのがわかって、いっきに鼻づまりがとれて、左の鼻と目の周囲の痛みもいっきに雲散霧消したのである。

つまり、あたしは「どーでもいい」というのが人生の信条であるので、普段は緩みっぱなしであるので、体調がいいわけであるが、それでも、大勢を前にして失敗がシャレにならない場で話すことを前にして、それなりに緊張していたわけである。

本人がぜんぜんわからないのに、気道は固く凝固して、足から身体下部の気道を収縮させて、鼻の周囲の気道まで押し上げていたわけである。

このことが本人の思いとは関係なく、脳を含めた身体が勝手にやるので始末が悪いわけである。

自分で緊張するのはやめようなんて思っても、脳や身体は緊張をやめるなんてことはないのである。


放っておけばその緊張の場面に向かって際限なく緊張を加速するのである。

それが常態化して長く続けば、気道が固く閉じたままであるわけであるから、血液もリンパも流れが悪くなったり滞ったり詰ったりして内蔵にも問題が起きて、免疫力は低下して、がんも含めたいろいろな疾病に罹患することになるわけである。

たとえば「疲れ」は休めば回復するわけであるが、「緊張」は休んでも回復しないのである。

その緊張の原因が解消されなければ、本人にはまったく気づくことができない状態で気道は凝固して身体は内蔵などあちこちに支障が出て、がんや心臓病、脳梗塞を始めとした重大な病気に侵されることになるということが、今回のことでよーく実感できたのであるが、まあ、ぜんぜん緊張と無縁なおつむのちょーしが極楽状態の皆さんでもびょーきになるときはなるから、まあ、そこがなんともいえないところではあるのである。

神のありがたい采配であるのである。

まあ、でも、放松功は強い味方であるのである。

覚えておいて損はないのである。

一日一回放松功、一家に一台放松功であるのである。

「放松功ってなんだ?」とゆー人は象気功の「弛緩メソッド」をお読みいただきたい。

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