象気功

気功修練

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回答室


偏差と入静
名前:のすたる爺  
象師匠様、はじめまして。

とある事情で夢日記をつけはじめたことから偏差(霊障)を被ってしまい、気がわかるようになってしまったクルクルパーの一人です。

サハスーララチャクラを壊して統合失調症に近い不眠症が2年ほど続いておりますが、レム睡眠時に気功でいう入静状態に入ってしまうようで、毎日ではありませんがウトウトしているときにシャーンシャーンとした音とともにビリビリ静電気を帯びたように身体が痺れ、宇宙というか光というかそんなものが見えたりします。ビリビリ現象は半年位前から発現しました。

ここでは書けないような不思議な現象もいろいろ体験しております。
危ないと思って気功はしていないのですが、寝るだけでパーの才能がドンドン開発されてしまってアララな状態です。

ナニ系の病院で睡眠薬をもらって、ヒーラーさんに波動の手技で邪気を抜いてもらう治療を受けています。

調べてみると入静は睡眠とは違うと仰せの気功家、ヒーラーさんもいますが、必ずしもそうではないと思いますが、象師匠様はどのようにお考えですか。

偏差と入静につきましてもテーマとして取り上げていただけましたら幸いです。

よろしくお願いします。


お答え
象師匠   
まあ、偏差とは、気功やヨーガなどを過度にやりすぎたり、間違えた方法を無理にやったためなどから起きる問題、障害のことなわけです。
このご質問の文章を読む限り、あなたの場合、気功やヨーガをやりすぎたわけではなく、「夢日記」をつけて問題が発生しておりますので、偏差といえるのかどうかはなんとも言えないわけです。
それで、次のご質問ですが、まあ、気功では身体の緩んだ、リラックスした状態を「放鬆」(ほうしょう)と言い、心が緩んでリラックスして安定した状態を「入静」 (にゅうせい)と言うわけです。
しかし、「放鬆」にしても「入静」にしても、意識は覚醒しており、その意識によってその状態を導くわけでありますので、意識が覚醒している場合に限られるのであります。
睡眠や意識混濁、あるいは意識不明などの状態では、当然ですが、「放鬆」も「入静」も、その状態に入ることができないわけです。
ですから、もちろん「入静」と「睡眠」は違うわけです。
まあ、いずれにしても、気功、ヨーガなどで幻覚、幻聴、錯乱など精神的に問題が起きる場合には、もともと、精神的に問題がある場合が多いので、できればそのたぐいのことには近寄らずに、また、くだらないヒーラーなどに頼らず、現在通っておられる病院の医師にご相談されることをお薦めいたします。